7月30日(金)
兜町ひそひそ話
- ● ウェザーニューズ(4825)
5日・25日の両移動平均線に沿って上昇トレンドを続けている。同社は、民間の総合気象情報サービスで世界最大手で、航空、海運向けを軸に自治体や企業、マスメディアに情報を提供する一方、携帯電話やインターネットを通じて個人向けサービスにも力を注いでいる。
会社側は「04年5月期までは、システム関連の売上が大半だったが、ブロードバンドの発達で、ここ数年、気象にかかわるコンテンツに特化したビジネスモデルをグローバルに構築したことが収益増に結びついている」(広報・IR担当者)と話す。
11年5月期予想の連結経常利益は前期比15.2%増の26億円と最高益更新を見込む。「リーマン・ショック以降、低迷していた法人向けが持ち直しているほか、個人顧客の拡大も続いている」(同)という。市場では、「局地的なゲリラ豪雨が多発しており、同社株への連想が働きやすく、人気化する可能性もある」(銀行系証券)との指摘もある。
1200円台にまとまっている戻り待ちの売りを消化すれば、4月27日に付けた年初来高値1373円奪回に向けて、リバウンドに弾みをつける公算が大きい
● 日本マクドナルド(2702)
1-3月期は「Big America」シリーズが好調、7月から投入のチキン関連の新商品も想定以上の好調スタートが確認される。比較的高い価格帯の新商品の好調と、内容面からも評価できる。手薄だったチキン関連での存在感を増すことで、裾野拡大の動きも期待。22日には6月中間企業性を上方修正、営業利益で128億円予想を前年同期比52%増の146.3億円へと引き上げている。通期では、営業利益で前期比7%増の会社予想ながら、上期好調の流れもあり、業績上ブレの公算が高まる。株価は6月中間期の優待権利取りを通過したことで売りに転じたが、1900円の大台をメドに反転、5日移動平均線を回復して戻りを試す展開。目先の調整で値ごろ感も台頭、絶好調の業績織り込みで2099円の年初来高値更新に向かう展開が見込まれる
● ソニー(6758)
29日に11年3月期第1四半期(10年4−6月)の連結決算を発表。エレクトロニクス製品の競争力向上を主因に、営業損益は670億1600万円の黒字(前年同期は257億円の赤字)、最終損益も257億3700万円の黒字(同370億9300万円の赤字)と大幅黒字に転換したことが評価されている。
決算発表を受けて、ゴールドマン・サックス証券は30日付のサマリーで同社を取り上げ、黒字幅は想定を上回るもので「ポジティブサプライズ」とし、エレクトロニクス製品の競争力向上を高く評価。11年3月期の連結営業利益を会社側が上方修正した1800億円(前期比5.66倍)をさらに上回る2250億円(同7.08倍)と予想。投資判断で強気の「買い推奨」継続とし、目標株価を3000円から3200円に引き上げている
● パイオニア(6773)
押し目が再度あれば絶好の買い場になりそう。再度280円台を狙う。ここで、再度注目する証券も出てきた。ここからの押し目狙い。輸出企業にとって円高は辛いが、ここで300円割れで悪いものを織り込み、全体が戻りに入ると同社もしっかりした相場になりそう。今期黒字転換見込みであり、連結最終は前期の582億円の赤字から今期は110億円の黒字の模様