今日の動き
9月22日(金)




 石川製作所(6208)が年初来高値更新
2715円(347円高、高値2815円)
地政学リスクの高まりを映す展開になっている。トランプ米大統領の国連演説に対し、金正恩委員長が「過去最高の超強硬な措置の断行を慎重に検討する」との声明を発表しているもよう。北朝鮮外相が太平洋上での水爆実験をかつてない規模で実施する可能性を示唆したとも伝わっており、あらためて朝鮮半島有事の表面化に対する警戒感が強まる状況となっている

 細谷火工(4274)が大幅続伸
1913円(194円高、高値2004円)
トランプ大統領は21日、北朝鮮と取引をする個人・外国企業に制裁を科すことを可能にする大統領令に署名したと発表。また、北朝鮮国営メディアは、金正恩委員長が22日、トランプ大統領に対し「史上最高の強硬対抗措置」を検討するとの声明を発表したと報じたもよう。周辺各国が自制を求めるものの、両国の緊張感は高まりつつあるとの見方が広がり、同社など防衛関連銘柄に物色さが再燃する展開に

 スクエニHD(9684)が大幅反発
4050円(195円高、高値4055円)
株価は2000年8月以来、約17年ぶりとなる4000円台突破を果たした。傘下のスクウェア・エニックスが21日、PlayStation4/PC向けアクションRPG「NieR:Automata(ニーア オートマタ)」の世界累計出荷・ダウンロード販売本数が200万本を突破したと発表。これを好感する買いが向かった。

 また同日、一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会が「日本ゲーム大賞2017」の年間作品部門各賞を発表。同社の「NieR:Automata」「Overwatch」「ファイナルファンタジーXV」の3タイトルが優秀賞を受賞したことも好感されたようだ

 JCRファーマ(4552)が大幅続伸
3325円(255円高、高値3340円)
21日、JCRファーマが発行済み株式数(自社株を除く)の2.70%にあたる94万株(金額で28億8580万円)を上限に、22日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買い(買い付け価格は21日終値の3070円)を実施すると発表したことが買い材料視された。

 発表を受けて、需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。

 併せて、メディパルホールディングス <7459> と資本業務提携すると発表。米国に合弁会社を設立し、同社開発品の臨床開発を進める。資本面では、メディパルが同社株の発行済み株式数の22.0%を取得。同社はメディパルの持分法適用会社となる

 ウイルコHD(7831)が続急騰
235円(14円高、高値290円)
21日、ウイルコホールディングスが17年10月期の連結最終利益を従来予想の9000万円→4億7000万円に5.2倍上方修正。増益率が18.4%増→6.2倍に拡大する見通しとなったことが買い材料視された。

 子会社ウイル・コーポレーションが特許権を侵害されたとして損害賠償を求めた裁判で和解が成立。これに伴い、特別利益3億8000万円を計上することが上振れの要因

 クロップス(9428)がSTOP高
1013円(S高)
連結子会社であるテンポイノベーションのマザーズ上場が承認されており、買い材料視される形に。同社の保有割合は現在85.97%であるが、上場に伴う株式売出で32万4400株を売却するようだ。売却益の計上、並びに、株式含み益の拡大が期待される展開に。テンポイノベーションは、店舗物件を不動産オーナーから賃借して飲食店テナントに転貸する店舗専門の転貸借事業を手掛けている

 日本ラッド(4736)が続伸
1162円(65円高、高値1177円)
産業用コンピューター分野で世界トップの実力を持つ台湾のアドバンテック社と提携しており、量子コンピューター分野での研究開発に期待がかかっている。

 株価は8月21日に1530円の高値をつけた後調整、9月中旬まで下値を探る動きを続けていたが、直近は急反騰で25日移動平均線の上に浮上、底入れを鮮明としている

 KLab(3656)が続落
1693円(92円安、安値1685円)
21日に「東京ゲームショウ2017」で、開発中のスマートフォン向け新作ゲーム「禍つヴァールハイト」を発表したが、市場の反応は限定的。

 同ゲームは、3月25日に開催した「KLabGames NEXT VISION」新作ゲームラインアップ発表会で、「Project FORCE」として発表したタイトル。「機動兵団」と呼ばれる調査組織の一員として、他のプレイヤーと協力してバトルするRPGで、リッチなグラフィック表現や壮大さを感じるフィールド、魅力的なキャラクターやストーリーを実現しており、コンシューマーゲームに匹敵するような体験をスマートフォン向けに制作した完全オリジナルタイトルという。なお、21日には特設サイトを公開しており、今後、同サイトで最新情報などを公開する

 松屋(8237)が大幅反落
1009円(75円安、安値1006円)
21日の取引終了後、集計中の第2四半期累計(3〜8月)連結業績について、純利益が従来予想の4億円から2億5000万円(前年同期比36.2%減)へ下振れたようだと発表しており、これを嫌気した売りが出ている。

 連結子会社スキャンデックスが、主要取引先のフィスカース社(フィンランド)との間の「iittala(イッタラ)」ブランドなどの商品供給契約を12月31日付で終了することになり、これに伴う直営店舗の閉鎖など事業再編関連費用約1億1000万円を特別損失に計上することが要因としている。なお、売上高420億円(同0.6%増)、営業利益6億円(同2.4倍)は従来見通しを据え置いている

 クラレ(3405)が反落
2027円(73円安、安値2025円)
21日の取引終了後、活性炭の世界最大手である米カルゴン・カーボン(ペンシルベニア州)の全株式を取得し子会社化すると発表したが、買収金額11億700万ドル(約1218億円)は割高との見方が強く、売りが優勢となっている。

 今回の買収は、炭素材料事業をクラレの将来のコア事業の一つにすべく、カルゴン社のグローバルに強固な事業基盤を活用した事業拡大の推進や両社の持つ技術力・開発力の融合による技術革新の加速、生産体制の最適化によるコストダウンなどを図るのが狙い。なお、買収実行日は12月を予定している

 JFE(5411)が大幅続落
2128.5円(104.5円安、安値2116円)
前日に発表された粗鋼生産では、粗鋼生産量は前年同月比2%減の8731千トン、8月としては09年8月以来の低水準に。同社の生産トラブルの影響などが想定以上に影響しているとの見方も。また、前日は不動産セクターの強い動きが目立つなど、機関投資家のリバランスの動きが活発化しているとの見方や、S&Pが中国の格付けを1段階引き下げたことが嫌気されているとの指摘も聞かれる

 シリコンスタジオ(3907)がSTOP安
4270円(S安)
ミストウォーカーコーポレーションと共同開発した新作ゲーム「テラバトル2」のApp Store版(iOS)、Google Play版(Android)、DMMGames 版(Windows PC)にて正式サービスが開始したと発表している。これを受けて、本日は短期的な出尽くし感が広がっているようだ。また、配信直後の不具合発生による緊急メンテナンスの実施などを嫌気しているとの見方も

 オプトエレク(6664)が急落
772円(104円安、安値756円)
17年11月期第3四半期決算を発表している。営業利益は前年同期比51.0%減の2.11億円で着地、第2四半期から減益幅が拡大していることがネガティブ視されているようだ。米国でモジュール及びターミナルの売上が伸びなかった他、研究開発費が増加したことが背景に。なお、通期計画は据え置きとしている



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