今日の動き
7月21日(金)




 安川電機(6506)が急伸
2806円(256円高、高値2938円)
20日に決算を発表。18年2月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益が前年同期比2.4倍の125億円に急拡大して着地したことが買い材料視された。

中国を中心としたスマートフォンやデータセンター関連などの旺盛な需要を背景に、サーボモーターの受注が大きく伸びた。ロボット事業の収益拡大も大幅増益に貢献した。第1四半期業績の好調に伴い、通期の同利益を従来予想の380億円→450億円に18.4%上方修正した。

併せて、今期の年間配当を従来計画の26円→30円(前期は20円)に増額修正したことも支援材料となった。


 U−NEXT(9418)が急伸
1158円(23円高、高値1255円)
20日、U−NEXTが非開示だった業績見通しを発表。17年12月期の業績予想は連結経常損益が29億円の黒字(前期は4.3億円の赤字)を見込み、3期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料視された。

子会社を通じたTOBで経営統合するUSENの業績上積みが収益を押し上げる


 ミクシィ(2121)が続伸
6280円(40円高、高値6570円)
20日の取引終了後、スマートフォン向けひっぱりハンティングRPG「モンスターストライク」(通称「モンスト」)について、中国版「怪物弾珠」を近日中に提供開始すると発表しており、これを好材料視した買いが入っている。

「モンスト」は現在、日本をはじめ台湾、香港、マカオなどで配信しており、中国版についても14年に配信を開始したが、中国市場に合わず撤退した経緯がある。今回は再進出となるが、あわせて中国における「モンスト」のマーチャンダイジングやコミカライズなど、メディアミックス展開についてもビジョンチャイナ・コネクテッド社を通じて実施するとしている


 アルメディオ(7859)がS高
274円(53円高、高値301円)
20日、中国でカップ式自動販売機オペレーション事業に参入すると発表しており、業容拡大による業績への貢献に期待する買いが向かっている。

中国では高品質の嗜好品に対する消費者の需要が高まっており、ビジネス街の勤務者や海外渡航経験者にコーヒーなどの嗜好品が認知され、今後急速に普及することが見込まれる。同社はこの機会を捉え、中国市場でのカップ式自動販売機オペレーション事業に参入するため上海に子会社を設立する


 ベネフィット(3934)が急伸
999円(51円高、高値1035円)
18年3月期の期末配当予想を従来の無配から1株当たり8.00円に修正している。事業展開及び経営基盤強化を踏まえたうえで初配を実施する。今後についても、内部留保の充実を図りつつ、各事業年度の経営成績及び財政状態を総合的に勘案しながら株主への利益還元を検討していく方針としている


 レナウン(3606)が4連騰
214円(6円高、高値226円)
商いも高水準で大相場の片鱗をのぞかせている。株価はきょうの高値まで4日間で33%の上昇をみせている。

18年2月期業績はネット通販の強化などにより経常利益段階で前期比3.3倍の5億円を計画するなど業績回復を見込む。今年に入りインバウンド需要が再び盛り上がりをみせていることも追い風。株式需給面では日証金で貸借倍率が0.6倍台で貸株注意喚起対象、東証信用残も直近では大幅に売り残が増加しており、踏み上げ相場の素地の内包している。


 キヤノン(7751)が続伸
3856円(46円高、高値3873円)
21日付の日本経済新聞は「2017年12月期は本業のもうけを示す連結営業利益(米国会計基準)が前期比4割増の3300億円前後になりそうだ」と報じた。東南アジアなどでプリンターの販売が好調で、米国を中心にデジタルカメラが持ち直している、という。会社計画の2700億円を上回り4月に続き2度目の上方修正となる公算が大きいとしている。


 ぴあ(4337)が3連騰
4000円(175円高、高値4090円)
株価は2002年2月以来、約15年5ヵ月ぶりの高値となる4000円台に復帰した。同社は20日、横浜に収容客数1万人規模の大型コンサートアリーナを建設すると発表したことが買い材料視された。

音楽ライブ・エンタテインメント市場規模が拡大する一方で、東京五輪開催を控えホール・会場は不足している状況にある。同社は旺盛な音楽需要を取り込み、チケット販売の増加にもつなげる狙い。初期投資額は約100億円、開業は2020年春を予定している。なお、民間企業の単独主導による1万人規模のアリーナ建設と運営は、国内でも初めての事例になるという。


 ツガミ(6101)が続急伸
877円(40円高、高値886円)
今週発表された6月の工作機械受注額確報値が過去3番目となる高い伸びを示したことでも分かるように、中国の生産ラインへの投資需要が極めて旺盛だ。前日に安川電機が18年2月期の業績見通しについて大幅上方修正したこともマーケットに驚きを与えており、中国経済の減速懸念の後退と合わせ、設投需要の高まりを前向きに評価する動きが加速した


 アイネスト(3390)が急落
141円(1円安、安値129円)
20日、東証と日証金がINESTについて21日売買分から信用取引に関する臨時措置を実施すると発表したことが売り材料。

東証は委託保証金率を現行の30%以上→50%以上(うち現金を20%以上)に、日証金も同様に貸借取引自己取引分などの増担保金徴収率を現行の30%→50%(うち現金を20%)とする。信用規制による人気離散を警戒した売りが向かった。


 エスプール(2471)が急落
3015円(195円安、安値2989円)
20日、エスプールが既存株主による28万7000株の売り出しと、オーバーアロットメントによる上限4万3000株の売り出しを実施すると発表したことが売り材料視された。

売り出し株数は最大33万株で発行済み株式総数の約10.5%におよぶ規模とあって、株式の需給悪化が懸念された。売出価格は7月31日から8月3日までの期間に決定される


 サイバーステップ(3810)が大幅反落
3710円(370円安、安値3655円)
東証が20日、サイバーS株について21日売買分から信用取引に関する臨時措置を解除すると発表した。日証金も同日から、貸借取引自己取引分および非清算参加者ごとの清算取次貸借取引自己取引分の銘柄別増担保金徴収措置を解除すると発表した。

信用取引の規制解除に伴って、売買の自由度が回復するとの見方があるなかで、きょうは売りが優勢となっている。



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