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今日動いた株

2015/3/31(火)



 すてきナイス(8089)が急騰
199円(14円高、高値220円)

31日付の株式新聞は、大型株の一服で出遅れていた中・小型株に関心が向かう可能性があると指摘。同社株をはじめ、極東開発工業<7226>、日本セラミック<6929>などを取り上げている。

 同紙によると、すてきNは、消費増税や円安の影響に苦しみ15年3月期第3四半期(14年4−12月)で20億円の営業赤字と厳しい業績を余儀なくされているが、株価は過去2年の下値支持帯である180円台まで調整が進み、おおむね悪材料を織り込んだ水準に達したとみている。PBRが0.4倍台と割安で、突然急伸する材料株的な株価習性も見逃せないポイントとする。極東開は、国内事業が中心のため、円安寄与が見込まれず株価は相対的に伸び悩んでいると指摘。16年3月期は、タイ合弁事業による新生産拠点が稼働する予定のほか、企業の設備投資意識の高まりによる需要回復が期待されるという。日セラミックは、国内で独占的なシェアを持つ自動車のバックセンサー用の超音波センサーや、電気自動車・プラグインハイブリッド車用の電流センサーが世界的な自動車生産増を背景に、順調に拡大しているとしている

 象印(7965)がSTOP高
1419円(S高)

30日引け後、15年5月中間期(14年11月21日−15年5月20日)および15年11月期(14年11月21日−15年11月20日)の連結業績予想を上方修正し、好感されている。

 通期業績予想では、売上高が780億円から845億円(前期比10.0%増)へ、営業利益は39億円から71億円(同20.8%増)に引き上げられ、中間期の修正予想とともに一転して増益見通しとなる。なお、業績予想の前提となる想定為替レートは1ドル=115円から120円へ円安方向に変更した。

 同時に発表された第1四半期(14年11月21日−15年2月20日)の連結決算では、売上高272億1000万円(前年同期比12.5%増)、営業利益41億500万円(同46.6%増)と大幅増収増益を達成し、これを踏まえ見直した。同四半期は、円安に伴い海外生産品の原価上昇があったものの、増収効果に加え、海外売上高比率の上昇や国内における炊飯ジャー全体の採算改善などにより、利益を押し上げた

 ピジョン(7956)が続急伸
10110円(320円高、高値10690円)

30日引け後、4月30日を基準日、5月1日を効力発生日として1株を3株に分割すると発表、材料視された。

 株式分割により、投資単位当たりの金額を引き下げることで同社株式の流動性を高め、より投資し易い環境を整えるとともに、投資家層の拡大を図ることを目指す。

 株式分割により配当予想を見直し、15年7月中間期は従来予想の54円から18円、16年1月期は同54円から18円に修正した。1対3の株式分割を考慮すると、従来予想からの変更はない

 市光工業(7244)が急伸
259円(34円高、高値279円)

クレディ・スイス(CS)が投資判断を新規に「アウトパフォーム」、目標株価を500円としている。現値と比較しての目標株価の水準が高いこと、これまでアナリストのカバレッジが少なかったことから、ポジティブなインパクトが強まる状況のようだ。仏バレオの介入によって収益ボトムである15年3月期を乗り切り、16年3月期以降は収益急回復を成し遂るとみているもよう。15年3月期営業利益4億円に対して、16年3月期は27億円を予想へ

 ガンホー(3765)が3日続伸
470円(22円高、高値479円)

この日は、いちよし経済研究所が投資判断「B」を継続しつつ、フェアバリューを370円から420円へ引き上げたことが観測されている。同経研では、スマートフォン向けゲーム「パズル&ドラゴンズ」の売り上げが想定を上回っているとして、15年12月期の営業利益予想を637億円から760億円へ、16年12月期を同569億円から692億円へ上方修正。また、月商100億円超のユーザー規模を持つ「パズドラ」は媒体としても強力であり、これが現状の売り上げ規模を維持する原動力となるともしている

 エイチーム(3662)が反発
5670円(340円高、高値5720円)

同社は30日、スマートフォン向け爽快ひっぱり大戦アクション「三国大戦スマッシュ!」のアップデートを実施したことを発表した。26日から配信を開始している「三国大戦スマッシュ!」は根強い人気の三国志をモチーフにした爽快ひっぱり大戦アクションバトルゲームで、事前登録&リツイート数では合計15万件を突破しており、配信前から期待を集めていた。今回のアップデートでは龍玉などが購入可能な龍玉ショップ「商店」がオープンしており、更なる利用増が期待される

 日特建設(1929)が急反発
540円(51円高、高値550円)

30日引け後、筆頭株主のエーエヌホールディングスが日特建に対するTOB(株式公開買い付け)を発表、TOB価格590円を意識する動きとなった。日特建は賛同の意を表明している。

 エーエヌホールディングスは株式所有割合10.10%に相当する対象者株式429万7952株を取得することを目的としており、現時点で本公開買い付け後に対象者の株券等を追加で取得することは予定していない。公開買い付けによって現在の保有株数を合わせた株式所有割合36.11%に相当する対象者株式1537万1752株の取得に至らない場合、公開買い付けの終了後、エーエヌホールディングスが対象者の株券等を追加的に買い付けるか否かは現時点では未定。なお、日特建の上場は維持される見込み。

 また、日特建は同日、15年3月期連結の純利益予想の上方修正を明らかにした。同利益は6億5000万円から11億8700万円(前期比28.6%減)に引き上げられた。固定資産売却方針の決定に伴い、18億1300万円の特別損失を計上する見込みだったが、固定資産の譲渡価額の決定に伴い、特別損失計上額を9億7800万円にに修正したことによるもの

 シンフォニアテクノロジー(6507)が値を飛ばす
213円(12円高、高値228円)

iPS細胞やES細胞を選別、培養加工する自動装置の開発に着手する、と31日付の日刊工業新聞が報じ、手掛かり視された。

 同紙によると、17年度までに研究用途として発売し、選別機で細胞に関する知見を蓄え、培養加工機についても17年度までに共同研究を始めたい考えとしている。iPS細胞用装置は近畿大学医学部高度先端総合医療センター再生医療部、三重大学大学院医学系研究科と共同で開発し、この装置を15年度中に両大学以外の日本の大学医学部3校程度に持ち込み、共同研究を始めたい意向という

 キユーソー流通システム(9369)が昨年来高値更新
1535円(98円高、高値1573円)

30日引け後に15年11月期第1四半期(14年12月−15年2月)の連結決算を発表、大幅増益を達成し、評価機運が高まった。

 同四半期は、営業収益が373億6500万円(前年同期比4.5%増)、営業利益は7億6600万円(同98.6%増)となった。電気料金の高止まりや人手・車両不足に伴う物流コスト増などがあったものの、燃料調達単価の下落に加え、増収効果による利益増や合理化改善が進み、利益拡大につながった

 ニトリHD(9843)が続落
8140円(220円安、安値8080円)

朝方は買い先行も、買い一巡後は利益確定売りに上値が切り下がる格好に。前日に発表した2015年2月期決算で営業利益は663億円で前期比5%増益、従来予想の650億円は上回った。今期は710億円で同7%増益の見通し。「日本の問屋は永遠なり」の著者有賀泰夫アナリストは前日発表前のメルマガで詳細については、同社決算説明会後となるとし、「前期は増額修正でしょうが、第4四半期はかなり厳しい数字でしょう。今上期の対象となる昨年が良すぎますので、厳しい数字。ただし、この辺りはアナリストは充分認識しているのですが、問題は通期予想をどんな数字で出してくるかです」と記していた。

 結果、アナリスト予想は前期が680億円前後、今期が730億円前後とあって、同社予想はこれを下回り、増益幅が縮小する見通しとなった。昨年2月の株式分割後安値4185円から今年3月高値まで倍化超、今年1月からでも2200円強の大幅上昇となり権利落ち修正後の最高値を付けた

 あおぞら銀行(8304)が売られる
426円(16円安、安値426円)

三菱UFJでは投資判断を「ニュートラル」から「アンダーウェイト」に格下げ、目標株価は390円を据え置いている。直近の上昇によって、株価は目標株価を上回る水準になっていると指摘している。27日発表の新「経営健全化計画」は、現時点でBPSに大きく影響しないと考えているが、「6月完済」を期待していた向きにはやや失望感があるとも

 しまむら(8227)が急落
11120円(850円安、安値11100円)

同社は30日取引終了後、16年2月期の連結業績予想を発表した。売上高は5440億円(前期比6.3%増)、営業利益は460億円(同24.9%増)見通し。また最終利益は295億5000万円(同26.9%増)と3期ぶりに過去最高を更新する見込み。プライベートブランド(PB)商品の開発を推進し、大量販売により既存店の業績向上で円安に伴うコスト増をこなす。また、主力のしまむら事業は都市部への出店を基本に25店舗の新規出店(3店舗を閉鎖)を計画、増収増益路線に復帰する見通しだ。ただ、15年2月期連結決算は売上高5118億9300万円(前の期比2.0%増)、営業利益368億2300万円(同12.0%減)、最終利益232億8800万円(同12.4%減)と利益面で2ケタ減益となり、足もとの低迷を懸念する売りが集中した


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