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今日動いた株

2014/10/31(金)



 ヤマトHD(9064)が急伸
2359.5円(224円高、高値2392.5円)

前日に上半期決算を発表、同時に自己株式の取得を発表しており、ポジティブなインパクトにつながっている。発行済み株式数の3.93%に当たる1650万株を上限としており、取得期間は本日から2015年3月末まで。これまでの自社株買いの規模を大きく上回るものとなっている。株主価値の向上のほか、当面の需給妙味などが強まる形に。ひとまず本日の立会外取引で150万株を買い付けているようだ。なお、上半期決算は先の観測報道値を上回るものとなっている

 テルモ(4543)が急騰
2732円(196円高、高値2750円)

31日付の日本経済新聞は、同社が心不全患者の心臓再生医療を事業化すると報道、材料視された。

 同紙によると、同社は患者の細胞をシート状に培養し、心臓に貼り機能の回復を目指す技術を開発。細胞シートの製造や販売に必要な承認を得るため、30日に厚生労働省に申請を行ったという。安全性などの審査には約1年かかる見通しとしている

 有沢製作所(5208)が年初来高値更新
805円(65円高、高値815円)

30日引け後、15年3月期の連結業績予想を上方修正し、材料視された。

 通期予想で、売上高を335億円から364億円(前期比20.4%増)へ、営業利益を16億円から22億円(同2.2倍)へ、純利益を34億円から38億円(同7.5%減)に引き上げた。14年9月中間期(4−9月)までの実績に加え、当初予想よりも円安で推移したことで国内子会社の経営環境が改善することを見込んでいる。

 中間期決算は、売上高185億9000万円(前年同期比20.4%増)、営業利益11億5400万円(同2.0倍)、純利益30億7600万円(同4.3倍)に上ブレ着地した

 ぐるなび(2440)が急反発
1496円(113円高、高値1524円)

30日引け後に、自己株式の取得と消却を発表した。取得の内訳は、70万株(自己株式を除く発行済み株式総数の1.43%)・10億円上限で、期間は11月6日から12月30日。消却は、普通株式266万8000株(自己株式を含む発行済み株式総数の5.13%)が対象で、11月14日に実施する。

 同時に14年9月中間期(4−9月)連結決算を発表し、営業利益は前年同期比9.7%増の23億4200万円となった。15年3月期連結業績予想は従来見通しを据え置いた。営業利益予想は前期比20.5%増の50億円

 ダイフク(6383)が急反発
1268円(152円高、高値1281円)

30日引け後に、14年9月中間期(4−9月)連結業績が一転増益となり、経常利益が前年同期比20.8%増の61億円になったもようだと発表した。従来予想は同8.9%減の46億円。売上増加に加え、コストダウンや販売管理費の見直しなどが寄与した。

 同時に、ニュージーランドのBCSグループを買収すると発表した。ダイフクはエアポート向けの手荷物搬送事業(ABH事業)を主要事業の一つと位置付けている。オセアニアにおけるABH事業分野の売上高トップ企業で、東南アジア市場に事業を拡大しているBCSグループの買収により、アジア市場での顧客獲得に加え、グローバルレベルでのABH事業拡大を図る

 アンリツ(6754)が急伸
855円(97円高、高値868円)

前日に自己株式の取得を発表、発行済み株式数の4.88%に当たる700万株を上限としており、本日から12月22日までを取得期間としている。株式価値の向上に加えて、当面の需給改善期待なども高まる状況に。同時に発表した上半期決算では、通期予想を下方修正しているものの、業績懸念から株価の調整が進んでいたため、目先の悪材料出尽くしとも受け止められる格好のようだ

 オリエンタルランド(4661)が連日で最高値更新
23730円(1130円高、高値23920円)

10月30日大引け後(16:00)に決算を発表。15年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比4.5%減の549億円に減ったものの、通期計画の1029億円に対する進捗率は53.4%に達し、5年平均の44.1%も上回った。そして、(前期は開業30周年イベント効果から来園者が過去最高だったが)今上期も新たなアトラクションの導入などで入園者は計画を上回り前年同期に続く過去2番目の1509万人を記録する底堅さを示した。最終利益では前年同期比1.1%増の363億円と上期では過去最高となったことが買い材料視されている。

 加えて、4月に発表した東京ディズニーランド(TDL)、東京ディズニーシー(TDS)の今後の開発構想が固まったと発表したことも後押している。2024年3月期までの10年間でテーマパーク事業に5000億円レベルの投資をするもので、TDLでは人気のファンタジーランドを刷新し面積も約2倍とし、TDSでは複数の大型アトラクションやエンターテインメントの新規導入やリニュアルなどパークに新たな体験を付加するハードを開発。また、混雑感の緩和や暑さ寒さ対策などゲストの快適環境づくりも積極的に行なうとしている

 アグレックス(4799)がSTOP高
1367円(S高)

30日、アグレックスに対して親会社のITHD <3626> がTOB(株式公開買い付け)を実施し、完全子会社化をすると発表したことが買い材料視された。

 TOB価格が前日終値を34%上回る1430円とあって、本日の株価はこれにサヤ寄せする形で買い気配値を切り上げた。買い付け期間は10月31日から12月15日まで。株価は300円ストップ高の1367円買い気配で年初来高値を更新した

 JIA(7172)が大幅反落
8060円(2480円安、安値7850円)

第3四半期(1-9月)決算を発表している。営業利益は前年同期比約2.9倍の2.89億円だった。通期業績については、営業利益が前期比約2.1倍の4.85億円とする従来予想を据え置いた。第4四半期には航空機リースで5件の組成準備が整っているほか、さらに1期の組成を予定しているという。航空機リース事業拡大への期待から短期資金を巻き込んで上昇していたことから、決算発表をきっかけに利益確定売りが膨らんでいる

 日本通信(9424)が続落
477円(25円安、安値465円)

上期(4-9月)決算を発表している。営業利益は前年同期比32.0%減の1.3億円となった。売上高は同18.7%増収だったが、売上原価や販管費の増加が利益を圧迫した。2015年3月期の通期業績については、営業利益が前期比70%増の12.3億円と従来からの予想を据え置いているが、上期の減益決算を嫌気した売りが先行

 富士通(6702)が大幅続落
664.4円(25.7円安、安値639.1円)

前日に上半期の決算を発表、営業利益は323億円で前年同期比6.2%増益、従来予想の250億円を上回る着地となっている。ただ、コンセンサス予想は400億円レベルの水準であったため、市場の期待値には届かなかった格好。クレディ・スイス(CS)では、第2四半期はテクノロジーソリューションの全サブセグメントが減益のため、上期上振れに対して通期上振れは期待しづらいとして、決算はややネガティブと指摘している


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