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今日動いた株

2015/9/2(水)



 ツムラ(4540)が急騰
2786円(231円高、高値2826円)

欧州大有力証券の強気リポートが買い材料視され急伸している。
 欧州有力証券では、「足元の国内医療用漢方薬の売り上げが強含みで推移している」と指摘。「原料生薬のコストアップなどのネガティブ要因は株価には織り込まれている」とみて、トップラインの回復によるポジティブな要因を評価する展開を想定。
 レーティングを「ニュートラル」から「アウトパフォーム」に、目標株価を3000円から3100円に引き上げている

 EAJ(6063)がSTOP高
1141円(S高)

英スパーテント・グローバル・ソリューションズ社とパートナーシップ契約を締結したと発表している。スパーテント社は、アフリカ、中東、南米といったいわゆるハードシップ地域で事業展開する企業や投資家に対して、リスク低減を主体としたコンサルティングやアドバイザリーを提供するほか、世界各地での危機発生時のクライシス・マネージメント・サービスを提供する会社という

 川西倉庫(9322)が2日連続STOP高
799円(S高)

同社は8月31日の取引終了後に毎年9月末日および3月末現在、100株以上保有の株主に対してそれぞれ1000円分のクオカードを贈呈する株主優待制度を導入することを発表しており、これを引き続き好感する動きとなっている。国際物流は輸出入貨物の取扱いが増加、昨年閉鎖した営業倉庫の固定費減少も加わり、今16年3月期は通期連結営業利益で4億5000万円(前期比40.1%増)と大幅な増益を見込むなど業績も好調だ

 GSユアサ(6674)が年初来安値更新
421円(15円安、安値421円)

欧州系有力証券では、「今期は鉛価格の下落メリットを受ける」とみているものの、「国内事業(自動車用鉛蓄電池と産業用電池・電源装置)は売上高の回復感に乏しいため、利益の上振れは限定的」と指摘。「今後大きなネガティブ材料は見込まないが、アップサイドも限られる」とみて、レーティング「ニュートラル」を継続。目標株価を520円から510円に引き下げている

 日本ペイントHD(4612)が年初来安値更新
2287円(85円安、安値2273円)

野村証券が1日付けで業績予想を減額したことが売り材料視されているようだ。
 野村では、中国での汎用塗料販売に減速感が見られる。7月以降の収益モメンタムも低下していると指摘。今2016年3月期連結経常利益予想を従来の804億円から771億円(会社計画765億円)に減額修正し、来期については従来の934億円予想から今期予想比11%増の856億円に減額修正した。投資判断は「中立」を据え置いた。なお、8月28日には日興証券が投資判断「買い」を継続したものの目標株価を4500円から3650円へと引き下げている。
 なお、同社が10日取引終了後に発表した16年3月期第1四半期(4-6月)連結経常利益は前年同期比40.7%増の146億円と拡大した。しかし、4-9月期(上期)計画の350億円に対する進捗率は41.8%にとどまり、5年平均の46.9%を下回っている。株価は決算発表の翌朝から下げに転じ10日戻り高値3925からこの日安値まで41.6%の厳しい下げとなっている

 ワタベウェディング(4696)が大幅続落
592円(62円安、安値585円)

この日、7月24日に発表した千趣会<8165>を割当先とする第三者割当増資を中止すると発表しており、これを嫌気した売りが出ているようだ。千趣会がTOBにより目標株数を取得したため。なお、第三者割当増資により予定していた調達資金の手取り概算額35億円強については、取引金融機関などからの借り入れなどを受けることで投資を実施していく予定としていることから、財務体質悪化への警戒感が働いているようだ

 牧野フライス(6135)が年初来安値更新
836円(39円安、安値833円)

米系大手証券では、「北米向け受注の反転なしには、株価上昇余地は限定的」と指摘。中国経済の減速懸念を背景とした先行き不透明感から、バリュエーション低下の可能性もあるとみて、今期営業利益を143億円から140億円(会社計画は130億円)に、レーティングを「1」から「2」に引き下げている

 ロート製薬(4527)が大幅続落
1912円(91円安、安値1887円)

欧州有力証券では、「リップケア、アイケア、サンケアなどのニッチカテゴリーで一定のプレゼンスを持ち、中間層のトレードアップが中長期の成長ドライバー」と指摘。一方で、「新規事業(食ビジネス、再生医療)の収益貢献の不透明性、収益性、ROE、株主還元などの改善に対するセクター相対的な意識の低さが中長期の懸念材料」との見方で、短期的な好材料は十分に織り込んだと解説。
 レーティングを「アウトパフォーム」から「ニュートラル」に引き下げ、目標株価2050円は継続している

 そーせい(4565)がSTOP安
4110円(S安)

1日引け後に、公募増資などで手取り概算額合計上限約127億円を調達すると発表した。1株利益の希薄化や需給悪化が嫌気されている。

 公募増資で228万2500株の新株を発行する。また、オーバーアロットメントによる売り出しに伴うみずほ証券を割当先とした第三者割当増資24万7500株を行う予定。公募増資の発行価格等決定日は9月9日から14日までの間のいずれかの日。

 調達資金のうち100億円を、今年2月に英へプタレス・セラピュティクス社を買収した際の短期借入金200億円の返済資金の一部とする。残りは、へプタレス社の研究開発投資に充てる

 トーホー(8142)が3日続落
2159円(81円安、安値2137円)

1日引け後に、15年7月中間期(2−7月)と16年1月期の連結業績予想を修正し、中間期の経常利益予想を12億5000万円(前年同期比9.8%増)から9億3000万円(同18.3%減)へ、通期の経常利益予想を27億円(前期比5.8%増)から24億5000万円(同4.0%減)へ引き下げた。中間期に、持分法適用会社ののれんを減損処理したことにより「持分法による投資損失」が増加した

 大王製紙(3880)が続急落
1174円(255円安、安値1161円)

1日引け後、2020年満期のユーロ円建転換社債型新株予約権付社債300億円を発行すると発表した。転換価額は1443円で潜在株式比率が14.2%となることから、1株利益の希薄化を警戒する動きとなった。

 調達した資金は、子会社エリエールプロダクトの三島工場、および、いわき工場などの生産設備の拡充、倉庫新設などの設備投資に合計70億円を充てる。強化領域である段ボール事業の生産設備の増強、設備更新に合計70億円、再生可能エネルギー固定価格買取制度を利用した三島工場での黒液発電所プラントの建設資金の一部として90億円を充当。紙・板紙事業の競争力強化のため、主力工場の三島工場および可児工場の設備投資に合計20億円を充てる見込み

 テラプローブ(6627)が続急落
1076円(55円安、安値1031円)

1日引け後、15年9月中間期(4−9月)の連結決算において特別損失を計上し、純利益予想を引き下げると発表、嫌気された。

 中間期決算予想で、純利益を7億8000万円から2000万円(前年同期は1億1400万円の赤字)に引き下げた。ウエハーレベルパッケージに関する事業について新設会社に継承し、その新設会社をアオイ電子<6832>に譲渡する基本契約書を締結。それにより固定資産簿価と株式譲渡による回収可能額を比較した結果、回収可能額が簿価を下回ることから、9億円の減損損失を特別損失に計上することが響く。

 16年3月期第3四半期(15年4−12月)の連結業績予想については、10月29日に発表を予定する中間期決算において開示する予定とした


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