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今日動いた株

2015/3/3(火)



 ベクトル(6058)が大幅続伸
1644円(112円高、高値1650円)

3日付日本経済新聞朝刊が「2017年2月期の連結営業利益を25億円に引き上げる方針だ。前期の推定額の2倍となる」と報じたことから、業容拡大期待の買いが広がっているようだ。

 独立系で国内最大規模のPR会社、「PR事業」、「Digital PR事業」、「facebook PR事業」、「映像制作事業」の4事業を展開、「モノを広める」スキルを通じ企業、消費者にマッチしたサービスを提供する。日経新聞朝刊は「企業のPR需要を取り込み、イベントの受託なども強化。中国やインドネシアの拠点を軸にアジアでの海外展開も加速する計画」と報じた。同社は昨年3月にタイ、5月にベトナムとPR事業拠点を新規に設立している

 ピジョン(7956)が急反発
9100円(1030円高、高値9120円)

2日引け後、16年1月期の連結業績予想を発表、増収増益見通しを示し好感された。

 16年1月期業績は、売上高920億円(前期比9.4%増)、営業利益139億円(同8.8%増)、純利益89億円(同5.3%増)を予想。中国、北米などを中心とした既存市場での事業拡大、深耕に加え、新規市場への積極的参入を図ることにより、業績のさらなる拡大を目指す。年間配当は、中間期54円(前期実績45円)、期末54円(同60円)の合計108円(同105円)に増額する計画。

 15年1月期決算は、売上高841億1300万円(前期比8.6%増)、営業利益127億8000万円(同23.3%増)、純利益84億5100万円(同21.0%増)だった

 ノジマ(7419)が急反発
1796円(119円高、高値1810円)

2日引け後に、15年3月期連結業績予想を上方修正しており、好感されている。売上高予想を2100億円(前期比3.8%減)から2320億円(同6.2%増)へ、営業利益予想を35億円(同42.7%減)から57億円(同6.6%減)へ、純利益予想を27億円(同38.6%減)から31億円(同29.4%減)へ引き上げた。

 スマートフォンの販売が好調なほか、4K対応テレビの販売も底堅く推移。同日子会社化完了を発表した携帯電話販売を手掛けるアイ・ティー・エックス(ITX)の3月分の業績予想も踏まえた。なお、ITXの子会社化に伴う資金調達の初期費用を営業外費用として見込んでいることから、純利益の修正幅は小幅にとどまった

 AOIPro(9607)が急反発
854円(31円高、高値874円)

2日引け後、自社株買いおよび15年3月期の期末配当予想を増額すると発表、材料視された。

 自社株買いは、取得上限10万株(自己株を除く発行済み株式数の0.8%)・1億円。取得期間は3月3日から9月30日まで。

 期末配当予想は、従来の16円から17円(前期実績16円)に増額。中間期配当7円(同7円)と合わせ年間配当は24円(同23円)となる見込み。

 同時に、16年3月期から20年3月期までの5カ年の中期経営計画を策定したと発表。計画の最終年となる20年3月期の数値目標は、売上高500億円(15年3月期見込み290億円)、営業利益率10%(同7.2%)、連結ROE12%以上(14年3月期実績6.5%)としている

 小野薬品工業(4528)が急伸
13140円(1340円高、高値13300円)

クレディ・スイス(CS)では投資判断を「ニュートラル」から「アウトパフォーム」に格上げ、目標株価も12000円から18000円に引き上げている。国内外で抗PD-1抗体/がん免疫チェックポイント阻害薬オプジーボの大型化、ロイヤルティー収入の拡大が見込まれるとして、来期以降の業績予想を上方修正。営業利益は来期が31%増益、再来期が86%増益と急回復を見込んでいるようだ

 サイゼリヤ(7581)が昨年来高値更新
2254円(137円高、高値2285円)

前日に2月の月次動向を発表、既存店売上高は前年同月比7.2%増と2ヶ月連続でのプラスとなり、増収率は5年ぶりの高い伸びとなっている。好調な売上動向が鮮明化する形となっており、ポジティブなインパクトにもつながる格好のようだ。ゴールドマン・サックス(GS)では、今期以降の業績予想を上方修正、目標株価を2300円から2500円に引き下げている

 ルネサスエレク(6723)が続急伸
927円(39円高、高値934円)

自動車向けを主軸とする半導体大手で北米を中心とする自動車生産の拡大やエレクトロニクス化の進展で需要回復の追い風を受けている。経営再建途上にあるが構造改革効果の浸透に伴い固定費削減も進捗、収益体質は大きく向上している。15年3月期業績は連結最終損益が740億円の黒字予想と前期の52億9100万円の赤字から脱却する見込みだ。信用取組は買い長ながら売り残も積み上がっており、株価が上値指向の局面では手仕舞いの買い戻しを誘発して上げ足が加速する株価習性がある。ここ、ソニー<6758>やコマツ<6301>などがベンチャー企業と連携して自動運転化への取り組みを強化するなか、「ルネサスは車載マイコン向けに最先端メモリーを開発していることで、この一連の流れに乗る銘柄」(市場関係者)との見方もあり、株高の思惑を助長している

 アルプス電気(6770)が大幅続伸
2842円(134円高、高値2853円)

モルガン・スタンレー(MS)では投資判断を「イコールウェイト」から「オーバーウェイト」に格上げ、目標株価も2300円から3200円に引き上げている。スマホ向けでは、1台あたりの搭載金額増が続くMLCC、高周波フィルタ、カメラアクチュエータが15年度も牽引役とみられ、同社は車載で市場の期待を上回る利益成長を実現する一社と位置づけているようだ。なお、MSでは、村田製<6981>、マブチ<6592>、TDK<6762>などの目標株価も引き上げている

 プレス工業(7246)が大幅続伸
487円(15円高、高値493円)

水素エネルギー事業に参入すると報じられている。水素化合物から水素を取り出す脱水素装置を製造、5月にも初号機を製造して実証実験を開始して、水素ステーションへの納入を目指すもよう。燃料電池関連銘柄としての位置づけなどが高まる形となり、今後の展開に対する期待感を高める向きも

 コムシード(3739)が大幅反発
1086円(96円高、高値1100円)

2日の取引終了後、スカイリンク(東京都渋谷区)と共同開発したスマートフォン向けゲームアプリケーション「selector battle with WIXOSS」(セレクター・バトル・ウイズ・ウィクロス)の事前登録者数が10万人を突破したと発表しており、これを好感した買いが入っている。なお、これを記念して、「声優サイン入り台本付きブルーレイBOX」や「WIXOSSタマプロテクト(カードスリーブ)50枚セット&声優サイン入りレアカード&構築済みデッキ」を追加プレゼントするとしている

 シャープ(6753)が急落
245円(9円安、安値229円)

今期の最終赤字幅が従来予想の300億円から1000億円超に膨らむ見通しと伝わっている。つれて、主力2行に資本要請、1500億円規模の債務の株式化などが柱となっているようだ。予想以上の赤字幅拡大にネガティブなインパクトが先行、希薄化リスクなども警戒される状況に

 JFEHD(5411)が大幅続落
2862.5円(106円安、安値2825.5円)

野村では投資判断を「バイ」から「ニュートラル」に格下げている。目標株価は3100円を継続しているようだ。株価上昇によって割安感が薄れたとの見方。16年3月期の大幅増益などは株価上昇によって概ね織り込まれたと判断、一方で、中国鋼材市況の下落による業績面でのマイナス影響を、16年3月期前半には一定程度受けるとみているようだ


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