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今日動いた株

2014/8/1(金)



 ソニー(6758)が大幅反発
1855円(83円高、高値1887円)

7月31日引け後、15年3月期第1四半期(14年4−6月)の連結決算(米国会計基準)を発表。大幅な増益を達成し、買い人気を集めた。

 第1四半期決算は、売上高および営業収入は1兆8099億800万円(前年同期比5.8%増)、営業利益698億1400万円(同96.7%増)、純利益268億800万円(同8.6倍)だった。売上高は昨年11月に発売した「プレイステーション4」の販売が好調に推移。劇場興行収入が増加した映画分野も貢献した。営業利益は、ゲーム&ネットワークサービスの損益改善や御殿山テクノロジーセンターの売却益が加わり、大幅に増加した。

 15年3月期予想は、売上高および営業収入7兆8000億円(前期比0.4%増)、営業利益1400億円(同5.3倍)、最終赤字500億円(前期は1283億6900万円の赤字)を据え置いている

 メック(4971)が急反発
1163円(90円高、高値1171円)

7月31日引け後に、14年9月中間期(4−9月)と15年3月期の連結業績予想を上方修正した。

 中間期連結の営業利益予想は7億5000万円(前年同期比24.9%増)から10億円(同66.5%増)へ、通期連結の営業利益予想を15億円(前期比5.5%増)から17億5000万円(同23.1%増)へ引き上げた。主力製品の超粗化剤CZシリーズがスマートフォンやタブレットPC用の高密度電子基板向けでシェアを拡大させているほか、ディスプレー用薬品のEXEシリーズも液晶テレビ向けの液晶ドライバ搭載用基板で高シェアを獲得している。

 第1四半期(14年4−6月)の連結営業利益は5億4500万円(前年同期比2.7倍)となった

 田淵電機(6624)がSTOP高
1322円(S高)

7月31日引け後に、14年9月中間期(4−9月)と15年3月期の連結業績を上方修正した。中間期連結の営業利益予想は40億円(前年同期比75.7%増)から55億円(同2.4倍)へ、通期連結の営業利益予想は65億円(前期比18.2%増)から95億円(同72.7%増)へ引き上げた。太陽光発電用パワーコンディショナーの堅調推移が続いている。第1四半期(14年4−6月)の連結営業利益は32億9000万円(前年同期比4.2倍)となった。

 同時に、14年9月30日現在の株主名簿に記載または記録された100株(1単元)以上保有の株主を対象として、記念株主優待を実施すると発表した。8月1日から単元株式数を1000株から100株に引き下げたことを記念したもので、一律クオカード3000円分を贈呈する

 ダイジェット工業(6138)が急反発
321円(70円高、高値330円)

7月31日引け後に、14年9月中間期(4−9月)と15年3月期の業績予想を上方修正した。中間期連結の営業利益予想は2億円(前年同期比3.3倍)から3億4000万円(同5.7倍)へ、通期連結の営業利益予想は4億3000万円(前期比44.3%増)から7億1000万円(同2.4倍)へ引き上げた。自動車など需要業界の回復に伴い、従来見通しを上回る見込みとなった。

 15年3月期第1四半期(14年4−6月)連結営業利益は1億7500万円(前年同期実績は1300万円)となった

 明星工業(1976)が年初来高値更新
627円(52円高、高値640円)

7月31日引け後に、150万株(自己株式を除く発行済み株式総数の2.76%)・9億6000万円を上限に自社株買いを行うと発表した。取得期間は8月1日から12月19日まで。

 同時に発表した15年3月期第1四半期(14年4−6月)の連結業績は2ケタの増収増益となり、純利益は前年同期比69.9%増の5億1300万円となった。ボイラ事業で国内大口工事の進ちょくが順調だった。

 15年3月期連結の業績予想は従来見通しを据え置いた。純利益予想は前期比2.6%増の23億円

 エプソン(6724)がSTOP高
5190円(S高)

前日に発表した第1四半期の決算内容が好感されている。営業利益は546億円で前年同期比7.4倍となり、市場予想、並びに先の観測報道値を100億円近く上回る水準となっている。インクジェットプリンタの販売単価やプロジェクタの数量増など、主力の情報関連機器が大きく上ブレたもよう。また、通期予想を1040億円から1200億円に上方修正しているが、極めて保守的といった見方も強いようだ。決算発表後の出尽し感なども想定されていたなか、想定以上の上振れ決算に買い戻しなども迫られる状況へ

 新光電気工業(6967)が一時STOP安
784円(142円安、安値S安)

前日に発表の第1四半期決算がネガティブサプライズに。営業利益は0.3億円で前年同期比99%減益、ほぼ収支均衡水準にまで落ち込んでいる。市場コンセンサスは10億円強のレベルであったとみられ、想定以上の収益悪化ともなっている。ICパッケージの収益性悪化などが響く形に。もともと、今期の業績計画は保守的との見方もあったが、足元の状況からは未達懸念なども強まる方向へ

 スカイマーク(9204)が急落
187円(22円安、安値187円)

同社が7月31日に発表した15年3月期第1四半期(14年4−6月)の決算短信に、欧州航空機大手エアバスとの大型旅客機「A380」導入をめぐるトラブルから、「継続企業の前提に関する重要な疑義を生じさせるような状況が存在している」と表記したことを嫌気している。

 同社の第1四半期決算は売上高181億9400万円(前年同期比1.5%減)、最終赤字57億9500万円(前年は12億4100万円の赤字)。ただ、スカイマークはA380購入に向け支払済みの前払い金(約260億円)は全額返還されない可能性があるとし、その他の部分に関する影響も現時点では金額を合理的に見積もることが困難なため財務諸表には反映されていないとする。市場では前払金260億円全額が特別損失に計上されるのではないかとの見方が広がっており、エアバスから求められている7億ドル(約710億円)の違約金交渉次第で特損額はさらに増大しかねない。

 本業の苦戦も株安を招いている。4−6月期の旅客数は前年同期比7.0%増と高い伸びになったにもかかわらず、競争の激化に伴い旅客単価が下落し第1四半期の売上高は1.5%減。市場からは、「大幅値下げで需要喚起されただけ」(大手証券)との厳しい声が出ている。同社は状況改善に向けた対策としてA330導入による輸送力の強化や不採算路線休止、新規顧客の獲得などを挙げているが、現状では株安を止める材料とはなっていないようだ

 日本通信(9424)が急反落
1049円(137円安、安値966円)

7月31日引け後、15年3月期第1四半期(14年4−6月)の連結決算を発表。2ケタ減益となったことが明らかとなり、嫌気された。

 第1四半期決算は、売上高13億300万円(前年同期比24.5%増)、営業利益2800万円(同65.3%減)、純利益900万円(同87.5%減)となった。格安スマートフォン販売などが好調で増収となったものの、人材、販売チャネル、開発の強化のための先行投資が増え減益を強いられた。

 15年3月期予想は、売上高62億3000万円(前期比33.5%増)、営業利益12億3000万円(同70.0%増)、純利益11億3000万円(同28.1%増)を据え置いている

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