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兜町ひそひそ話

  

5月18日(金)
● エスペック (6859)
業績面から買い安心感を誘いやすく、割安バリュエーションに加え、好取組を形成していることなども支援材料となりそう。同社は、環境試験器のトップメーカー。
13年3月期予想の連結経常利益は前期比30.0%増の27億円。「昨年11月にモデルチェンジした、省エネ性能に優れた新製品(恒温恒湿器)が、買い替えニーズを取り込み好調」(総務人事部)という。
二次電池の性能評価向け充電試験製装置や、耐環境評価用の環境試験装置の受注が上向く一方、太陽電池向けおよびパワー半導体分野向け専用装置も好調に推移している。
本業のもうけを示す営業利益率は今期7.1%(前期実績は5.7%)に向上、14年3月期には8%以上を目指している。国内市場の深耕に力を注ぐほか、中国・アジア市場の成長を取り込む方針。
配当は2円増配し20円を予定。予想配当利回り2.9%台が下支え。軟調な場面は狙い場となりそう
● ITHD(3626)
前3月期は事前予想を大きく上回る利益を確保して着地、今3月期も営業利益で12%増と、2ケタ増益と想定超の業績見通し。システム開発の好調とともに、人件費減や効率化進展などにより利益を確保する見通し。好調な業績見通しに対し、PER14倍台、PBR0.6倍台の時価水準には強い割安感が残る。11日付けでは、大和証券が投資判断をやや強気の「2」から最上位の「1」に引き上げ、目標株価を1417円としている。前期の配当性向約30%から見て、今期同等の42円配の可能性を指摘、4%超の配当利回り面からの妙味を指摘する。株式市場全体安の中、目先の株価は調整基調ながら、下値メドとして効いている26週移動平均線水準を前に下げ渋りの動き。下値メドに到達したここからの見直し買いで年初来高値更新、1200円の大台乗せに向かう展開が見込まれるる
● 高砂鉄工 (5458)
13年3月期の連結営業損益は4億3000万円の黒字化(前期6億2100万円の赤字)の見通し。
柱の鉄鋼製品事業では11年に一部のステンレス事業を譲渡し、さらに、めっき事業から撤退、10月に加工受託に特化する新体制が整った。
「固定費削減をはじめ、在庫圧縮による価格変動リスク回避や資金負担軽減などの事業構造改革による収益改善効果は着実に成果を上げつつある」(12年3月期決算短信)。
「当社グループの主要需要先である自動車需要については、東日本大震災やタイ洪水被害の影響を受けた前期に対しては増加すると見込まれ」(同)、「事業構造改革の効果が期を通して寄与することなどを踏まえて」(同)、今期営業黒字化の見通しを出した。
グループ再編成の思惑も根強い。同社は新日本製鉄 <5401> グループの1社で、筆頭株主は新日鉄住金ステンレス。新日鉄は住友金属工業 <5405> と10月に合併する予定だが、日鉄鋼管、日鉄鋼板(大同鋼板と大洋製鋼が統合)を株式交換制度で完全子会社化、鈴木金属工業 <5657> に対する第三者割当増資による持株比率の引き上げなど、グループ間の再編成・持ち合い強化を続けてきている。
株価は底入れの足を見せてきた。株価水準も3月の急騰前のもみ合い水準に到達、下値は確認できたようだ
● 高島(8007)
浮上期待あり。これから押し目狙い。全体株安から仕掛けどころ見えず、仕手株オール値下げとなっていた。ここでは、一般の投げ加速から売らされる人が急増している。売りが売りを呼び、一般が投げさせられたところがいつも底値になる。ここで高島は狙い、どこまで下げるか見ていき狙いとなる。月末からの再浮上期待
5月17日(木)
● フジ・メディアHD (4676)
本業の好調が続いており、狙い場となりそう。
15日に発表した13年3月期予想の連結営業利益は前期比17.5%増の390億円と本業の好調を見込む。「放送収入は安定した伸びを見込み、フジテレビの大型映画のDVDなどをリリースする映像音楽事業や、ディノス、セシールなどの生活情報事業でも増収増益を目指す」(IR部)という。
もっとも、連結経常利益は同20.7%減の415億円となる見通し。系列局の株式取得に加え、サンケイビル子会社に伴う負ののれん代が発生する。配当は800円増配の年4400円(中間期末、期末ともに2200円)を計画している。
テクニカル上では、年初来高値(14万6500円、4月4日)をピークに下落トレンドを形成している。在京キー局のTBSホールディングス <9401> や日本テレビ放送網 <9404> 、テレビ朝日 <9409> も同様の動きとなっているが、フジの予想配当利回り3.4%台は、他の局(TBS1.4%、日本テレビ2.5%、テレビ朝日1.8%台)に比べ高く、株価の下支えが期待される。
「夏場のロンドン五輪などのイベントを控え、テレビ局への物色人気も高まりやすい」(銀行系証券)との指摘もある。売り一巡後は、反発を試す動きが期待できそう
● 三菱瓦斯化学(4182)
9日に発表された今3月期業績は、売上で前期比11%増、営業利益で同2倍、最終利益で同2.3倍と、利益急拡大を見込む。セグメント全般にわたって、販売数量回復と採算改善が寄与するもの。好調な業績見通しを受け、PER8倍台の現水準の割安感は非常に強い。株式市場全体が調整基調の中、株価の動きは鈍いものの、75日移動平均線近辺では下げ渋りの動き。今期好業績見通しは株価に織り込まれておらず、75日線をメドに下げ止まり・反転、昨年の高値圏を抜け、700円の大台乗せに向けた浮上が期待できる
● ミヨシ油脂 (4404)
25日・75日の両移動平均線がサポートラインとして意識され、底入れムードが強まっている。
同社は、内装部品に強みを持つ自動車部品メーカー。
13年3月期予想の連結経常利益は前期比28.1%増の77億円、2期ぶりに最高益を更新する見通し。中国やタイ、アセアンがけん引し、原価低減効果も浸透する見通し。想定為替レート(期中平均)は1ドル=77円、1ポンド=120円。期末一括配当の9円は継続する。
一方、今期の予想営業利益率は5.6%(前期5.1%)。中期的には14年までに8%を目指す。「得意先の海外展開に合わせ力を注ぐと同時に合理化も進める」(広報課)という。
中期展開力の大きさに対して、指標(予想PER5倍台、PBR0.8倍台)面での割安感が目立つ。22日にアナリスト向け説明会を予定している
● ユアサ商事(8074)
安値から反発する株がいろいろと出そう。チャンス。戻り相場で5円高でも利食いする。それを本数でこなすことが出来るかどうか、それがこれからの相場で大儲け出来る人を決めることになる。8101、6796、7261、1801、1813、8020、1334、3577など、下げ過ぎ株の反発が期待される。ユアサ商事は太陽光関連として注目する
5月16日(水)
● USS(4732)
今3月期業績は売上で前期比2%増、営業利益で同4%増と増収・増益を見込む。前期は震災後の中古車需要の大幅な増加を受けて業績を伸ばしており、今期はその反動減が見込まれる中での増収・増益確保が評価できる。今期は新車販売の正常化により上期は出品数増加が見込まれる。下期はこれが鈍化する見通しながら、同業他社と比較した成約率の高さが強み。今期配当は前期から49円増の年293円と、連続増配予定。3.5%と高い配当利回り面からの妙味も高い。株価は13週移動平均線をサポートラインに上昇トレンドが続く。時価はPER14倍台と割高感はなく、好業績織り込みで9000円の大台を目指す展開が見込まれる
● 日本信号(6741)
急反発で年初来高値を更新する。昨日発表の今3月期業績が売上で前期比2%増、営業利益で同67%増と、大幅増益見通しにあることが買い材料となっている。鉄道信号分野ではアジアを中心とした総合システム案件へ注力、交通情報システムの積極展開などを目指す。野村証券では強気の投資判断「Buy」を継続、目標株価を610円から660円へと引き上げている。交通系ICカード新サービス導入に伴う自動改札機の更新需要への期待などを指摘。株価は年初より500円前後での横ばいが続いていたが、高値更新で上値も軽く、600円の大台乗せに向かう展開が見込まれる
● SMC (6273)
5月15日に発表した2012年3月期決算は、営業利益実績が7.4%増益の880億6,900万円で、今期2013年3月期の営業利益計画は3.3%増益の910億円が示された。
野村証券は投資判断「Buy」と目標株価16,800円を継続し、世界マクロの変動リスクが残る中、自力の成長力が高いSMCの魅力は大きいと解説。
配当は前期が130円、今期は140円の予定。
中国・アジア景気もスマホ関連に依存が強く業種の広がりはまだないものの、回復は始まった。成長する中国市場で勝てるかも鍵で、SMCはその1社と評価。
受注は、変動が大きい電機向け、中国・アジア向けが10~12月期を底に回復局面に入った。受注回復が株価を押し上げると想定
● 宮地エンジ(3431)
株価の押し目狙いとなりそう。日本橋梁が戻り、橋梁株では出遅れとして宮地エンジ狙い。下げ過ぎ。大幅高は狙わないが、順当に110円台から130円戻り狙う。短期的にうまく運用すれば、効果的な戻りとなりそう。ここでは、低位株で力のある株の押し目は狙い
5月15日(火)
● クレハ (4023)
クレディ・スイス証券は5月15日付けで、投資判断「Outperform」と目標株価530円を継続した。
13年3月期会社計画(営業利益100億円:前期比18%増)はIBESコンセンサス(92億円)や東洋経済予想(78億円)を上回り、ポジティブ(証券側予想は110億円)。
会社側の14年3月期中期目標営業利益120億円の達成可能性も高まり、株価は好感すると予想。
13年3月期は減価償却方法変更の影響(定率法から定額法への変更)で減価償却費が従来よりも20億円減少すること、および慢性腎不全用剤「クレメジン」に関する和解金収入(10億円)を計上することで利益が上乗せされている。
このため、市場はこれを株価のネガティブ材料とする可能性はあるが、13年3月期の減価償却費は新中期経営計画に基づく設備投資増(12年3月期比116億円増)により、償却方法変更後で12年3月期比6億円の減少にとどまる見通し。
この償却費減少と和解金収入の2つの増益要因(実質16億円の利益増加要因)を除いた会社予想営業利益は84億円とほぼ前期比横ばいの予想となる。
しかしながら、震災影響の一巡による自動車部品用PPS樹脂や食品包装資材、電池材料などの数量回復を考慮すると、会社計画は控えめで上方修正の可能性が高い。
このため、決算発表を受けて株価が短期的に調整する局面では押し目買いを推奨
● 三越伊勢丹HD(3099)
4月上旬にサポートラインとなっていた25日移動平均線を割り込んで以来、下値を切り下げていたが、800円台前半では押し目買いも入り下げ渋りの動き。10日に発表された今3月期業績は売上で前期比2%減ながら、営業利益で同5%増見通し。売上総利益率の改善などにより、増益確保の見通し。今期は、伊勢丹新宿本店再開発を予定しており、強みを持つ自主編集売り場を拡大するとしており、今期から来期にかけてのプラス材料として注目。4月の月次売上は前年同月比5.5%増など、5ヶ月連続のプラスを確保するなど、足元の売上もしっかり。時価はPER10倍台、PBR0.7倍など、指標面からも割安感が残る水準。800円大台をメドに下げ止まり・反転、割安是正で1000円の大台を目指す展開が見込まれる
● カシオ計算機 (6952)
野村証券では14日付で、投資判断「Buy」(買い)、目標株価660円を継続している。
13年3月期連結業績見通しは保守的とコメント。不透明感のあるDSC(デジタルカメラ)は会社側が見ているような黒字化は織り込みにくいものの、それでも時計やシステムの上ブレや営業外収支の改善などで十分カバーが可能であろうとしている。

時計、電子辞書、電卓、電子楽器など独自色の強い製品展開をしていることから、相対的には安定的な成長が期待できるポジションにあるとコメント。同社ならではの機能的な革新性とブランド展開を結びつける戦略が、中級ブランド帯で成長ドライバーとなろうともしている。
同証券では連結営業利益について、13年3月期230億円(前期比2.5倍、従来230億円、会社側計画は200億円)、14年3月期265億円(従来260億円)、15年3月期282億円と試算している
● 富士通(6702)
370円から、ここからどこまで下げるか見ていくが、この株も調整場面は黙って狙いとなりそう。今期から業績復活、来期以降も明るい見込み。株価は売られ過ぎ、ここからは押し目買いも入りそう。5/14に省電力のコンテナ型データ拠点、今秋参入との報道もあり、これから期待度アップ
5月14日(月)
● シチズンHD (7762)
野村証券は5月14日付けで、投資判断「Buy」と目標株価600円を継続した。
12年1-3月期の営業利益は、前年同期比27%増益の23億円と、会社計画の18億円を上振れて着地した。
(1)工作機械事業でタイ洪水の復興需要があったこと、(2)欧州の自動車部品向けが好調でミックスが改善したことが上振れ要因。
証券側では、13年3月期営業利益を前期比30%増益の215億円と、会社計画の205億円を上回ると予想。
12年3月期に対する主な利益増減は、(1)時計を中心とした増収効果で+35億円、(2)震災とタイ洪水影響の剥落で+20億円、(3)為替影響で+6億円、(4)LEDやその他事業でのコストダウンで+10億円、(5)減価償却費の増加で-18億円と試算。
会社計画との主な違いは、時計事業の中国での成長、国内・米国の回復を証券側がより強く見ている点。
中期的には時計畑出身の戸倉新社長の下、(1)エコ・ドライブの価値向上による単価上昇、(2)4月に買収したスイスの高級腕時計メーカーProthor Holding社とのシナジー、(3)高付加価値のムーブメント拡販、などが期待される。
精密銘柄ながら欧州向けの売上高比率が10%程度低いのも魅力
● エムスリー(2413)
3月末に回復した25日移動平均線をサポートラインに下値切り上げ、38万円台に乗せて年初来高値を更新したところからは高値圏で揉み合いが続く。医療サイト「MR君」を運営、製薬会社の医師向け情報を提供する事業を主力に展開。海外では米国、韓国、英国でも事業展開しており、業績を伸ばしている。今3月期業績は売上で前期比21%増、営業利益で同18%増と、2ケタ増収・増益を見込む。国内では、5月から最大手の武田薬品が「MR君」の利用を開始、国内全ての大手製薬会社との契約となった。同事業では磐石の体制を築いており、治験プランニング支援など、他の新規事業への拡大期待も高い。成長期待織り込みで続伸、40万円の大台を狙う展開が見込まれる
● アコーディア・ゴルフ (2131)
5月9日に発表した2012年3月期決算の営業利益は126億100万円(前期比5.4%減益)で、今2013年3月期の営業利益計画は145億円(前期比15.1%増益)だった。
大和証券は営業利益計画は155億円(前期比23%増益)と予想し、レーティング「1」(=買い)継続で、目標株価86,100円と解説。
東日本大震災の影響がなくなることから今期の既存コースは客数、単価共に前期を上回り、過去最高営業利益更新と予想。
1月にスポンサー契約を結んだ太平洋クラブの連結化は9月初旬の債権者集会後に実施される可能性があるが、現時点では大和証券の業績予想に織り込んでいない。
太平洋クラブは17コースを保有する名門クラブで、連結化できた場合には相乗効果、調達の共通化によるコスト削減などに期待。
増配、配当方針の変更が発表されたことも紹介。従来は安定配当だったが、今後は連結配当性向20%程度が数値目標。利益成長で継続的な増配を目指す
● ミネベア(6479)
340円以下、どこをとっても買い場となるか。業績からみて割安であり、今後は実力面からみても買い場となりそう。今期連結経常利益は前期比220%増の208億円、最終利益は同111%増の125億円予想。戻りは4/23の372円突破から3/19の402円も突破期待される
5月11日(金)
● 三井ホーム (1868)
抵抗ラインとなっていた25日移動平均線抜けを試す展開。8日に発表の今3月期業績は売上で前期比4%増、営業利益で同15%増、最終利益は同18%減を見込む。最終減益は、前期にリフォーム子会社の株式売却益を特別利益に計上したところからの反動によるもの。復興需要やエコ関連住宅の拡充などが注目。時価はPER11倍台、PBR0.6倍台と割安感が強い。チャート好転とともに見直し買い、500円の大台乗せに向かう展開が見込まれる
● 日本電産(6594)
株式市場全体安、為替の円高基調を受け、5月初旬から連日の下値切り下げとなっていた。本日も売りが先行するものの、6400円の年初来安値をつけたところから下げ止まり、戻りを試す展開。4月24日に発表された今3月期業績は売上で前期比14%増、営業利益で同30%増と、2ケタの増収・増益見通し。営業利益は過去最高更新を見込む。また、前期から5円増の年95円配を予定する。前提為替レートは1ドル80円、1ユーロ105円と、直近の円高基調と比較するとやや警戒感が残るものの、今期業績の数字自体がやや保守的との見方も強く、直近の15%超の株価下落は過敏な動き。前期はタイのHDDモータの生産拠点が洪水被害を受け、大打撃を受けたが、今期は底から抜けることで業績の急回復を目指す。営業益過去最高更新の今期業績は株価に織り込まれておらず、自律反発狙いの買いも含め、直近の株価急落以前の7500円台を目指す展開が見込まれる
● コニカミノルタHD (4902)
野村証券は5月10日付けで、投資判断「Buy」と目標株価816円を継続した。
12年3月期業績は売上高7,693億円(前期比1%減収)、営業利益403億円(同1%増益)となった。
会社計画(営業利益400億円)を大幅に下回るという証券側予想を大きく上回った。
MFP、PP、TACフィルムが期を通して好調を持続したことに加え、売価維持、粗利確保を徹底しながら、主力製品の販売上積みを最後まで追求したこと、メリハリをつけた経費コントロールを徹底したことが奏功した。
12年3月期の成果では、PODの売上が1,000億円を超えた。今期は20%を上回る増収を見込む。
説明会では、12年3月期の好業績に加え、薄膜への注力などでTACフィルムのシェアが拡大していること、事務機でも同社版MPSであるOPSや大手多国籍企業の商談獲得に弾みがついていること、プロダクションプリンタの売上が着実に伸びていることを確認でき、好印象。同社に対する強気の見方を継続
● 東京建物(8804)
押し目狙い。ここでモルガンが、大和ハウスなどと一緒に同社株も強気した。従来の目標400円から430円に引き上げた。時価は260円台、日経平均が9000円割れとなるとさらに一段安も想定されるが、今後の調整場面、下値買いとなる。不動産株は今後期待度が大きく、戻る株は増えそう
5月10日(木)
● メガチップス (6875)
ドイツ証券は5月9日付けで、投資判断「Buy」と目標株価2,100円を継続した。
13年3月期会社計画の営業利益41億円(前期比35%増)は、証券想定(40-42億円)の範囲内でサプライズはない。
証券側予想43億円を下回ったが、保守的との印象で証券側予想を超える潜在力があると推察。
会社計画に対する印象は良好。
売上計画が保守的な同社が、ASIC、DSC、システムと証券側予想を上回る数値を提示したため、一定の自信をうかがえる。
売上が計画を達成すれば営業利益水準は上振れると予想。
14年3月期中期計画の営業利益は51億円と、証券側予想57億円を下回るが、今期の上振れに伴って修正されると予想。
説明会では3DSソフトのダウンロードの影響、川崎マイクロエレクトロニクスのLCD関連事業の下振れや子会社化による規模拡大への懸念が質疑応答で出てきたが、いずれも証券側ではリスクが低いと見ている項目。
川崎マイクロエレクトロニクスは買収案件も良好で、同社にとってポジティブ。
こうした懸念がくすぶる間が良い買い場と
● タムロン(7740)
デジカメ向け、携帯向け、監視カメラ向けなど、多様なレンズを手掛ける。前12月期はタイ洪水被害による得意先の減産が重石となったものの、今期はこの影響から抜けること、国内外で一眼レフ向け交換レンズが好調、ミラーレス用新製品の寄与もあり、増益転換見通し。この会社予想については保守的、との見方が出ており、一層の増益幅拡大期待も高い。株価は直近割り込んでいた25日移動平均線を2日に回復、更に13週移動平均線をサポートラインとした上昇トレンドが続く。PER13倍台の時価水準には割安感が残っており、割安是正で3000円の大台近辺に向かう展開が見込まれる
● 三菱瓦斯化学 (4182)
メリルリンチ証券は5月9日付けで、投資判断「買い」と目標株価570円を継続した。
13年3月期会社計画の営業利益は180億円と、証券側予想150億円やコンセンサス予想127億円を上回った。
ただ、会社計画には減価償却費方式変更の影響+62億円の押し上げ効果があるため、実質的な会社計画営業利益は120億円に留まる。
BTレンジなど半導体パッケージ基板関連材料の数量回復、石油化学品のイソフタル酸の改善などが寄与する見込み。
高水準のメタノール市況、電子材料・石油化学品の回復などから高い業績成長が見込まれ、株価バリュエーションの割安感が際立つと。
会社側は新中期経営計画「MGC Will2014」を発表。15年3月期経常利益600億円の計画。
不採算事業の再構築に触れられている点をポジティブに評価。  
中期計画の詳細は11日の決算説明会で述べられる予定
● レオパレス21(8848)
今期業績好転見込み、株価は3/21の316円から目先は210円まで100円安となっているが、そろそろ押し目は買い場となりそう。戻り30円高狙い。12/3期の営業利益下方修正(50.0→45.0億円)は相場に織り込み。不安材料よりも今後の期待度があり、株価の反発が期待される
5月9日(水)
● 夢真HD (2362)
売り一巡、ここからは反発に転じてくる模様。この株は、今後とも継続的に買いが入る可能性あり
● 山崎製パン(2212)
今12月期の第1四半期決算は、営業利益で前年同期比27%増と好調な数字で着地。パンの売上好調が奏功したもの。通期では営業利益で前期比12%増を見込むが、足元の進捗が好調、今後業績上方修正に進む公算も高まる。株価は、株式市場全体が調整基調の中、目先の売りに押されるものの、サポートラインとなる13週移動平均線水準で下げ渋りの動き。足元好業績は依然株価に織り込みきれておらず、ここからの見直し買いで、1400円の大台を試す展開が見込まれる
● 東京センチュリーリース (8439)
会社側は5月8日、12年3月期決算と13年3月期計画を開示。今期経常利益は前期比0.5%増の465億円、当期純利益は同3.1%増の270億円を見込むと発表した。

 【大和証券の解説】
 前期は過去最高益を更新したが、証券側従来予想に沿う内容であり、発表された決算にサプライズはない。
 ただし、引き続きリース需要の回復の兆しが見られた点、同社が成長分野として掲げるファイナンス事業の営業資産残高が順調に増加している点は評価ポイント。
 今期に関しては、会計基準変更差益の剥落影響や大幅に減少した与信コストの反動増などの減益要因が見込まれる中、同社は最高益更新を計画。
 今期の増益要因として、リース事業の営業資産残高の逓増、ファイナンス事業の利益増加、コスト削減効果の発現等を見込んでいる模様。
 また、引き続き良好な与信環境を想定し、貸倒引当金繰入額は4億円程度と低い水準を計画しているとみられる。

 前期決算ではリース事業の業績モメンタムが改善していること、ファイナンス事業の営業資産残高が増加していることなど、ポジティブな材料が見られた。
 今期は過去最高益更新を計画しており、積極的な会社計画が発表されたことも評価。
 足元の株価下落を受け、同社の11年度予想PERは6倍程度まで低下しており、3%を超える12年度予想配当利回りからも株価に割安感は強いと
● 科研製薬(4521)
そろそろ狙い。塩野義が本日決算、決算内容見て判断していくが、ここでは科研製薬の押し目は狙い。チャンスとなる。為替波乱も内需、ディフェンシブ関連株にとっては狙われる可能性があり、ここでの押し目狙い。高配当予想。900円台で40円配当予想は評価できる
5月8日(火)
● 油研工業 (6393)
低価格・省エネ・グローバル対応の新製品の開発・シリーズの拡充を推進、12年3月期の連結営業利益は15億円(前期比47.2%増)の見通しで、期末配当は前期末の3円に対して4円にする計画。13年3月期も連続増益・増配が期待されよう。なお、決算発表は5月10日の予定。
12月末時点での保有自己株式は171万887株だったが、2月10日に30万株を追加取得、株式需給が一段と改善していることも材料視できよう。
株価は160円台のもみ合いと底堅い動きを見せているが、5日移動平均線がジリジリと上向き転換しつつあり、そろそろ上値追い態勢に入ってもいいタイミング。
代表的な油圧機器である建設機械の酒井重工業 、加藤製作所 が強い動きであることも刺激となりそう
● クレディセゾン(8253)
目先調整基調ながら、75日移動平均線が下値メドとして効いており、押し目買いが入り買戻しの動き。流通系カードではトップ企業。前3月期業績は資金原価減と貸倒費の大幅減により、利益急拡大、今期も高水準での推移が見込まれる。自社サイト「永久不滅ドットコム」での展開による中長期的な事業拡大期待にも注目。時価はPER9倍程度、PBR0.8倍台と割安感の残る水準にとどまる。堅調な業績期待に対し、株価には上値余地が残っており、目先調整を経たここから再浮上、1852円の年初来高値更新に向かう展開が見込まれる
● くろがねや(9855)
12年5月期(11年5月16日-12年5月15日)の単体営業利益は6億1700万円(前期比45.0%増)の見通し。
「非常に厳しい寒気の影響により、暖房用品や燃料などの販売が前年を大きく上回った。また、震災などに対する意識の高まりなど、防災用品の販売が好調に推移」(11年5月16日-12年2月15日累計の決算短信)。
5月期末の配当は6円の計画で、東京都、神奈川県、山梨県に在住の株主には買い物優待券、東京都、神奈川県、山梨県以外に在住の株主には山梨県産ワインの株主優待も付く。なお、配当・優待の権利付き最終日は5月10日。
株価は340円台のもみ合いとなっているが、上昇トレンドの25日移動平均線が下から接近、もみ合い上放れのタイミングも近そう
● 東ソー(4042)
ここから押し目狙い。どの証券の目標も時価より高く、売られ過ぎの位置となっている。これからは買い下がり、徹底して今後は強気の仕込みも可能か。戻りは、夏から秋には230円以上も期待される
5月7日(月)
● ファーマライズHD (2796)
12年5月期の連結営業利益は16億7800万円(前期比12.1%増)の見通しだが、第3四半期(11年6月-12年2月)は12億5900万円(前年同期比29.8%増)と業績進ちょく率は順調。
第3四半期末の同社グループが運営する調剤薬局店舗数は、期初から8店舗増加し170店舗(直営168店舗、FC2店舗)。「調剤薬局の機能を開発するという観点から、当社グループの運営する調剤薬局において第一類医薬品を充実させることに加えてメディカルアロマや医療用サプリメントを取りそろえて、新たな付加価値の提供に向けた模索を続け」(第3四半期決算短信)、第3四半期の調剤薬局事業の売上高は前年同期比10.7%増を達成した。
JR札幌駅内「JRタワーオフィスプラザさっぽろ」の7階から9階に展開する「ファーマライズ医療モール」の運営も手掛けていることも材料視できよう。
5月期末配当は1000円の計画。前期末は2600円だったが、11年12月1日に1→3の株式分割を実施しており、実質増配となる。
伊藤忠商事と業務・資本提携、バックもしっかりしている。
株価は3月29日に7万3900円高値を付けたあとに調整に入ったが、6万円接近場面では下げ渋っており、そろそろ反転のタイミングをつかみそう
● コメリ(8218)
今3月期は売上で前期比4%増、営業利益で同6%増と、増収・増益を見込む。前期落ち込んだ園芸関連の回復や復興需要取り込みが業績に貢献する見通し。プライベートブランド比率の拡大、出店拡大もプラスの材料。また、夏場の電力不足への懸念に対し、節電関連銘柄の一角としての注目度も高い。業績拡大見通しに対し、株価は2200円前後を下値メドに年初来安値圏にとどまっており、割安感が強い。堅調な業績織り込みで見直し買い、昨年高値2600円を抜け上値を試す展開が見込まれる
● 燦ホールディングス (9628)
公益社グループを中核とし、葬仙グループ、タルイグループも加わり組織された葬儀請負、霊柩運送事業のトップ企業だが、4月27日に、予想を上回る推移をしていることから12年3月期の連結営業利益見込みを16億1000万円から18億5000万円(前期比57.6%増)に、純利益見込みを8億1000万円から9億1000万円(同88.4%増)に上方修正、ピーク純利益更新の見通し。なお、正式な決算発表は5月14日の予定。
「葬儀に対する社会的関心も依然高まりを見せており、マスコミ、書籍、雑誌などで数多くの関連情報が取り上げられていることに加え、平成23年8月、経済産業省が『安心と信頼のある「ライフエンディング・ステージ」の創出に向けて』と題する報告書を発表するなど、葬儀業者の信頼性や葬儀費用の透明性などへの注目度の高さが、一段と鮮明になってきた。このような環境の変化を的確にとらえ、サービスの向上に取り組んだ」(11年7-12月期決算短信)
● 日信工業(7230)
本日は全体安の中で売りに押されるものの、25日移動平均線をメドに下げ止まりの動き。直近では75日・25日移動平均線のゴールデンクロス示現も確認されており、戻り歩調に変化はない。二輪ブレーキでは世界最大手企業。今3月期はタイ洪水被害から抜けて生産正常化、二輪ブレーキは新興国を中心に伸びる見通し。時価はPER9倍台、PBR1倍割れと割安感が強い。サポートラインとなる25日線にタッチしたここから見直し買い、1400円台半ばの年初来高値更新、更に上値を試す展開が見込まれる
5月2日(水)
● 日本ERI (2419)
800円前後に控える戻り売りが上値を抑制しているが、業績進ちょく率が高く、予想配当利回りも3.5%台と高い。5月28日の権利付き最終日に向けて配当狙いの買いを誘いやすく、継続した買いが期待できそう。
同社は建築確認検査大手で、民間では唯一全国に展開。マンションなどの性能評価も手掛けている。
12年5月期予想の連結経常利益は前期比16.3%増の12億1700万円と最高益を見込む。第3四半期(11年6-12年2月)は前年同期比18.3%増の10億2300万円。通期予想に対する業績進ちょく率は84.1%、増額余地を残している。
会社側は「主力の確認検査業務が、リーマン・ショック以降、中・大型物件を中心に復調の動きが続いている」(広報・IR部)という。住宅性能評価・長期優良住宅業務も堅調に推移している。13年5月期は、震災復興需要が発現する見通しで、好調な流れが続く公算が大きい。
テクニカル上では、75日移動平均線が下値をサポート。予想PERも9倍台と割安で、下値不安は少ない。戻り売りをこなしながら、年初来高値(898円、1月31日)を目指し、ジリ高基調の動きが想定される
● 東海理化(6995)
4月26日に発表された今3月期業績は営業利益で前期比75%増、最終利益で同85%増と大幅拡大の見通し。トヨタ系の自動車部品メーカーで、国内ではトヨタ向けが回復、また工場を拡張したブラジルなど、新興国での伸びが業績を牽引する見通し。株価は好調な業績見通しを受け急伸、抵抗ラインとなっていた25日移動平均線を上抜けてきている。目先は利益確定の売りに押されているものの、下値を拾う動きもあり、5日移動平均線水準では下げ渋り。PER9倍台の時価水準には割安感が強い。チャート好転を追い風に割安是正、年初来高値を抜けて1700円の大台を試す展開が見込まれる
● UBIC(2158)
好業績と好チャートで見直し余地が大きそう。同社は、米国に拠点を持つ日本企業を対象に、訴訟支援サービスを展開している。
12年3月期予想の連結経常利益は前期比87.7%増の19億円と最高益を見込む。足元も好調で、第3四半期(11年4-12月)の連結経常利益は前年同期比4.4倍の18億2600万円。通期予想に対する業績進ちょく率も96.1%と高い。会社側は「詳細は今月予定している決算発表で明らかにする」(管理部)。具体的な発表日は調整中という。
チャート上では、25日移動平均線がサポートラインとして意識される。もっとも、需給悪化を嫌気した売りが膨らみ、一時的に下方へ勢いづいた場合でも、75日移動平均線が長期のサポートラインとして機能を果たす可能性が高く、下値は限られそう。
指標面に割安感はないが、増額の可能性が高く、電子証拠開示の認定団体の会員リストに名を連ねるなど、今後、米国での知名度向上に伴い業容の拡大も期待要因。13年3月期も好調な決算を持続しそうで、株価の深押し場面は、中・長期で狙い場となりそう
● 丸紅(8002)
540円からの押し目は、レシオ面からも、実力面からも、チャートからも、買い場接近。下がれば下がるほど狙い。短期というより中・長期的に狙い。540円台は絶好の仕込み場。今年後半、復活狙い。次なる相場では600円以上での活躍期待。4/23にクレディ・スイス証券は800円目標として強気
5月1日(火)
● CTC (4739)
前週末に発表の今3月期業績が売上で前期比6%増、営業利益で同9%増と、増収・増益見通しにあること、前期から5円増の100円配とすること、更に発行済株式総数の2.47%にあたる自社株買いを発表したことが好感される。情報通信分野の案件獲得や、クラウド案件強化などのより業績を伸ばす見通し。株価は26週移動平均線をサポートラインに下値切り上げの動き。今期業績を織り込むと指標面からの見直し余地拡大、4200円~4300円台を狙う展開が見込まれる
● ピジョン(7956)
3月上旬に回復した25日移動平均線をサポートラインに下値切り上げの動きが続く。育児用品ではトップ企業。今1月期は国内育児用品は横ばい程度を確保、中国での事業拡大が業績を牽引する見通し。また、中国以外のアジア圏も強化、前期の落ち込みからの回復を見込む。今期は営業利益で前期比12%増と2ケタ増益を見込む。今期88円配予定で2.7%の配当利回り面からも一定の妙味があるが、増益確保で増配となる公算も高い。好調な業績織り込みで続伸、一昨年の高値圏である3800円台を狙う展開が見込まれる
● 昭和電工(4004)
UBS証券は4月27日付けで、投資判断「Buy」を継続し、目標株価を200円→220円へと引き上げた。
27日引け後に会社側は第1四半期決算を発表。第1四半期営業利益は前年比2%増、前四半期比12%増の95億円となり、日経プレビュー報道(80億円)を上回った。
証券側事前予想(60億円)からの乖離はHDメディアが主因で、数量は2,400万枚/月と予想線も、製品構成と生産性改善は想定以上。
HDメディアが牽引役となり、第1四半期決算はポジティブサプライズとなった。
証券側では12年12月期予想営業利益を530億円へと4%上方修正したが、これは会社計画とコンセンサスを10%上回る水準。
主に大分工場トラブルの影響(25億円減)、HDメディアのマージン改善(60億円)を織り込んだ。
13年12月期は石化の定期修理とトラブル影響の消失、HDメディアの数量拡大から28%増益の680億円を予想。
HDD業界はタイ洪水で滞った供給を挽回すべく急速に稼動は上昇。メディアは新規増設の予定はなく、デボトルで若干の供給余力残る同社への依存度が強まる。
証券側では少なくとも13年前半までメディアのタイト感が続き、同社のフル稼働が継続すると予想
● テンポスバスターズ(2751)
新興株は銘柄関係なく売られていたが、ここでようやく上向き。ここからの反発がありそう。まずは4/2の132800円突破を目指す。4/11の120600円を目先の下値にして反発。もともと大人気株のため、買いが入るとさらに買いが入る好循環となりそう
4月27日(金)
● アドバンテスト(6857)
昨日、今3月期業績見通しを発表、営業利益で120億-200億円と、市場予想を大きく上回る数字が交換されている。また、年間配当を前期実績から5円増の年20円配としたことも評価。株価は年初から急ピッチで下値切り上げ、直近は調整局面ながらサポートラインとなる13週移動平均線で下げ止まり、反転。想定超の業績見通し織り込みで続伸、1500円の大台乗せに向かう展開が見込まれる
● インターネットイニシアティブ(3774)
クラウド技術を活用したデータセンター事業や、情報誌セキュリティソフトなどが好調、増益基調継続の見通し。ACCESSと次世代クラウド基盤技術を研究開発する共同出資会社を設立、今期には黒字化を目指す。同事業で圧倒的な強みを持つ企業として、クラウド関連需要増の恩恵を受けることが期待できる。海外では中国を始めアジアでの展開を加速、また米国でもサーバー貸しサービスを開始しており、中期的成長に繋がる材料として評価。19日付けでは、大和証券がやや強気の投資判断「2」を継続、目標株価を34.8万円としている。株価は25日移動平均線をサポートラインに下値を切り上げている。30万円の大台に乗せたところからは、利益確定売りに押されてやや上値が重くなっているものの、25日線との乖離が縮小しており、週足ベースでは13週・26週移動平均線がゴールデンクロス示現に向けて乖離を縮小している。チャート好転を追い風に昨年高値圏の36万円台乗せに向かう展開が見込まれる
● カナモト(9678)
2011年11月に成立した第三次補正予算は順次執行され、足元では被災地復興のために活用されていると。東北地方で増加する臨時警備やATMの需要に応える綜合警備保障(2331)に注目。
また、建設機械や発電機などのレンタルを行うカナモト(9678)は北海道が地盤で東北地方に近いため、旺盛な震災復興関連需要を取り込む。
カナモトは11~1月期ですでに上期会社予想営業利益を上回っている。2~4月期の震災関連需要は旺盛な模様であり営業利益の上振れ期待は大きい。
阪神大震災の時は、震災から3年半後にレンタル売上高がピークを迎えたが、東日本大震災後の需要はさらに息の長いものとなりそう
● 楽天(4755)
10万円が現実味を帯びてきた。今回のネットによる薬品販売の見直しは、まだまだ波乱含み。あらゆる扱い分野が成長、さらに海外拡大も今後の期待を拡大させていく。4/23にメリルリンチ証券が「B-1-7」として、目標株価を126000円とした。今後、堂々たる浮上がありそう
4月26日(木)
● DeNA (2432)
本日は、グローバル版「Mobage」向けカードバトルゲームが欧米でも高評価などと伝えられており、株価の支援材料。今3月期業績はアイテム販売等が好調、増益見通し。成長鈍化懸念により、昨年後半から大幅に調整下株価は1800円割れ水準から切り返し、年初に回復した13週移動平均線をサポートラインに下値を切り上げる。更に、直近では13週・26週移動平均線のゴールデンクロス示現も確認されている。チャート好転を追い風に安値圏から見直し買い、3000円の大台を目指す展開が見込まれる
● ユニー(8270)
この2月期業績は売上で前期比微減、営業利益で同3%増を見込む。前期は想定超の水準で着地、今期は率は鈍化するものの増益確保、金融事業の改善などが評価できる内容。TOBによりサークルKサンクスを完全子会社化、スーパー、コンビニで物流体制等を一本化する動きも注目。完全子会社化により最終利益が大きく改善することもあり、時価はPER5倍台と割安感が強い水準にとどまっている。株価は25日移動平均線をサポートラインに堅調に下値を切り上げており、引き続き割安是正、1200円前後を狙う展開が見込まれる
● 山九(9065)
出遅れ株として狙われる可能性あり。バークレイズキャピタル証券は4月25日に山九の投資判断を新規に「「1」(=オーバーウエイト)で、目標株価420円と発表した。
業績自体は2013年3月期予想で、ピーク利益だった2008年3月期の8割レベルまで回復すると予想。
一方、機工事業の主要顧客の鉄鋼業の利益回復は進まず、例えば新日鉄の2012年3月期営業利益レベルは金融危機前2008年3月期レベルの3割程度にとどまる見通し。
2012年3月期中は、円高や震災、タイ洪水による顧客のメンテナンス投資先送りで受注環境は当初見ていたほど好転しなかった。
しかし、ここからは円安や震災、洪水影響一巡等により顧客のメンテナンス投資マインドは改善傾向に向かうと想定。 
2012年3月期、2013年3月期は新日鉄君津の改修工事で業績は増益になる他、2014年3月期以降も先延ばしされた工事の顕在化や海外工事増加で目先2~3年はシクリカルに業績が伸びやすそうと
● 野村不動産HD(3231)
不動産株の中ではこの会社、今後戻りの期待大きい。全体相場浮上では、不動産株、銀行株の活躍が期待されるが、都心中心に安定的な売り上げがあり、今期も連結最終は前期比174%増の150億円予想。3/19に1527円があるが、今回は夏前までにこの高値奪回を狙う
4月25日(水)
● 住生活グループ(5938)
クレディ・スイス証券は4月25日付けで、住生活グループの投資判断「Outperform」を強調し、目標株価2,000円を継続した。
直近の株価下落によってEV/EBITDAの割安感が顕著であり、住宅セクターのトップピックとして推奨。
12年3月期第4四半期もしくは13年3月期第1四半期が業績のボトムとなる可能性が高く、株価は業績回復を織り込むと予想。
13年3月期会社計画の営業利益は500億-550億円程度(発表日は5月7日の予定)となろうが、第2四半期もしくは第3四半期決算で上方修正される可能性が高い。
12年5月からはタイの生産活動が復旧し、国内では住宅購入刺激策、低金利、日銀の量的緩和、世帯数の増加といった要因で住宅着工が増加すると予想
● リゾートトラスト(4681)
前3月期は大型物件の開業がなかったこと、東日本大震災後の買い控えなどがあった中で健闘。今3月期も大型物件の開業はないものの、非会員制都市ホテルを金沢に開業、震災の影響から抜けることもあり、増益転換が見込まれる。13日付けでは、大和証券がやや強気の投資判断「2」を継続、目標株価を1700円としている。目先大型物件の開業はないものの、土地は既に取得済み、新規開発再開とともに成長が見込まれるとの判断。株価は13週移動平均線をサポートラインとした上昇トレンドが続く。今期業績を織り込むとPERは10倍程度と割安感が強い水準。引き続き割安是正と中期的成長期待を織り込み、1500円~1600円台へ上昇を試す展開が見込まれる
● GSユアサ(6674)
JPモルガン証券は4月23日のレポートで、経済産業省が蓄電用リチウムイオン電池に補助金(2年間で210億円)の支給を決定したことやエコカー補助金の復活により、蓄電池関連銘柄に注目が集まると予想。
GSユアサコーポレーションの投資判断「Overweight」継続で、目標株価620円と解説。
夏頃を目処に、産業用蓄電池の補助金対象機器に選定される可能性が高いこと、車載用リチウムイオン電池の新規顧客が明らかにされる可能性が高いことなど、ポジティブなニュースの増加を予想
● パイオニア(6773)
500円相場も狙える存在。日立が中心株であり、この株は穴株的ながらも人気あり、今後は来期以降の業績に注目。4/17にメリルリンチが514円目標にしているが、強気は多く、400円前後も380円も狙い。下げたら買い下がり
4月24日(火)
● オプトエレクトロニクス (6664)
バーコード読み取り部品のレーザーエンジンで国内シェア90%を握り、ハンディスキャナ、定置スキャナ、データーコレクター、ハンディターミナル(バーコードデーター収集用端末)、スマートフォンハンディターミナルなどで展開を計っている企業。
4月6日に12年5月中間期(11年12月-12年5月)の連結営業利益予想を3億5000万円から3億6000万円(前年同期比2倍)に上方修正したが、第1四半期(11年12月-12年2月)は2億4900万円(同41.3%増)と業績進ちょく率は高く、再上方修正の期待も出てきそう。なお、12年11月期の6億4000万円(前期比4.4%増)の見通しを据え置いている。期末配当は5円と前期末の2円に対して増配する計画。
第1四半期の好調は「売上増とドル出荷体制に伴う原価低減に加え、販売費および一般管理費が減少したこと」(第1四半期決算短信)。
株価は4月17日に649円高値を付けたあと、調整となっているが、月足を見ると、08年8月以降、続いてきた低位もみ合い相場を上放れてきたところであり、新たな中・長期上昇相場に入った足
● エスバイエル(1919)
2月3月と買われた反動や利益確定売りで4月に入ってからは調整が続いた。しかし、ここで再び太陽光関連に市場の関心が集まっていることとチャートの調整一巡感も手伝い(ヤマダ傘下で業績も伸ばしていることもあり)、目先堅調な動きが続く可能性が高い
● ラウンドワン(4680)
見直し余地が大きそう。
都心部での大型施設の展開が相次ぐ。東京の新名所のひとつ「ダイバーシティ東京」(4月19日に開業)に新規出店したほか、27日には大阪・千日前に、さらに今年12月には東京・池袋にも新規出店を予定。現在、カリフォルニアで1店を展開している海外店は、13年3月期に3店程度の新規出店を模索している。
業績は好調。12年3月期予想の連結経常利益は前期比58.8%増の110億円。市場では「原発事故などの影響でアウトドア型レジャー施設への集客が伸び悩むなか、インドア型が見直され、好業績につながっているようだ」(銀行系証券)との見方。
会社側は「5月11日に決算発表を控え詳細は控えるが、既存店の活性化と新規出店に力を注ぐ」(総務部)という。13年3月期は、12年3月期の反動減への警戒感も残るなか、既存店の活性化や新店効果が収益のポイントになりそう。
テクニカル上では、25日移動平均線が上値を圧迫するが、75日移動平均線がサポート。PBRは0.6倍台と割安で、押し目買い好機となりそう
● JVCKW(6632)
押し目狙い。ここで、押し目狙いの株が増えている。今後、堂々たる浮上がありそうな株、チャンス到来。同社もその1本となりそう。320円台なら狙い。さらに下がるなら買い増しも。いざ戻りに入ると、しっかり400円もありそう。4/9にバークレイズ証券は440円目標にした
4月23日(月)
● ホクシン(7897)
木質繊維を特殊な接着剤とともに熱圧・成形したMDF(中質繊維板)のトップ企業だが、12年3月期の連結営業利益は2億2000万円(前期1億6400万円の赤字)の見通し。薄物MDFの生産量が床材用途の需要増から大幅に増加、厚物MDFの生産量も品薄感から増加したことが黒字化の背景。13年3月期は震災復興需要の本格化から増益が続きそう。
住宅資材の総合大手である大建工業 <7905> とMDFの相互供給、調達、技術開発などで業務提携するとともに資本提携も締結したと3月26日に発表したことも材料視できよう。
日足は170円から180円台のもみ合いを上放れ、2月3日に付けた高値203円挑戦場面が見えつつあるが、月足を見ると、08年8月以降続いてきた100円台半ばのもみ合いを上放れてきたばかりと、新たな中・長期上昇相場に入った可能性が高い足
● 良品計画(7453)
宣伝費などのコスト削減を強化しており、今2月期は国内も含めた新規出店と、震災直後の落ち込みからの回復などもあり、営業利益で前期比17%増、最終益で同21%増と過去最高益更新を見込む。株価は25日移動平均線をサポートラインに下値切り上げの動きが続く。時価のPER11倍台には依然割安感が強く、安値圏からの見直し買い継続、5000円の大台を目指す展開が見込まれる
● ゼロ(9028)
日産自動車 <7201> の新車陸送業務を主力とし、オークション会場からの中古車輸送や家電など一般貨物輸送も手掛けているが、2月9日に12年6月期の連結営業利益予想を従来予想の17億円から21億円(前期比68.6%増)に上方修正、期末配当も同じく4.7円から5.8円(前期末4円)に増配すると発表した。なお、11年12月中間期(11年7-12月)は10億8800万円(前年同期比63.8%増)と順調な業績進ちょく率を見せている。
「自動車業界においては、第1四半期(11年7-9月)連結会計期間における生産・販売の急回復が、当第2四半期(10-12月)連結会計期間において継続して好調に推移」(第2四半期決算短信)。
株価は3月28日に352円高値を付けたあとに調整していたが、4月17日に5日移動平均線上に浮上、5日線も上向き転換してきており、底入れ反転の動きに入ってきた。PERは6倍台、PBRは0.5倍台と割安。ただ、売り物が薄いので、押し目をじっくり狙いたい
● 伊藤忠商事(8001)
戻り1200円狙う。800円台は狙い。日経平均9000円なら、850円まで下落リスクあり、下げリスクに対して覚悟も必要だが、今後の相場では評価高く実績あり、実力もあり、かつ期待度も大きい同社の押し目は買い下がり。完璧な仕込みは無理であり、基本は買い下がりとなる。戻りに入ると一気に950円もあるか。4/11にメリルとマッコーリーが、それぞれ1200円目標にしている
4月20日(金)
● JFEホールディングス (5411)
福島原発事故に伴う特需も出たと見られる放射性廃棄物を保管するための鋳鉄製容器を手掛けており、原発再開の議論の沸騰や、今後、原発の使用済み放射能廃棄物処理のニーズの高まりから改めて注目を浴びそう。
12年3月期の連結営業利益は震災復興の遅れから2億円(前期比70.3%減)、最終損益は同社製品の破損に伴う検査・調査費用など特別損失の発生から2000万円の赤字(前期3億6100万円の黒字)の見込みだが、13年3月期は復興需要の本格化に伴うエンジニアリング部門の回復や、半導体製造装置向け素形材の伸長から営業増益転換、特別損失の一巡から最終黒字化となる可能性が高い。
ここに原発向け放射性廃棄物保管容器が上乗せされてくると、さらに収益は伸びそう。
株価は4月以降、突っ込んだが、17日に大きな陽線を立てて底入れ、18日には25日移動平均線上に浮上した。11年後半以降、下げトレンドだった13週・26週線もここ横ばいから上向き転換が見えつつあり、遠からず2月3日高値145円挑戦場面も見えてきそう
● スクウェア・エニックスHD(9684)
今3月期は「ファイナルファンタジー14」「ドラゴンクエスト10」「モンスタードラゴン」等、複数のビッグタイトルが投入される予定。各分野でアイテム課金、月額課金など、安定的な収益が見込まれることが、業績にとっても大きなプラス材料。4日付けでは、大和証券が投資判断を中立の「3」からやや強気の「2」に引き上げ、目標株価を1900円としている。課金収入の増加で業績の安定感が増すとの判断。目先調整基調にあった株価は、75日移動平均線をメドに下げ止まり・反転、戻りを試す展開。今期業績急拡大見通しに対し、株価には割安感が残っている。上昇トレンド加速で、昨年高値圏の1800円台後半を目指す展開が見込まれる
● 丸井グループ(8252)
12年3月期の連結営業利益は170億円(前期比14.9%増)の見込みだが、第3四半期(11年4-12月)は148億400万円(前年同期比36.3%増)と業績進ちょく率は高い。進めてきた不良債権整理が奏功、貸し倒れ額も減少し、カード事業の利益率が上昇している。
13年3月期はカード事業の拡大や、自主企画商材の寄与、ネット通販の拡充などから4期連続の営業増益が続きそう。
株価は3月14日に714円高値を付けたあとに調整していたが、13週移動平均線割れから陽線を立て、下から26週線が接近、そろそろ底入れ反転の動きに入りそうな気配
● ユアサ商事(8074)
ここで、仕手筋の活動活発化。中心株は動きを見て、それぞれの手腕で売り買いすることになるが、いろいろな株が思惑めいて上がりそう。同社も130円台から仕手化して一気に上がる可能性はないが、今後は時間経過とともに下値を切り上げていきそう。150円以上が期待される
4月19日(木)
● クスリのアオキ (3398)
12年5月期(11年5月21日-12年5月20日)の連結営業利益は30億7300万円(前期比42.0%増)の見通しだが、第3四半期(11年5月21日-12年2月20日)累計は28億円(前年同期比79.8%増)と業績進ちょく率は高い。第4四半期(12年2月21日-5月20日)に入った3月度(2月21日-3月20日)の既存店売上高は前年同月比7.0%増と引き続き好調をキープしており、通期予想の上方修正の期待も出てきそう。
なお、5月期末の配当は従来予想の11円から19円(前期末は東証第1部上場記念配当2円を含む12円)に増配すると4月5日に発表している。期末には株主優待カード(5%割引)または地方名産品を選ぶ株主優待も付く。
株価は4月6日に2248円高値を付けたあと、調整していたが、25日移動平均線水準に接近し、なおかつ、時価、5日線、25日線とも収束、煮詰まり感を見せてきており、遠からず上値追い再開の動きに入りそう
● Jフロントリテイリング(3086)
今期業績拡大を織り込む株価上昇が期待。10日に発表された今2月期業績は営業利益で前期比20%増の260億円、3期連続の増益見通し。スーパー事業の改善のほか、旗艦店の名古屋など改装効果により百貨店事業が伸びる見通し。販管費比率の低さが強みともなっており、中期的成長期待も高い。今期業績を織り込むと、株価の割安感が強い。目先調整基調にあった株価は75日移動平均線を前に下げ止まり・反転、戻りを試す展開。安心感のある業績織り込みで年初来高値更新、500円の大台乗せに向かう展開が見込まれる
● 栗本鉄工所(5602)
12年3月期の連結営業利益は28億円(前期比19.8%減)の見込みだが、第3四半期(11年4-12月)累計は29億6900万円(前年同期比18.1%増)とすでに通期計画を超えている。4月4日には第4四半期(12年1-3月)に投資有価証券評価損戻し入れ益5億8000万円を計上すると発表、「12年3月期の業績については現在集計中であり、業績予想の修正が必要となる場合は速やかに公表する」(同社リリース)としている。第4四半期に収益が立つ公共投資関連比率が高く、同業の日本鋳鉄管 <5612> がすでに12年3月業績見込みを「原材料価格が当初の想定を下回ったことに加え、第4四半期に入り、遅れていた水道用鋳鉄管の配管工事が進み、それに合わせて鋳鉄管の出荷が好調」(日本鋳鉄管のリリース)なことから上方修正しており、栗本鉄も上方修正する可能性は高そう。
13年3月期以降は鋳鉄管、建材の復興需要の本格化や、国内には総延長60万キロメートルに及ぶ水道管が埋設されているが、各地で漏水事故が相次ぎ基幹管路ですら耐震化が3割程度しか進んでいないことから、引き続き新型耐震鋳鉄管の採用が進むとみられ、事業環境は明るく推移しそう。
株価は4月3日に231円高値を付けたあと、調整していたが、日足は前日17日に陽線を立てて底入れの動きを見せ、上昇してきた26週移動平均線が下から接近、再度、上値追い態勢に入りそうな気配を見せつつある
● サカイオーベックス(3408)
50円高狙い。同社は、ここから居所を変えていく可能性あり、期待あり。仕手株としての扱いというよりは、業績向上狙いの銘柄として注目。中国での伸び期待。今後、アパレルは中国で勝負。もともと仕手的な銘柄として見られた時もあるが、時価は安く、今後しっかり株高狙い
4月18日(水)
● 東邦金属(5781)
12年3月期の連結営業損益は1億7400万円の赤字(前期は1億9400万円の黒字)の見通しだが、13年3月期は黒字転換の可能性が高い。
12年3月期の赤字の要因は「一般照明用タングステン・モリブデン線条製品の落ち込み、円高および海外メーカーとの価格競争の影響によるレンジ用モリブデン加工品の減少、光通信用タングステン合金の急激な減少など、既存製品への受注が一段と悪化したことに加え、新規開発品も売上への大きな貢献は見込めなかった」(同社リリース)ことと「在庫削減を進めたことにより売上原価率が上昇し、製品開発費用の増加などによる販管費の増加」(同)によるもの。
今期は在庫調整の一巡、円高の落ち着き、スマートフォンやLED(発光ダイオード)向け部品供給の増加、さらに放射線遮蔽(しゃへい)シートが医療、原子力発電所向けに本格展開期を迎えるとみられることが増益転換と読む要因。
株価は4月11日に13週移動平均線割れの88円までたたいてから底入れ、5日線が25日線を抜くミニ・ゴールデンクロス形成が見えてきた。なお、年初来高値は2月27日の135円
● 千代田インテグレ(6915)
今8月期業績は、タイの洪水被害の影響が打撃ながら、自動車部品が伸びるほか、タイ洪水被害による保険金収入などもあり、会社計画にはやや警戒感が残るものの、増益確保の見通し。来期はタイ洪水の被害から抜けることもあり、増益基調継続が見込まれる。拡大基調の業績見通しに対し、PBR0.6倍台の時価水準の割安感は強い。株価は1月中旬に回復した25日移動平均線をサポートラインに下値を切り上げている。また、週足ベースでは13週・26週移動平均線がゴールデンクロス示現と好調推移。安値圏まで売り込まれたところから見直し買い継続、昨年の高値圏となる1300円台後半に向けた浮上が期待できる
● タビオ(2668)
12年2月期の連結営業利益は8億3700万円(前期比2.1倍)、13年2月期は10億8000万円(前期比29.0%増)の見通し。2月期末配当は30円の計画で、株主優待券も付く。
「上半期(11年3月-8月)においては、震災後の春物需要の反動やメディアで当社が取り上げられたことによる影響、節電による暑さ対策のニーズにマッチした夏物商品を展開できたことなどにより、販売状況は好調に推移」(12年2月期決算短信)。
「下半期(11年9月-12年2月)における秋物商戦では、例年よりも高い気温が続いたことによる影響で、一時、店頭の動向は不安定な状況となったが、気温が低下した11月下旬以降は、冬物商品が活発に動き、クリスマス商戦も大いに盛り上がった。また、年明け以降も、例年に比べ寒い日が続いたことにより、季節感に応じた商品展開を行った結果、売上高は前年を上回ることができた」(同)。
今期に入った3月の既存店売上高は前年同月比13.8%増を達成した。
株価は好決算発表を受けて4月10日に上伸したものの、週足を見ると、震災以降、650円から750円を軸にしたもみ合いを続けており、フシとなっている750円を一気に抜いてくると、新たな中・長期上昇トレンドに入った可能性が出てくる
● 大成建設(1801)
建設株の押し目は狙い。復興特需期待、その規模は6兆円。無能内閣のもとに日本の復興は遅れ、民主崩壊待ちとなっているが、それでも日本復興のために株高必要。建設株は押し目狙い、特に実力ある株狙い。200円前後から、押し目あればさらに狙いとなりそう。全体の戻り発生すると、220-250円の相場が見込まれる。大林組とともに大手外国証券が強気している
4月17日(火)
● 田辺工業 (1828)
業績は回復色を強めている。12年3月期予想の連結経常利益は前期比2.3倍の5億5000万円。足元の詳細については「5月15日の決算で明らかにしたい」(小野彰取締役兼専務執行役員)という。上海、シンガポールの海外子会社の好調に加え、自動車関連や電機産業のハードディスク向けに展開するタイの表面処理事業が高い稼働率を維持している。
国内の設備工事は低調だが、更新需要や保全工事などを掘り起こす一方、中期的には、震災被災地での復興需要も期待される。競争の激化で利益率は低下しているが、海外を中心とした増収効果と経費削減などで補う見通し。
指標(予想PER10倍台、PBR0.2倍台)面での割安さが目立つ一方、75日移動平均線がサポートラインとして機能しており、13年3月期も好調な決算が確認できれば、年初来高値(515円、3月21日)抜けが期待される
● シマノ(7309)
欧米での売上が鈍る中、アジア向けが好調、今期業績を牽引する見通し。もうひとつの主力である釣具事業でも、アジア向けが好調、国内が震災の影響から回復する。今12月期は売上で前期比4%増、営業利益で同10%増と増収増益を見込むが、第1四半期決算発表を前に、業績上ブレ期待が出ている。株価は2月中旬から急ピッチで上昇、目先調整をこなして本日は25日移動平均線を回復してきている。成長期待織り込みで続伸、5000円の大台乗せに向かう展開が見込まれる
● ダイニック(3551)
12年3月期の連結営業利益は12億円(前期比14.3%減)の見通しだが、13年3月期は増益転換となる可能性が高い。その理由は以下の通り。
印刷情報関連事業が「主力の紙クロスが期後半にかけて堅調に推移」(11年4-12月期報告書)、「有機EL水分除去シートも期後半より回復傾向」(同)。13年3月期は紙クロスの伸びや、有機EL水分除去シートの採用先の拡大が見込まれること。
住生活環境関連事業では、壁装材が震災復興需要本格化、自動車向け内装不織布の回復も進むと見られること。
タイ洪水の影響を受けた包装材関連事業もその影響がなくなることなど。
株価は年初来高値水準だが、基調的には160円から170円台のもみ合い。月足を見ると、08年後半以降、100円台のもみ合いが続いており、今年はフシとなっている200円台乗せからもみ合い上放れのチャンスをつかみそう。PBRも0.6倍前後と割安
● 夢真HD(2362)
売り一巡となり、一度戻りありそう。もともと人気あり、今後の復興絡みであり、全体調整の中で売られていた。ここから30~50円高狙いで、値幅よりもここでは勢いを見て、商いが膨らんでいるところが売り場となりそう。商い減少で株価下落場面ではホールドしない。280-300円の戻りを狙う
4月16日(月)
● 西尾レントオール(9699)
コスモ証券は4月11日に投資判断を「B+」→「A」に、目標株価も900円→1,500円に引き上げた。
復興需要から建設機械などのレンタル需要は好調が続き、レンタル資産の稼働率向上で収益性も上昇。
上期決算発表は5月15日の予定だが、増額修正される可能性が高い。
復興需要は最低でも2~3年であり、中期的にも安定した収益成長が期待
● 長瀬産業(8012)
今3月期は自動車向けの合成樹脂回復、宗教戒律対応の食品用酵素が増加見通し。前期の震災などの影響が抜けることで、増益転換を見込む。買収した林原は同社の販売網を生かし、トレハロースの販売を伸ばすほか、国内では林原の顧客に既存商品の販売を拡大するなど、相乗効果を目指す。年初来高値圏から調整の株価はサポートラインとなる13週移動平均線水準で下げ渋りの動き。目先調整を経たことで過熱感後退、改めて今期成長織り込みで再浮上、昨年高値圏となる1100円台を目指す展開が見込まれる
● 東亜道路工業(1882)
3月29日に12年3月期の連結営業利益見込みを手持ち工事の進ちょくが想定を上回ったこととコスト抑制効果から22億5000万円から25億円(前期比1.7%増)に、純利益見込みを繰延税金資産の計上から8億5000万円から18億5000万円(同2.18倍)に上方修正した。
13年3月期は復興需要の本格化、土壌汚染調査・修復など環境事業の寄与などから事業環境は明るく推移しよう。
株価は上方修正を受けて3月29日に261円高値を付けたあと、220-240円台のもみ合いとなっているが、5日移動平均線が25日線を抜くミニ・ゴールデンクロスを形成しつつあり、再度、高値挑戦場面が訪れそう。
366万3121株の保有自社株式(11年12月末)の有効利用にも期待したい
● 日特建設(1929)
地盤基礎の大手であり、今後、復興需要など期待できる。さらに今後は、地盤基礎、耐震、免震強化の物件が売れる時代となり、フォローの風が吹いてくる。株価は底堅く、当面しっかりした展開の中で、140円以上もありそう
4月13日(金)
● ヤマダ電機 (9831)
13日付けで、ドイツ証券が強気の投資判断「Buy」継続、目標株価を6200円としていることが支援材料。同証券では、家電量販の事業環境は厳しいが、同社の競争優位性が続いていることを評価、過度に業績への警戒感を織り込んだ現水準の割安感を指摘する。株価は目先の抵抗ラインとなっていた5日移動平均線を上抜けてきている。好材料を受けて見直し買い、年初来高値圏の5600円台を目指す展開が見込まれる
● HIS(9603)
為替の円高基調が海外旅行に追い風、前期の震災の影響から抜けることなどが今期業績に貢献。また、日ならびの良いゴールデンウィークを控えていること、オリンピックイヤーで単価の高いロンドン旅行への特需期待なども追い風。発表済みの今10月期第1四半期決算は売上で前年同期比11%増、営業利益は同33%増で着地。海外旅行好調とともに、買収したハウステンボスの増益が貢献。引き続き海外旅行需要の拡大が見込まれる中、中期的成長期待は高い。株価は年初来高値圏からの調整で、サポートラインとなる25日移動平均線との乖離が縮小している。好調な業績織り込みで続伸、3000円の大台を目指す展開が見込まれる
● マルカキカイ(7594)
12年11月期の連結営業利益は13億円(前期比23.1%増)の見通しだが、第1四半期(11年12月-12年2月)は5億2800万円(前年同期比2.4倍)と高い業績進ちょく率を見せる好スタートを切っている。
産業機械は「国内においては自動車業界の生産回復があり、同社が海外拠点を有する地域の設備投資意欲も堅調だった。北米では主として自動車、エネルギー関連向けに売上を伸ばし、中国・アジアでは自動車、電機関連向けの販売が好調に推移」(第1四半期決算短信)。
建設機械は全体に苦戦しているものの、東日本大震災の復興需要は出てきている。
配当は5月中間期末8円(前中間期末7円)、11月期末8円(前期末8円)の計画で、11月期末には100株以上500株未満保有の株主には1000円相当のグルメセット、500株以上1000株未満保有の株主には2000円相当のグルメセット、1000株以上保有の株主には3000円相当のグルメギフト券の株主優待が付く。
株価は好決算発表を受けて800円台前半のもみ合いを上放れ、その後は再度もみ合いとなっているが、月足を見ると、09年以降続いてきた600-800円を軸にしたもみ合いを上放れた形であり、新たな中・長期上昇トレンドに入った可能性が高い
● 三菱ガス化学(4182)
13年3月期予想が上向きであり、株価はここで売られていて投資チャンスという銘柄の中に同社も含まれる。ここでは業績好転はっきりのカゴメも狙い、さらにこれからどんどん上がりそうな株は増えてきた。妙味あり。同社は、今後は時間かけながら80円高狙い。しっかりした相場になりそう
4月12日(木)
● ニチバン(4218)
見直し余地が大きそう。復興関連株のテーマ性を備え、メディカル分野への期待が大きいため。
同社は粘着テープ大手。医療用や産業用にも強みを持つ。
12年3月期予想の連結経常利益は前期比25.1%減の15億円。「震災復興の遅れから、建築用や農産用テープが想定していたほど伸びず、原材料の高騰も響く」(芹沢和弘執行役員)という。
5月14日に発表を予定している13年3月期は、復興需要が本格化。建築用を中心に、漁業や農業分野での伸びが期待される。足元では、「CEマーク(用語参照)の取得を目指しており、取得後はメディカル分野の輸出に力を注ぐ」(同)と話す。当面は、中国や東南アジアでの市場を開拓。将来は欧州での展開も視野に入れる。
株価は、3月末の配当権利落ち後の調整から下げ止まりの動き。1株純資産567円を下回っており、割安感からの買いも誘いやすく、下値は限られそう
● 電気化学(4061)
今3月期御す益は大幅増益転換見通し。クロロプレンゴムの拡大、機能樹脂の値上げなどが貢献する見通し。スマホ向けの特殊な接着剤やガラス加工も手掛けており、スマホ生産の拡大に伴い、同分野への積極投資していることも注目。株価は3月末にサポートラインとなっていた25日移動平均線を割り込んで以来、急ピッチで下値を切り下げていたが、300円割れ水準までの調整を経て反転の動き。時価はPBR0.8倍台と割安感が強まっている。また、今期業績を織り込むとPER面からも割安感が出る。ここからの見直し買いで、340円台の年初来高値圏に向かう展開が見込まれる
● ライトオン(7445)
12年8月期(11年8月21日-12年8月20日)の単体営業利益は23億円(前期比0.7%増)の見通しだが、2月中間期は26億4800万円(前年同期比28.3%増)とすでに通期計画を超えており、通期業績上方修正の期待も高い。
ジーンズショップへの回帰、バランスのよいMD(マーチャンダイジング)の構築、ナショナルブランド商品の充実の3大施策を推進、「11年12月初旬以降は気温が低下し、保温・発熱機能付きのボトムスやウールコートなど、冬物商品の販売が堅調に推移」(中間期決算短信)したことから2月中間期の既存店売上高は前年同期比6.4%増と伸びている。
第3四半期に入った3月度(2月21日-3月20日)の既存店売上高は前年同月比30.8%増と中間期の同6.4%増に比べて大きく伸びた。1年前の3月11日に震災が起き、その売上高減少分を考慮するにしても、好スタートを切ったということはできよう。
株価は4月4日に769円高値を付けたあと、ひと押し入れた。しばらくは日柄をかけてもみ合ってチャートの形を整える時間帯と見られるが、じっと押し目を狙いたい。272万2795株(12年2月20日)の保有自己株式の有効利用にも期待したい
● GSユアサ(6674)
そろそろ下値は狙い、下げても400円割れが限度となるか。半値戻りだけでも効率的な運用となりそうだが、材料性、今後の期待度から見ても狙える株。特に、新型電池の開発、車載電池などの進化、今後期待が大きい。短期運用の下手な方は、このような株をしっかり慌てず狙う
4月11日(水)
● 象印マホービン (7965)
12年5月中間期(11年11月21日-12年5月20日)の連結営業利益は24億円(前年同期比19.8%減)の見通しだが、第1四半期(11年11月21日-12年2月20日)は19億3100万円(同3.8%増)と業績進ちょく率は高い。第2四半期(12年2月21日-5月20日)は入学、転勤など“新生活”が始まり、調理家電・リビング用品の需要か拡大する期であることを考えると、中間期業績の上方修正の期待も出てきそう。
調理家電製品は国内では羽釜(はがま)形状の「極め羽釜」を内釜に採用した製品を中心に圧力IH炊飯ジャーが好調に推移、電気ケトルも新製品効果で伸びている。海外では炊飯ジャーやステンレスマホービンなどが台湾、中国などで伸長している。
なお、12年11月期の連結営業利益は37億円(前期比0.5%増)の見通しで、配当は5月中間期末(5月20日)3.5円、11月期末(11月20日)は3.5円の計画で、期末には自社製品の優待価格販売の株主優待も付く。
株価は200円台後半のもみ合いのなか、ここ微調整に入っていたが、13週移動平均線が下から接近、そろそろ反転のタイミングをつかみそう
● カルソニックカンセイ(7248)
10日付けでは、ゴールドマンサックス証券が投資判断を「中立」から「買い」に引き上げ、目標株価を500円から610円へと引き上げている。相対的な割安感、国内事業が過小評価されていることなどを指摘する。日産系最大の部品会社。今3月期は震災の影響が消え生産が正常化、原価低減を徹底して利益を伸ばす見通し。株価は4月初旬からの調整、直近安値を前に切り返しの動き。好調な業績織り込みで続伸、600円の台乗せに向かう展開が見込まれる
● 日本鋳鉄管(5612)
3月14日に、12年3月期の連結経常利益見込みを7億円から9億5000万円(前期比3.6%増)へ、純利益を4億円から5億8000万円(同34.6%増)へ上方修正、期末配当も4円(11年3月期末は3円)に増配することを発表した。
「原材料価格が当初の想定を下回ったことに加え、第4四半期(12年1-3月)に入り、遅れていた水道用鋳鉄管の配管工事が進み、それに合わせて鋳鉄管の出荷が好調」(同社リリース)となったことが上方修正の要因。
ただ、第3四半期(11年4-12月)で、連結経常利益は7億7800万円(前年同期比0.4%増)、純利益は5億3900万円(同60.9%増)を上げており、3月期末に収益が計上される公共投資比率も高いことから、再上方修正の期待も出てきそう。13年3月期以降は震災復興もいよいよ本格化、事業環境は明るく推移しそう。
外表面を処理し耐久性を高めた鋳鉄管や除雪対応型鉄蓋(てつぶた)など機能性製品の寄与も期待できそう。
チャートは4月3日に225円高値を付けたあとに調整していたが、9日に25日移動平均線水準まで押してから下ヒゲ陽線を付けて戻すなど、上値追い再開の足に転じつつある
● セイコー(8050)
188円から200円突破となり、本日は190円割れとなり調整。一度は下げそうだが、再び180円台、特に185円以下は狙いとなりそう。一時、特定資金の新しい銘柄との思惑で人気となったが、大相場は無理。短期資金が回転して利食いされたが、この株は180円台なら狙いとなり、人気となり株価浮上の場合には目標を設定するのではなく、3日天井と割り切って、高値をつけたらその都度利食い回転。突っ込み買いの吹き値売り
4月10日(火)
● クロタニコーポレーション(3168)
前週末6日公表した12年2月中間(11年9-12年2月)の単体経常損益は1億9200万円の赤字(前年同期実績は15億8400万円の黒字)となったが、期初予想(1億9700万円の赤字)の範囲内で着地。12年8月期予想(前期比68.1%減の7億1600万円)を据え置いたことから、全般安のなかでも下値を保っている。
通期業績悪化予想はすでに織り込み済みの動き。今期中には、東南アジアに同社初となる現地法人を設置する予定で、原料スクラップの仕入れを強化する予定。
期末配当は15円(年30円)を予定。予想配当利回りは4.6%台と高い。25日移動平均線がサポートラインとして機能しており、下値不安は少なく、660-680円前後の戻り売りを順調に消化すれば、年初来高値(690円、1月4日)抜けが期待できそう
● ニトリ(9843)
3月30日に発表された今期見通しは、売上で前期比9%増、営業利益で同9%増。今期は店舗純増数32を計画しており、その上乗せ効果と、既存店が震災のマイナス影響が消えることなどで増収を確保。原材料高や中国、東南アジアでの人件費増などが懸念材料ながら、増収効果で利益を確保する見通し。26期連続の増益見通しに対し、株価は売り込まれた水準、3月中旬に抵抗ラインとなっていた25日移動平均線を回復、目先の調整で同線との乖離が縮小しており、反発機運が高まる。時価はPER10倍台と割安感が強い水準にとどまる。ここからの見直し買いで8000円の大台を目指す展開が見込まれる
● ミクシィ(2121)
テクニカル上では、25日移動平均線が上値抵抗ラインとなり、戻り売りが意識されるなか、市場では「従来型のフューチャーフォン向けでのシェアが高く、スマートフォン向けの展開が今後の課題」(国内証券)との指摘がある。
同社では、「従来型の売上は減少しており、スマートフォン向けのブラウザや専用アプリの導入にも力を注いでいる」(IR担当)という。
12年3月期は、フューチャーフォンからスマートフォンへの過渡期にあたり、連結経常利益は13億円(前期比56.5%減)-23億円(同23.1%減)のレンジを見込む。足元の状況については「5月11日に予定している決算発表で明らかにする」(同)という。
もっとも、13年3月期は、スマートフォンの普及、それに合わせたテコ入れ策が本格的に浸透する見通しで、業績回復期待が高まりそう
● 昭和電工(4004)
野村證券が目標を250円に引き上げた。即刻急いで買う株でもないが、今後有望。時価180円台から、さらに一段安となり170円台になると絶好の買い場か。完璧な下値買いは無理であるため、ここからは買い下がりを狙う。株価は、一度戻りに入ると200円突破があり、次なる狙いでは230円も
4月9日(月)
● トーエル (3361)
神奈川県を軸に首都圏で展開をしている燃料商社で、飲料水事業を育成、12年4月期の連結営業利益予想を14億1000万円から16億8000万円(前期比41.5%増)へ3月7日に上方修正した。
「東日本大震災後のボトルウォーターへの急激な関心の高まりは徐々に落ち着いてきてはいるものの、依然として需要は伸びており当第3四半期(11年5月-12年1月)期間におけるウォーター事業の供給顧客数は前年同四半期比47.1%増、ボトル販売本数も同49.3%増となった」(同社リリース)ことが上方修正の要因。
4月期末配当も従来予想の10円から12円に増額、さらに自社取扱商品(ピュアウォーター「アルピナ」)の株主優待も付く。
「現在、ハワイからボトルウォーター(5ガロンボトル)を輸入し日本国内向けに販売しているが、今後、日本における配送エリア外の地域および東南アジア諸国向けに8リットルワンウェイボトルを販売するため、子会社が米国ハワイ州でのピュアウォーター生産工場の建設について検討を開始することを決定した」(同)ことも今後の期待材料。
株価は年初来高値を付けてから、ひと押し入れているが、月足を見ると、11年初頭に低迷相場から上放れ、その後は調整していたものの、12年初頭から再度上値追いと再度、中・長期上昇相場に入った足
● オエノンHD(2533)
好業績・割安銘柄として注目。年初から13週移動平均線をサポートラインに下値を切り上げるものの、時価はPER10倍台、PBR0.7倍と割安感の強い水準にとどまっている。7円配予定で、3.6%の配当利回り面からの妙味も高い。今12月期は営業利益で前期比5%増見通し。缶チューハイの新製品寄与、低価格プライベートブランド焼酎の数量増などが業績に貢献する見通し。好調なチャート展開とともに割安是正、250円前後を目指す展開が見込まれる
● コープケミカル(4003)
3月15日に、12年3月期の連結営業利益見込みを7億5000万円から5億5000万円(前期1億5600万円の赤字)へ下方修正した。修正の要因は「大雪による肥料の出荷遅れや、円高や欧州の経済問題を起因とした化成品事業の減販」(同社リリース)だが、下方修正といっても業績回復のトレンド自体には変化はない。なお、製品回収など関連損失による特別損失の増加や、法人税法などの改正による繰延税金資産の取り崩しにより、最終損益は小幅ながら赤字を継続する予想。
13年3月期は遅れていた肥料の出荷正常化や値上げ効果、さらに合成雲母、合成スメクタイトなどの多機能性無機素材部門の震災の影響を受けた需要回復や新規ユーザーによる需要増加が引き続き見込めることから、業績回復の基調は継続しそうだ。数字的には連結営業利益7億3000万円(前期見込み比32.7%増)の見通しを出す可能性が高い。
被災地の農地復興や、TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)に絡む農業再生でも大きな役割を果たすことが期待できる。
株価は下方修正以降、ジリ安傾向となっていたが、上昇トレンドが崩れていない26週移動平均線水準まで押してきたことから、反騰のタイミングが近そう
● 大成建設(1801)
建設株の押し目は狙い。復興特需期待、その規模は6兆円。無能内閣のもとに日本の復興は遅れ、民主崩壊待ちとなっているが、それでも日本復興のために株高必要。建設株は押し目狙い、特に実力ある株狙い。200円前後から、押し目あればさらに狙いとなりそう。全体の戻り発生すると、220-250円の相場が見込まれる
4月6日(金)
● ブラザー工業(6448)
工作機械の不透明感が株価の重石となっている現状は13年3月期会社計画の発表によって打破されると予想。 その一方では円高影響が後退し、プリンターの高成長性を評価できるタイミングに入ったと判断したことが投資判断引き上げの背景。
足元ではプリンター事業が本体、消耗品ともに若干の上振れで推移している模様。
特に本体は、競合のHPが品薄な状態にあると考えられ販促活動が弱く、当面はブラザーの販管費が想定よりも抑制されている可能性も。
また、消耗品も第4四半期計画の6%増を上振れて推移していると見られる。
これらの背景には、10-12月期と同様に、同社顧客ポートフォリオがSMB中心であり、各国中央銀行の金融緩和が引き続き奏功していることがあると分析。
一方、懸念であった工作機械は、主要顧客のCatcherにおいて、蘇州工場の稼動が無くとも前年比ほぼフラットの投資を行う確度が高まっており、実際に受注の底は第3四半期だった模様。 4-6月期からは更なる需要回復が期待され、株価の重石となっていた工作機械の大幅な減少は避けられる見通し
● イオンクレジットサービス(8570)
12年2月期経常利益は243億円(前年比17%増)と、証券側予想254億円を下回ったが、ブルームバーグコンセンサス235億円を上回った。
13年2月期会社計画は、経常利益285億円(前期比17%増)、当期純利益125億円(前期比39%増)。 東日本大震災、タイの洪水関連の分を除く貸倒関連費用は234億円(前年比26%減)となり、増益を牽引。 長期未収債権約180億円を償却し、国内の3カ月以上及び法的整理債権は前年度末の400億円(営業資産比5.4%)から225億円(同3.0%)まで減少。
資産の質は着実に改善している。
13年2月期は、キャッシングの営業収益が若干のプラスに転じる見込み。
また、国内の貸倒関連費用は15%程度減少すると予想。 今期の利益増加は、33%増加する海外等子会社を中心に利益が回復する予想ではあるが、これはまだ株価に反映されていないと判断される
● ニトリ(9843)
全国に258店舗、海外は台湾で10店舗を展開しているが、所得水準や自動車普及率の低さからアジア地域への展開は時期尚早と判断し、米国での事業展開を進めていく方針。
2013年に米国で出店し、海外での事業拡大を本格化する計画。
● アルパイン(6816)
アルプス電気グループの車載機器専業企業で、OEM供給を主力とするカーナビ事業が主力。注力中の市販用カーナビの拡大を目指す。4日付けでは、大手証券会社がやや強気の投資判断「アウトパフォーム」を新規付与、目標株価を1300円としている。今3月期は前期の大幅減益から増益転換を見込む。時価のPBR0.7倍台には割安感が残っており、PBR1倍台となる1300円台に向けた上昇が見込まれる。
4月5日(木)
● 東芝 (6502)
2月29日にウエスタンデジタルが3.5インチHDD事業の一部を東芝に売却することに合意し、HDD業界の再編がまとまったもよう。1990年には40社強あったHDD参入メーカー数は、2011年に日立がHDD事業をウエスタンデジタル社に売却しているため、シーゲート、ウエスタンデジタル、東芝の3社に絞り込まれている。
 過剰供給がHDDの値下がりにつながるこれまでの構図が緩和され、業界の収益性を押し上げる可能性が高いと予想。
 東芝にとって3.5インチHDDを譲り受けるメリットは、データセンター向けニアラインHDD市場への本格参入を果たせること。
 ニアライン向けは製造難易度が高く、多層、超多層ともニアライン向け出荷台数の3~4倍の3.5インチHDDを生産しなければ、充分な量のニアラインHDDは作れない。
 今回、2,500万台~2,800万台程度の生産能力を手に入れたことで、東芝はニアライン市場でシェア2~3割の有力企業となる
● 東日本旅客鉄道(9020)
 天気の影響によって着地が多少ぶれる可能性はあるが、(1)会社計画に織り込まれていない復興需要(東北地方への人の流れ)は堅調に推移、(2)高速道路無料化のインパクトは会社計画を下回った可能性が高い、(3)その他の基礎の部分に関しては平均して会社計画通りの推移が見込まれる、という3点を考慮すると、12年3月期営業利利益は会社計画3,470億円を上回る着地となる可能性が高い(証券側予想は3,593億円)。
 上方修正が発表された第3四半期決算後に堅調な回復を示してきた同社株価は、株式市場全体の軟化に引きずられる格好で再び弱含んでおり、押し目買いの好機。
 4月10日に3月の月次データを開示予定。鉄道営業収入の堅調な推移を確認できれば、株価はポジティブに評価されると予想される
● ニトリホールディングス(9843)
国内店舗数は13年2月期で288店に達する見通しだが、証券側独自の都道府県別の商圏及び市場シェア分析を行ったところ、450-500店までの拡大余地を確認、会社側の中長期ビジョン(2016年で500店舗体制)とも一致。
 株式市場が懸念するほどに自社競合は深刻化していないと判断。
 最近の売り上げ低迷は、過去の値下げ販促からの反動や、薄型テレビ関連商材の下落によるところが大きく、今後は品揃えの裾野拡大(白物家電、介護関連)や高価格帯商品の開発強化、堅調な住宅着工を背景に復調に向かうと予想。
 また、13年2月期は物流センター内作業の内製化、海外輸入コンテナの混載、マス媒体広告の見直しなど、コスト合理化も推進する見通しであり、円高メリットに頼らない収益性改善にも期待。
 6月下旬に発表予定の第1四半期決算は、震災反動で大幅増益となる公算。13年2月期業績の上振れ観測が台頭すると想定。
 証券側では、13年2月期の連結営業利益予想を645億円→662億円(前期比14%増益)へと引き上げ、会社計画(632億円)の上振れを見込む
● 資生堂(4911)
大手証券が投資判断を中立の「ニュートラル」から強気の「オーバーウェイト」に引き上げ、目標株価を1400円から1700円へと引き上げたことが買い材料となる。同証券では、減収傾向が続いていた国内化粧品事業の収益回復の動きを予測、今期業績見通しを引き上げている。株価は3月中旬からの調整基調から反転、5日移動平均線回復の動き。好材料織り込みで、昨年震災後に空けた窓埋め、1600円の大台乗せを試す展開が見込まれる
4月3日(火)
● 野田スクリーン(6790)
業績回復への期待感が膨らんでいる。同社は、プリント配線板の加工が主力。
12年4月期予想の連結経常利益は、期初段階は2億6000万円(前期比7.4%減)だったが、円高進行を理由に中間期段階では1億3600万円(同51.6%減)に減額。その後、今年2月に3億円(同6.8%増)に増額。これまで減額分を埋めるとともに、増益転換見通しを好感して、株価は「マド」あけ急伸へとつながった。
会社側は「得意とする加工領域が伸び、スマートフォン基地局向けプリント配線板加工も好調に推移している」(企画室)という。化学材料分野では、今年1月の山梨県の新工場稼働による生産性の改善が進んでいる。
好調な流れは、13年4月期も続く可能性が高く、1株純資産6万3873円を下回る水準は割安。期末の予想配当は200円(年400円)で、予想配当利回りは1.3%。戻り売りを消化しながら下値を切り上げる展開が継続しそう
● オービックビジネスコンサルタント(4733)
今3月期は会計事務所向け「奉行Jシリーズ」を5月に投入、新規市場を開拓。積極的な顧客開拓が進展、クラウド化に伴うコスト削減なども含め、今期増益転換見通し。3月中旬には26週移動平均線を抜けて下値切り上げ、13週・26週移動平均線がゴールデンクロス示現に向けて乖離を縮小している。業績拡大見通しに対し、時価は割安感が強い。チャート好転を追い風に戻り歩調継続、4200円~4300円台を試す展開が見込まれる
● アゼアス (3161)
12年4月期の連結営業利益は4億2200万円(前期比4.0%増)の見通しだが、第3四半期(11年5月-12年1月)は4億6900万円(前年同期比3倍)とすでに通期予想を超えており、通期業績上方修正の期待も高まりそう。
「主力事業である防護服・環境資機材事業においては、福島第一原子力発電所および周辺の復旧作業や、その他被災地における復旧作業などで官公庁、電力会社などを中心に防護服、手袋など保護具の需要が堅調だった。また新型インフルエンザ対策のための官公庁の需要への対応もあった」(第3四半期決算短信)。
「たたみ資材事業においても、震災復興に伴い東北地方でのたたみ資材の需要が増加」(同)。「アパレル資材事業では、ワーキングウェア分野が比較的堅調に推移」(同)。13年4月期もたたみ資材などの復興需要から増益が続きそう。
なお、4月期末一括配当は14円(前期も14円)の計画。
防護服・環境資機材事業部が3月、7日、デュポン、興研 <7963> と新製品開発や安全の啓発に関する共同事業に関する覚書を締結することを決議したことも今後の期待材料。
株価は500円台半ばのもみ合いから前週に25日移動平均線上に上放れ、押し目買いリズムに転換してきたが、11年5月31日に付けた前年の高値である1343円から見て、依然として半値以下の水準。じっと押し目を狙いたい
● 楽天(4755)
今後、10万円突破有望。UBS、バークレイズなどが3月、それぞれ10万円以上の目標を付けたが、本業好調、さらに海外展開に期待があり、株価は時間経過とともにしっかりとなりそう
4月2日(月)
● ラサ工業 (4022)
新たな体制の初年度となる12年3月期の連結営業利益は17億5000万円(前期比1.7%増)、純利益はウエハー再生事業の整理損の一巡から11億5000万円(同48.9%増)の見通し。
13年3月期の事業環境は明るさを増す見通し。「破砕関連機械は、一部物件の販売が来期以降にずれ込む可能性があるものの、震災復興関連が予想以上の受注」(11年3月期第3四半期決算短信)にあること、さらに、化成品、電子材料が在庫調整一巡から回復が見込めることなどからだ。LED(発光ダイオード)素子原料のトリメチルガリウムなど新製品攻勢も寄与しそう。
米軍の普天間移設問題がなかなか進展しないが、同社は太平洋に浮かぶラサ島(沖大東島)を米軍に賃貸していることも思惑材料となりそう。
株価は120-130円台のもみ合いとなっているが、5日移動平均線が上向き転換、もみ合い上放れ挑戦場面を迎えそうな気配。11年3月2日高値177円から見て、水準も低い
● セブン銀行(8410)
ATMの設置場所を広げ台数増加、利用件数の増加が業績に貢献する。3月26日付けでは、大和証券CMがやや強気の投資判断「2」を継続、目標株価を180円から200円へと引き上げている。2013年3月期単体経常利益では過去最高益が見込まれること、不振のノンバンク事業の取引減少などをプラス材料として評価している。株価は25日移動平均線をサポートラインに上昇トレンドが続くが、今期業績を織り込むと依然PER面からの割安感は強い。好調な業績織り込みで昨年の高値更新、200円の大台を試す展開が見込まれる
● アインファーマシーズ(9627)
上昇トレンドを形成している。同社は調剤薬局を全国展開。都市型ドラッグストア、医療モールへの出店にも力を注いでいる。市場では、「好決算期待の割安銘柄として物色されている」(銀行系証券)との見方があった。
12年4月期予想の連結経常利益は前期比15.7%増の95億円と最高益を見込む。第3四半期(11年5月-12年1月)の連結経常利益は前年同期比31.6%増の75億8400万円。通期予想に対する業績進ちょく率は79.8%と高い。
会社側は「既存店の伸び(月次売上高は非開示)がけん引するほか、新規出店も寄与する」(経営企画室)という。新規出店数は50店。11年4月期実績の59店を下回るが期初計画の47店を上回る。
13年4月期は、診療報酬改定に伴うマイナス影響も、既存店の好調、前期の新規出店効果などで吸収する見通し。新店は50店前後を継続。手薄だった中・四国や九州(5月に福岡営業所を支店に昇格予定)を強化する一方、医療モールへの出店にも注力する見通し。
予想PERは14倍台と割安
● JVCケンウッド(6632)
これからさらなる株価浮上期待。ここで「Nomura21」に新規採用された。連結最終は前期の40億2500万円の赤字から、今期は65億円の黒字に転換見込み。3/21にバークレイズ・キャピタル証券が強気、目標を440円にしている。しっかりした展開が期待され、400円突破での活躍が十分考えられる。もともと人気ある株だが、輸出関連人気拡大すると、さらにしっかりした相場になりそう
3月30日(金)
● 太平洋セメント(5233)
29日付けで、SMBC日興証券が最上位の投資判断「1」を新規付与、目標株価を240円としたことが注目。同証券では震災後の復興需要を含めた国内セメント需要の回復と、販売価格上昇への動きを評価する。セメントは海外でも米国が回復に向かう見通しで、新興国の成長も期待。13週移動平均線をサポートラインとした上昇トレンド継続、250円前後への浮上が見込まれる
● ポイント(2685)
2011年年央より調整が続いていた株価は2800円台までの調整を経て反転して25日移動平均線を回復、更に5日・25日移動平均線のゴールデンクロスが確認される。今2月期は主力ブランドへの新ライン投入や、自社開発商品の拡大などで利益回復見通し。中国に続き東南アジアでの海外展開も、今後の成長分野として注目。株価大幅調整を経たことで、時価はPER8倍台と割安感が強い。権利取りまでは時間があるものの、約4%の配当利回り面から下値不安も少ない。チャート好転を受けて見直し買い、昨年12月に付けた3300円台への水準訂正が見込まれる
● ゼニス羽田 (5289)
11年4月にハネックスと日本ゼニスパイプが経営統合、コンクリート2次製品を主力としており、12年3月期連結営業利益は1億9000万円(前期はハネックス2800万円の赤字、ゼニスパイプ1億500万円の黒字)の見通し。
「東日本の復興に向けて被害状況の調査とその対策を提案するとともに、従来から取り組んできた雨水排水や地震対策など都市防災・ライフラインの再構築分野や、落石防護柵などの防災関連分野に注力」(12年3月期第3四半期決算短信)、震災関連の落石防護柵や、雨水排水管路、セラミック事業などが好調に推移している。
13年3月期は復興需要の継続や、羽田コンクリート工業の完全子会社化などから収益拡大、復配の期待も高まりそう。
液状化対策としての浮上防止マンホールなどの展開も楽しみ。
年明け以降、株価はジリ高のなか、下げても25日移動平均線水準で止まる底堅さを見せている。ここ25日線水準まで下げてから反騰の足に転じており、再度、押し目買いリズムに入りそう。11年4月13日高値176円から見て水準も低い
● GSIクレオス(8101)
ここで一般投資家が狙う株は、このようなタイプの株になりそう。時間経過とともに段階的に上げていき、配当があり、業績が上向きとなる、そんな株が狙いとなる。株価120-130円ゾーンは狙い、時間かけながらも再浮上が期待される。突っ込んだ場面は狙いとなり、短期狙いというよりは、この株は中期、長期で時間かけてじっくり狙いたいところ
3月29日(木)
● 油研工業 (6393)
12年3月期の連結営業利益は15億円(前期比47.2%増)の見通し。低価格・省エネ・グローバル対応の新製品の開発・シリーズ化を進めてきたことや、固定費の削減、生産性の向上などが増益の要因。
13年3月期は国内向けの好調や中国向けの回復などから増益が続きそう。12年3月期末の配当は前期末の3円に対して4円に増配を予定するが、来期末も連続増配の期待が高まりそう。
株価は25日移動平均線を下支えに緩やかな上昇トレンドを刻んでおり、じっと押し目を狙いたい。なお、昨年来高値は11年7月4日の237円。
2月10日に30万株の自己株式取得を行った。これにより保有自己株式は200万株強となり、この自己株式の有効利用にも期待したい
● 太平洋セメント(5233)
セメントではトップ企業、建材や汚泥・廃棄物処理等も手掛ける。2013年3月期は、国内は建材やセメントが復興需要で好調。海外では米国がセメントの需要減から反転、回復に向かう。中期的には継続的な需要拡大が期待できる中国や、ベトナムなどの成長が期待の材料。16日付けでは、SMBCフレンド調査センターが「強気」の投資判断を継続する。株価は13週移動平均線をサポートラインに下値切り上げの動きが続く。来期以降の業績を織り込むと、指標面からの割安感が残る。13週線をサポートに上昇トレンド継続、250円前後を目指す展開が見込まれる
● ミサワ(3169)
ライフスタイルショップ「unico」(家具・ファブリック、インテリア・雑貨などの企画・販売)が主力。
昨年12月22日に東証マザーズ市場に新規上場。
業績は好調。13年1月期予想の連結経常利益は前期比22.5%増の4億6000万円。今期の新規出店数は5店(前期実績は3店)を予定。「競合が少ない中価格帯に力を注ぎ、企画から製造・販売までの一貫体制の強みも生かしていく」(管理部)という。
新規出店は、年5店ペースを計画。3年後の15年1月期には「40店(現行24店)、連結売上高80億円(13年1月期予想は54億1500万円)を目指すとしている。
配当は今期も見送るが、IPO(新規公開株)への物色意欲が高まれば、予想PER8倍台の割安さが見直される場面もありそう
● 川崎汽船(9107)
180円台から、今後は190-210円へ変化期待。ペルシャ湾から日本向けの原油運輸コスト上昇。各証券の評価は総じて低いが、今後は株高期待。船株は反発するものが増えそう。クセは悪いから中期持続ではなく、ここでは1-2週の反発を狙いたいところとなる。うまくヒットすれば、短期的な投資妙味株となりそう
3月28日(水)
● アルトナー(2163)
予想配当利回り5.0%台が下支え。400円前後でのもみ合い場面は、中期で押し目買い好機となりそう。
同社は、設計開発に特化した専門的技術サービスを提供する技術者派遣が主力。主な取引先はトヨタ自動車 <7203> 、パナソニック <6752> 、ニコン <7731> 、日本信号 <6741> 、コマツ <6301> など100社以上に上る。
13年1月期予想の単体経常利益は前期比5.1%減の2億円。「今年4月入社の技術系新卒(約160名)採用で人件費が増えるため」(経営戦略本部)という。ただ、エコカー充電器の開発、スマートフォン基板の試作・評価・解析業務、太陽光蓄電システム(エネルギーシステムの開発業務)など成長分野の製品・システムへの技術サービスが好調を持続する見通し。
年間の配当は20円を継続する予定だが、今期(13年1月期)は設立50周年、上場5周年を迎えるため、記念増配を実施する可能性もある。「顧客企業の先行開発に絡む予算は好不況の影響を受けにくく、海外経済の減速なども大きなリスクとしては顕在化しない」(同)という。顧客企業の先行開発への予算が増える傾向にあり、技術者単価の回復も追い風となりそう。
下値抵抗力は強く、直近高値(415円、3月14日)は通過点となりそう
● 大日本スクリーン(7735)
来期以降の業績拡大を織り込む動き。半導体装置は新製品投入が業績に寄与、液晶製造装置や印刷機器も採算が改善し、増益基調へ転じる見通し。15日付けでは、みずほ証券が「買い」の投資判断継続、目標株価を660円から860円に引き上げ、16日付けでは大和証券CMがやや強気の「2」を継続、目標株価を925円としている。主要顧客である台湾ファウンドリの設備投資増拡大などの恩恵を受けるとの見方。株価は25日移動平均線をサポートラインに下値切り上げの動き。先行きへの強気見通しが広がる中で続伸、昨年来高値を更新して900円の大台に向かう展開が見込まれる
● 東邦アセチレン (4093)
「器具器材関連事業において、震災からの復旧工事関連に伴う需要が増加したことにより、溶接切断器具および生活関連器具の売上高が増加」(12年3月期第3四半期決算短信)していることから第3四半期(11年4-12月)は8億4200万円(前年同期比13.0%減)と業績進ちょくは順調。13年3月期は器具器材関連の復興需要の継続や仮設住宅向けLPガスの拡大などから増益転換となろう。原油高も追い風。
政府が30日に、太陽光や風力、小規模水力発電など再生可能エネルギーの普及・促進に向け、煩雑な許可手続きを簡易化、期間を縮めるための103項目に及ぶ規制緩和策を閣議決定すると報じられたことや、5月上旬には全国54基すべての原子力発電所が停止する見通しにあることから、ウエストホールディングス <1407> 、三晃金属工業 <1972> 、高島 <8007> 、サニックス <4651> など太陽光発電関連が買われているが、同社も太陽光発電システム、太陽光発電式LED(発光ダイオード)街灯(ソーラーLED街灯)で展開を計っている。
1-3位株主が東ソー <4042> 、大陽日酸 <4091> 、丸紅 <8002> とバックもしっかりしている。

日足は順調に下値を切り上げてきたあと、もみ合いとなっていたが、ここ三角もちあいを形成、遠からず11年4月12日高値116円挑戦場面が訪れそう。PERも7倍台と割安。
復興需要と復興資金の流入による業績拡大期待から同じ東北地方地盤のカメイ <8037> 、山大 <7426> などが買われてきたことも刺激となりそう
● すてきナイスグループ(8089)
240円台となってきた。再びこの株は突っ込み場面は狙い。240円前後で買い、次なる浮上期待。不動産の銘柄は、ここから第二ラウンド入りか。しっかりした株が多い。同社はこれから強気、270円以上に買われることになりそう。今期、来期ともに増益期待があり、これからの押し目は絶好の買い場となりそう。230円以下は下げリスク少なくなる
3月27日(火)
● チタン工業 (4098)
業績は好調。12年3月期予想の単体経常利益は前期比40.9%増の5億5000万円。超微粒子酸化チタンが好調に推移する一方で、「近くチタン酸リチウムの増産体制に入る」(総務部)という。チタン酸リチウムは、電気自動車や高性能電力貯蔵用リチウムイオン2次電池用としての引き合いが増えている。今月、2期目の工場が完成、増産へ向けた体制を整えた。
また、製品の価格転嫁が進む一方で、UVカット化粧品用微粒子酸化チタンも強含みで推移。13年3月期も好調な流れが続く公算が大きい
● アスクル(2678)
オフィス用品の回復が続くほか、粗利率の高いプライベートブランド商品の売上比率拡大で利益を伸ばす。翌日配送の強化や商材の拡充などによる利便性向上を進める。企業向け資材一括購買では武田薬品から受注、来期に向けて同事業の拡大が業績に貢献する見通し。15日に発表された今5月期の第3四半期決算は、営業利益で前年同期比23%増。通期では営業利益で前期比21%増を見込むが、第3四半期時点の進捗率は77%と高く業績上方修正の公算も高い。株価は年初から下値切り上げ、直近では1400円の大台前後で揉み合っている。来期業績を織り込むと割安感が残る水準で、決算期末に向け、1600円の大台を目指す展開が見込まれる
● 明豊ファシリティワークス (1717)
震災をきっかけとしたオフィスの統廃合、事業継続の観点からの保有施設見直し、省エネ対応などの高度な専門性とスピードを必要とするニーズが予想を上回り、また『明豊のCM』の認知度向上などにより、このような難易度の高いプロジェクトを多く受注することができた(同社リリース)ことから、2月29日に12年3月期の単体売上高予想を44億円から46億5000万円(前期比9.3%増)へ、営業利益予想を1億6900万円から2億200万円(同2.9倍)へ上方修正している。
3月期末配当は5円(前期末4円)に増配する計画で、配当利回りは3.7%の高さ。
13年3月期以降もより耐震性の高い建物へオフィス移転を行う顧客ニーズへの対応や、被災地における工場や商業施設などの復旧、耐震診断や耐震性を高めるための改修などのニーズや、省エネや環境に対する意識の高まりから事業環境は明るい。
国際的な建設コンサルタント・プロジェクトマネジメント会社として長い歴史と実績のある英国Cyril社、香港Widnell社と建設プロジェクトの分野において、全世界を対象とした戦略的提携を締結していることも評価材料。
株価は120-130円台のもみ合いとなっているが、下げても下ヒゲを付けて戻す底堅さを見せつけている。上昇トレンドに入っている13週移動平均線が下から接近、遠からず11年3月25日高値150円挑戦場面が訪れそう
● 国際計測器(7722)
3月決算で40円配当予想の株。1部では、塩野義のように高配当で株価が1000円前後なら買われるが、新興市場株にも高配当で出遅れ感がある株や、まだ目立って買いが入らない株は多い。同社狙い、高配当で株価700円台。前期に続き今期も連続増益基調。配当は40円予想であり、しっかりした相場が期待される
3月26日(月)
● 三井ホーム(1868)
直近高値(459円、3月9日)を付けて以降、もみ合いの動きとなっているが、サポートラインの25日移動平均線近くまで下げてきており、打診買い好機といえそう。12年3月期の予想配当利回り3.5%も下支えし下値不安は乏しい銘柄のひとつ。
同社は、三井不動産 <8801> 系の住宅メーカーで、2×4(ツーバイフォー)住宅では国内最大手。
業績は好調。12年3月期予想の連結経常利益は前期比26.3%増の49億円。「2世帯や3階建て住宅などへの引き合いが多く、一戸当たりの単価が上昇している」(経理部)という。
13年3月期も好調な流れが続きそう。昨年、営業体制の再編を実施。地方から首都圏エリアに人員をシフトするなど、営業強化策の効果が本格的に寄与してきそうなため。新築住宅に占める太陽光発電システムの搭載比率の増加、建て替え需要の増加も業績を押し上げそう。指標(予想PER9倍台、PBR0.6倍台)面での割安さも目立ち、見直し余地大
● 日本ゼオン(4205)
来3月期はタイヤ向けに合成ゴムが好調、光学フィルムの不振をこなして、小幅ながら増益基調の見通し。また、リチウムイオン電池の蓄電容量を従来品より3-4割高められる接着剤の開発が報じられており、スマホ向けなどへの拡販期待が高い。好調な業績見通しに対し、時価はPER8倍程度と割安感が強い。株価は25日移動平均線をサポートラインに強気の上昇トレンドが続く。割安是正で続伸、900円~1000円どころを狙う展開が見込まれる
● マルハニチロHD (1334)
同社グループは11年3月の東日本大震災により石巻、仙台、八戸、宇都宮地区を中心に大きな被害を受けたが、第3四半期(11年4-12月)の連結営業利益は170億3400万円(前年同期比横ばい)と12年3月期の160億円(前期比8.1%減)予想をすでに超えており、通期業績上方修正の可能性が高そう。
3月期期末の配当は3円(普通株)、グループ製品の株主優待も付く。なお、配当権利付き最終日は27日。
株価は140円台のもみ合いとなっているが、上向き転換した13週移動平均線が下から接近してきており、いずれ11年10月4日高値158円挑戦場面も見えてきそう
● 東京計器(7721)
170円前後だが、2/27の177円奪回を一定期間の中で行うと、200円以上も期待。一発高より、1-2週間かけて200円突破なら、理想的な相場になりそう。割安感あり、業績は連結経常増益、3円配当も予想されている。しっかりと上がりそう
3月23日(金)
● 第一精工 (6640)
見直し余地が大きそう。同社は、多機能型携帯端末(タブレットパソコンやスマートフォンなど)に使われるコネクター大手。
12年12月期予想の連結経常利益は58億円。前期が9カ月変則決算だったことから比較はないが、実質2ケタ増益となる見通し。
「ノートパソコンの需要の伸び悩みで、細線同軸コネクターやHDD用機構部品は低迷しているが、タブレットパソコン向けの細線同軸コネクターやスマートフォン向けの無線LAN用超小型同軸コネクターは好調に推移している」(経営企画室)という。
想定為替レートは1ドル=78円。足元の円安は業績にはプラスに働く見通し。
昨年1月に稼働した松江工場は、多機能型携帯端末の市場拡大を追い風に稼働率が上がっている。震災やタイ洪水で影響を受けた自動車部品も、今期は車載用センサーを中心に持ち直しの動きを強める見通し。
テクニカル上では、75日移動平均線がサポート。予想PERは11倍台と割安で押し目買い好機となりそう
● 住友不動産(8830)
1月中旬に回復した25日移動平均線をサポートラインに下値切り上げ、同線との乖離がほぼゼロとなっており、改めて好業績を織り込む動きが期待できる。来3月期は大型ビルの通期寄与やマンション分譲の戸数増加などが業績を牽引、販管費の増加をこなして増益確保の見通し。来期業績を織り込むとPER15倍程度となるなど割安感が残る。クレディスイス証券でも同業他社と比較した割安感を指摘する。9日付けでは、SMBCフレンド調査センターが「強気」の投資判断を継続する。25日線をメドに下げ止まり・反転、安心感のある業績織り込みで、昨年来高値となる2200円台後半を狙う展開が見込まれる
● シャルレ (9885)
レディースインナーを主体とする衣料品・化粧品などの販売のほか、LED(発光ダイオード)照明販売でも展開を計っているが、LED照明販売の営業体制の強化による経費の増加などから12年3月期の連結営業利益は13億円(前期比14.6%減)の見通しとなっている。しかし、第3四半期(11年4-12月)は14億2200万円(前年同期比28.7%減)とすでに通期予想を超える業績進ちょく率を見せている。
3月期末配当は30円の計画で、自社商品の株主優待も付く。なお、配当・優待の権利付き最終日は27日。
13年3月期は「下着のシャルレ」から「美と健康のシャルレ」へとコーポレートブランドイメージのシフトを目指して、引き続き独自性のある商品の提供を活発化、収益は拡大しそう。
株価は500円台後半のもみ合いを上放れてきたところで、遠からず11年3月1日高値665円挑戦場面も訪れそう
● 井関農機(6310)
170円台から227円となり目先は調整だが、これから200円割れの可能性あるも、押し目は狙いとなりそう。1円50銭の復配予定であり、中国にも強みがある点で注目。期待あり
3月22日(木)
● 西芝電機(6591)
12年3月期の連結営業利益は10億円(前期比75.8%減)の見通しだが、今期はあと10日で終わる。目を向けるべきは13年3月期業績であり、来期以降の事業展望は極めて明るい。今期は電力不足懸念から自家発電システムは伸びているものの、船舶向け電機システムの不振から減益予想となっているものだが、来期以降、自家発電システムはさらに拡大、船舶向け電機システムは回復となる可能性が濃厚。
不振だった船舶向け電気システムだが、商船三井 <9104> が約1500億円をかけてLNG(液化天然ガス)船の新建造を打ち出すなど、海運大手各社がLNG船投資を積極化、さらに、水産庁によれば、東日本大震災での津波により、2万1000隻を超える漁船が流出・損壊し、漁船不足も深刻化しており、今後、漁船の復興需要も本格化しよう。実際、ヤマハ発動機 <7272> が過去最多の漁船受注を獲得している。
世界で初めて船舶用風力発電の実証を実施していることも期待材料。
株価は100円台半ばのもみ合いを続けてきたが、13週移動平均線が26週線を抜くゴールデンクロスをすでに形成、13週線、26週線とも上向き転換しており、もみ合い上放れのタイミングも近そう。PBRは0.5倍台と割安で、11年4月14日高値359円から見て、半値以下の水準。
同じ自家発電システム関連の西華産業 <8061> 、東京産業 <8070> が高値更新していることも刺激となりそう
● 村田製作所(6981)
年初に回復した13週移動平均線をサポートラインに下値切り上げ、13週・26週移動平均線がゴールデンクロス示現、戻り歩調が続く。電子部品大手でセラミックコンデンサーを主力とする。今3月期はコンデンサーが家電、PC向けに需要急減で、営業利益で前期比38%減見通しと大幅減益。来期もコンデンサーは家電向けに苦戦が続くものの、スマホ向けの伸びや、PC向けの底入れで増益転換を見込む。アップル関連銘柄の一角とも見られており、新型「iPad」発売も支援材料。世界的な景気減速懸念や過度の円高を理由に大きく売り込まれた株価には依然割安感が強い。2月29日杖kでは、SMBCフレンド調査センターが「強気」の投資判断を継続している。来期業績を織り込むと見直し余地は大きく、好調なチャート展開で続伸、6000円の大台を狙う展開が見込まれる
● ロート製薬 (4527)
OTC薬(大衆薬)で目薬トップ、スキンケア関連が大きな柱に育ってきているが、12年3月期の連結営業利益は133億円(前期比1.5%増)の見通し。ただ、第3四半期(11年4-12月)は111億9500万円(前年同期比11.0%増)と業績進ちょく率は好調。
3月期末配当は8円の計画で、自社製品詰め合わせセットなどの株主優待も付く。
13年3月期は9期連続増配の期待も出てきそう。
株価は25日移動平均線水準まで下げてから反騰、押し目買いリズムに転換してきた。遠からず11年9月16日高値1040円挑戦場面も見えてきそう
● 三和HD(5929)
目先は調整、290-305円くらいの調整は当然のように起こりそう。そこは狙いとなり、次なる浮上では350円以上での活躍ありそう。業績好調、東日本復興において特需狙い。住宅、マンション、倉庫、店舗、工場、さまざまなニーズがあり、今後は業績拡大期待あり。これから押し目あれば狙い
3月21日(水)
● 日本アビオニクス (6946)
12年3月期の連結営業損益予想を赤外線・計測機器などの民需製品の不振から3億5000万円の黒字から4億円の赤字(前期2億4200万円の黒字)に、棚卸し資産処分損の計上から最終赤字を2億円から18億円(同1億8300万円の赤字)に下方修正しているが、もう今期はあと10日程度で終わる。下方修正で、ほぼ膿(うみ)出しを完了したと見られ、13年3月期は防衛庁向けの伸びや、スマートフォン向け接合機器の回復などから収益改善が見込めそう。
株価は下方修正で押したものの、ここ下げても下ヒゲを付けてから戻すなど、底入れ反騰の足に転じてきた
● JSP(7942)
25日移動平均線をサポートラインに下値切り上げの動きが続く。樹脂発泡セ品専業大手。来3月期は復興需要を受けた建材向けビーズ材の伸びや、自動車向けビーズ材の好調継続などが業績に貢献する見通し。原材料高の価格転嫁が進むことも収益改善に繋がる。ビーズ材については、国内外の需要取り込みで中期的成長が見込まれており、増益基調が見込まれる。来期業績を織り込むとPER10倍割れ程度が見込まれるなど、時価水準の割安感は強い。上昇トレンド継続で続伸、昨夏に付けた直近高値圏1500円の大台を目指す展開が見込まれる
● ワークマン (7564)
昨年来高値(2640円、12年2月23日)を射程圏にとらえている。
同社は、作業服販売の専門大手で全国にチェーン展開。2月の既存店売上高は前年同月比23.2%増、「10年2月から前年同月実績を上回り、今年2月で25カ月連続になる」(経営企画部)という。
全国的に厳しい寒さが続きジャンパー、ハイネックシャツ、肌着などの防寒商品の売れ行きが好調で、雪や雨の影響で合羽、ヤッケ、長靴も良く動いた。「震災復興需要も押し上げたほか、歌手の吉幾三さんをイメージキャラクターに起用したテレビCM効果も大きい」(同)という。
12年3月期予想の単体経常利益は前期比29.9%増の70億円と最高益を予想。第3四半期(11年4-12月)の経常利益は前年同期比43.9%増、通期予想に対する業績進ちょく率は86%と高く、上ブレ余地を残す。
好調な流れは13年3月期も継続する公算が大きい。新規店舗は「毎期20-30店の範囲内で計画している」(同)という。予想PERは13倍台と割安
● 東芝(6502)
330円台だった株価は、380円台になってきた。ここから、日本の実力株は600円台から890円台になった日産の例のように、しっかり上がる株あり。実力ある株、外国人買いが期待される株は狙いとなる。東芝も日立が600円以上の狙いなら、450円相場も予想出来そう
3月19日(月)
● コーエーテクモHD (3635)
好業績持続期待の買いや、3月27日の権利付き最終日に向けて、3.0%台の予想配当利回りに着目した買いも入り始めている。同社は、ゲームソフト開発に強みを持つ。
12年3月期の連結経常利益予想は前期比35.8%増の65億円と最高益を見込む。通期見通しは期初段階から変更していないが、中間期は09年に旧コーエーと旧テクモが統合後、初の黒字に転換。第3四半期(11年4-12月)も17億2000万円(前年同期は2億4600万円の赤字)と黒字転換となった。
会社側は「ゲームソフトの新作が好調で、旧作リピートも順調に販売本数を増やすなど計画通りに進ちょくしている」(経営企画部)という。
好調な流れは13年3月期も続く見通し。ソーシャルゲーム分野の強化に加え、海外展開にも力を注ぐほか、今期黒字転換を見込むメディア・ライツ事業も業績を下支えする見込み。PBR0.9倍台は割安で、昨年来高値(763円、11年10月5日)を目指す動きが期待できそう
● セイコーHD(8050)
今3月期はHDD用部品の下期苦戦や円高が重石となり、利益急減の見通し。しかし、来期は時計が新興国で伸びるほか、電子部品は赤字事業から撤退、人件費削減効果や、タイ工場の通常稼動など複数の好材料により、利益急回復見通し。株価は業績への警戒感を織り込み、長期下降トレンドの動きとなっていた。しかし、一昨年の安値圏でもあり150円の大台をメドに下げ止まり、反転、直近では13週・26週移動平均線がゴールデンクロス示現の動きと、戻り歩調を強める。来期業績を織り込むと、売り込まれた現水準の割安感は非常に強い。チャート好転を追い風に続伸、220円~230円台に向けた水準訂正が見込まれる
● 夢真HD (2362)
建築技術者派遣事業を中核事業としており、12年9月期の連結営業利益は12億5000万円(前期比2.3倍)の予想だが、予想を立てた時点では東北地方の震災復興の直接的な需要は出ていなかったため、予想数字には復興需要は織り込んでいない。第1四半期(11年10-12月)もまだ直接的な震災復興需要は出ていないが、建築技術者派遣事業は新設マンション着工戸数の回復、震災を受けた首都圏近郊での改修・補修工事、耐震補強工事などの増加から営業利益は2億6900万円(前年同期比65.2%増)と好スタートを切った。建築技術者平均稼働率も99.1%と前年同期平均98.2%と比べ0.9ポイントの増加となっている。
第2四半期(12年1-3月)に入った以降の月次売上高も1月が前年同月比14.4%増、2月が同22.0%増と好調をキープ、今後、震災の直接的な需要が本格化してくると、通期業績上方修正の期待が高まりそう。
建築技術者の採用数も拡大している。首都圏での需要拡大、東北復興の本格化に備え、採用活動を強化、2月末時点での技術者数は967人と11年12月末に比べ51人増、前年同月に比べ164人増加、今後も採用者数を増やす計画。
配当は3月中間期末1.5円(前中間期末1円)、9月期末1.5円(前期末1円)と増配の計画。
株価は1月26日に217円高値を付けたあと、調整していたが、3月2日に157円安値を付けてから底入れ反転、ここ5日移動平均線が25日線を抜くミニ・ゴールデンクロスを形成、押し目買いリズムに転換してきている
● 不動テトラ(1813)
これから1-2カ月で200円突破狙う。徹底して動きが悪かった時期もあるが、これから株価浮上となりそう。建設株は、これからしっかり浮上する株ありそう。業界は6兆円特需と見られていて、同社も今後期待あり。時価は下げリスク少なく、しっかり値上がりが期待できる位置にある。いざ動き始めると200円以上期待
3月16日(金)
● 住友重機械工業 (6302)
直近安値(422円、3月7日)を底にした戻り高値を連日で更新。12年3月期の業績予想を減額する直前の高値(496円、12年1月25日)を射程圏にとらえてきた。先高シグナルの25日・75日の両移動平均線のゴールデンクロス(GC)が接近しており、押し目買い好機となりそう。
12年3月期予想の連結経常利益は前期比1.7%減の435億円。期初予想は同14.1%増の505億円だったが、「欧米が伸び悩むなかで、足元の中国景気をより厳しく見直した」(IR広報室)という。
13年3月期は、中国の景気動向次第だが、建設機械部門ではインドネシア工場の増強を計画。精密機械では、欧州市場が回復する見込みのほか、新興国向けに好転を続ける機械コンポーネント事業も好調が期待される。海外資源・エネルギー関連向け産業機械の伸びも期待要因。
14年3月期には連結売上高7300億円(12年3月期予想は6250億円)、連結営業利益730億円(460億円)を目指すとしている。
信用取組妙味には欠けるが、450円前後にまとまっていた戻り売りをすでに消化。日経平均株価との連動性も高く、今後、上昇第2ステージに入った全般相場高の波及が期待される
● 住友不動産(8830)
1月中旬に回復した25日移動平均線をサポートラインに急ピッチで下値を切り上げる展開。今3月期は分譲戸数減が業績の重しとなり、売上で前期比9%減、営業利益で同5%増見通し。来期については、今期中に稼動したビル4物件の通期寄与、マンション引渡し戸数が急反発することで増収・増益確保の見通し。9日付けでは、SMBCフレンド調査センターが「強気」の投資判断を継続している。安心感のある来期業績を織り込むと、株価には見直し余地が残る。強気の上昇トレンド継続で、2200円台後半の昨年来高値圏に向かう上昇が見込まれる
● 東京産業 (8070)
三菱重工業 <7011> 製品が主力の機械商社だが、12年3月期の連結営業利益は10億円(前期比35.9%増)の見通し。ただ、第3四半期(11年4-12月)は電力不足懸念と節電ニーズから自家発電設備など電力関連が好調で、9億2600万円(前年同期比2.8倍)とすでに通期予想に近い数字を上げており、業績上方修正の期待も高まりそう。
13年3月期も増益が続きそう。その理由は、現在、全国54基ある原子力発電所のうち稼働しているのは2基のみだが、定期検査に入る5月上旬には全基が停止し、東京電力 <9501> の電力料金値上げも加わり、自家発電設備の需要はさらに高まると見られるから。
太陽光、風力発電など、再生可能エネルギー分野での展開にも期待したい。
なお、3月期末配当は5円(年間10円)の計画。181万8036株の保有自己株式の有効利用にも期待したい。
株価は2月10日に317円高値を付けたあとにひと押し入れ、その後、290円台のもみ合いとなっていたが、13日からもみ合いを上放れる足に転じてきた。PBRは0.5倍台と割安感も光る
● ウェザーニューズ(4825)
1月の1900円台から見ると、時価の2100円台はすでにある程度上がり、仕込みにくい位置とも見られるものの、実際には先高期待あり、増収増益。今後は、2400円以上狙い。有料サイトではピンポイント予想など定評あるが、今後は海外や国内でも、さらにサービス内容充実など展開力あると見る。株高期待あり
3月15日(木)
● イー・ガーディアン (6050)
1300-1500円に戻り待ちの売りがまとまり、上値の重さも嫌気されているが、成長期待に対する市場の評価は衰えておらず、軟調な場面は打診買い好機となりそう。
同社は、投稿監視のリーディングカンパニーで、多機能ソーシャルWEBサービス監視、運用システムに強みを持つ。
12年9月期は、大口顧客との取引減少に伴う売上の伸び悩み、先行投資負担などが利益を圧迫し、単体経常利益は前期比81.4%減の3000万円を予想。ただ、業績悪化見通しも株価は織り込み済みで、下値は限られる足どりとなっている。
今後、期待されるのが、ソーシャルWEBサービス向け次世代型運用システムの「E-Trident」。昨年6月から提供を始めているが、毎秒数千件処理可能な高速ワークフローエンジン機能を搭載、大規模サイトの監視に有効な手段として引き合いが増えている。
さらに、日本語以外の言語を監視対象データすることも可能とあって、「国内から海外へ進出する企業からの受注を獲得し、現地オペレーターによる投稿監視業務の基幹システムとしても注目されている」(管理部)という。同業他社との差別化戦略として位置づけ、今後、さらなる拡大を目指す方針。昨年6月には、事業の拡大と災害時リスク分散のために、宮崎センター(宮崎県)を新設するなど先行きの展開力も大きい
● オムロン(6645)
14日付けで、三菱UFJモルガンスタンレー証券が強気の投資判断「アウトパフォーム」を継続、目標株価を2079円から2216円へと引き上げたことが材料視される。同証券では生産調整、在庫調整は最終局面で、モメンタムは底打ち、との判断。今3月期業績を下方修正したものの、来期以降は増益基調を予想する。株価は直近揉み合い圏を上抜け、足元では13週・26週移動平均線がゴールデンクロス示現の動き。チャート好転も追い風に、直近高値圏の2300円台を視野に入れた上昇が見込まれる
● ゼニス羽田 (5289)
直近高値(134円、3月12日)に対して小幅押しの水準で推移しているが、25日・75日の両移動平均線がサポートラインとして機能しており、短期調整を経たあとは、出直りが期待できそう。震災復興関連株として先行きの業績拡大が見込まれるため。
12年3月期予想の連結経常利益は1億5000万円。コンクリート製品大手のハネックスと、組立式マンホールが主力の日本ゼニスパイプとの統合初年度の決算となるため、前期との比較はない。
13年3月期は、4月に羽田コンクリート工業の完全子会社化を予定するほか、震災復興需要の本格化が期待される。統合後の原価低減効果も発現する見通し。
会社側は「防災意識の高まりから、斜面防災用の受注板、落石防護柵への引き合いが増えている」(管理部)という。
無配継続で積極的に上値を追いにくい状況だが、130円前後の戻り売りをこなせば、復興関連株として震災後に付けた昨年来高値(176円、11年4月13日)を目指す動きが期待される
● 清水建設(1803)
西松建設が200円突破となった。さらに、JR東日本の設備増強から鉄建が浮上して、東鉄工もこれまでで反発している。ここから、建設株は何本か相場になりそう。その中では、株価の位置が安く狙いとなりそうなのが清水建設となりそう。330円前後狙い。次なる浮上では350円以上がありそう。商い伴い堂々たる浮上となりそう
3月14日(水)
● システムリサーチ (3771)
12年3月期の連結営業利益は1100億円(前期比25.4%増)の見通しだが、第3四半期(11年4-12月)では879億300万円(前年同期比22.4%増)と業績進ちょく率は高い。14年3月期に連結営業利益1200億円を目指す経営計画を進めているが、住宅、商業施設など震災復興需要も見込めることから、前倒しで達成されるとの期待も出てきそう。第3四半期累計では物流施設などの事業施設や賃貸住宅が好調に推移している。
第4四半期(12年1-3月)に入った1月の受注は前年同月比13%増と5カ月連続で増加、引き続き好調をキープしている。
3月期末配当は前期末の20円に対して25円に増配する計画。ホテルなど同社関連施設や株主優待専用グルメギフトに使える共通利用券の株主優待も付く。
中国・常州、米国、台湾に子会社を設立、これまで日本で培ってきたノウハウを生かし、商業施設の開発などの事業展開を進めていくことも今後の期待材料。
株価は順調に下値を切り上げ、11年3月14日高値1130円抜けを視野に入れてきた。月足を見ると、09年春以降、800-1000円台のもみ合いを続けてきており、高値を更新してくると、もみ合い上放れ=新たな上昇トレンドに入った可能性も出てくる
● THK(6481)
来3月期は主力の工作機械向けが堅調、半導体製造装置向けの回復基調もあり、増益転換見通し。直動案内機器を応用した部分免震装置を手掛けており、需要増でフル生産状態であることもプラス材料。株価は13週移動平均線をサポートラインに下値切り上げの動き。昨年後半の株価急落を経て、戻り歩調にある株価には依然割安感が残る。来期増益転換を織り込み見直し買い、2000円の大台を試す展開が見込まれる
● ピーエイ (4766)
戻りを試す動きが期待される。同社は、新潟・長野・福島県で求人サイト運営・求人誌を発行。
12年12月期予想の連結経常利益は前期比2.1倍の1億6000万円。「昨年は仙台にも進出し、復興需要を取り込むほか、国内景気の回復期待から、復興地域以外での需要もとらえていく」(阿部良一執行役員)という。
主力の情報サービス事業で人員体制を強化。紙媒体からウエブ媒体への主軸を移すと同時に、紙媒体とモバイルの利点を活用した付加価値の高いサービスも追求。人材派遣事業では、請負業の着手、堅調な介護分野や医療分野の新規開拓に力を入れる見通し。利益面では、昨年の本社移転でコストの低減を見込むほか、前期末に長期借入金(10年12月期末6900万円)を返済するなど、金融収支の改善も見込まれる。
12年12月期も無配を継続予定だが、自己資本比率は63.7%と手厚い。業績次第では、2000年7月に上場後、初の配当実施も期待され、昨年来高値(132円、12年2月21日)奪回から一段高を目指す可能性も
● 楽天(4755)
10万円相場狙い、現実味を帯びてきた。ネット時代、楽天市場は拡大。証券、銀行、市場、海外にも展開。最高益、株価はさらに浮上ありそう。8/6にバークレイズが強気、目標株価を102000円にした。景気好転となると、ますますネット利用者は増えるだろう
3月13日(火)
● GSIクレオス (8101)
12年3月期の連結営業利益は18億円(前期比4.9%減)、3月期末配当は2円復配の見通しとなっているが、第3四半期(11年4-12月)は17億9800万円(前年同期比11.7%増)とすでに通期予想にほぼ並ぶ水準を達成しており、一転増益へ通期業績上方修正の期待が高まりそう。
第3四半期の概況は、繊維関連事業では機能性の高いインナー用の原糸・生地の取引が大幅に伸長、企画提案型の婦人ファンデーションおよびインナー製品の取引も堅調に推移、量販店向けの実用衣料も冷感や防寒対応などの機能性肌着が増加した。
非繊維関連事業ではエレクトロニクス関連機材が中国向けに半導体関連装置の販売もあったことなどから増加、化学品も欧米向けの塗料・樹脂の硬化用添加剤、フィルムとも伸長した。
大林組 <1802> が構想を打ち出した宇宙エレベーターはカーボンナノケーブルを使うが、GSIクレオスはカーボンナノチューブで展開を計っていることも材料視できる。
株価は2月22日に11年2月16日高値145円に肉薄する143円まで上げたあと、調整に入ったが、ここ5日移動平均線上に浮上、5日線も上向き転換し、上昇してきた25日線が下から接近、上値追い再開に入りそうなタイミング
● 昭和電工(4004)
25日移動平均線をサポートラインに下値切り上げの動き。今12月期は人造黒鉛の値上げ効果やHDメディアの収益拡大や、LED事業の赤字縮小などが貢献、増益基調継続を見込む。レアアース事業の落ち込みをこなしての増益確保見通しが評価される。特に上期から足取り好調の動きで、目先の株価上昇を牽引すると見られる。2日付けでは、SMBCフレンド調査センターが「強気」の投資判断を継続している。上昇トレンド継続、時価はPER11倍台と割安感が強く、昨年来高値を抜けて250円前後への浮上が期待できる
● 兼松エレクトロニクス (8096)
震災直前に付けた昨年来高値(894円、11年3月8日)に迫っている。12年3月期の予想配当利回りは年4.5%と高く、3月27日の権利付き最終日に向けて、配当取りの動きも誘いやすい。同社は、システムが8割強を占める電子機器商社。
業績は底堅く推移している。「多くの企業が設備投資に対して慎重な姿勢を継続しており、不透明感は強い。ただ、サーバーやストレージともに安定的な需要は継続している」(経理部)という。12年3月期予想の連結経常利益は前期比0.1%増の43億5000万円。13年3月期も、高性能・低価格化への需要に対応していく見通し。
昨年10月から中堅規模の流通・小売業を対象にしたインターネットEDI(電子データ交換)サービスの提供を始めたほか、文教・金融分野に特化したソリューション(業務上の問題点の解決や要求の実現を行うための情報システム)の強化、さらに、中国市場での事業拡大を目指し、成都、深センに続いて昨年11月には上海事務所を設置。「新たな市場を開拓し、成長につなげていく」(同)としている。
指標(予想PER10倍台、PBR0.7倍台)面での割安さも目立ち、押し目買い好機となりそう
● エキサイト(3754)
76000円以上の相場狙い。サイトとしては知名度あり、伊藤忠商事系列であることも安心感がある。ここで営業面で順調であり、占いサイトなど好調。増収、株価は下げすぎ。ここからの戻りが期待される。しっかりした戻りが考えられそう
3月12日(月)
● システムリサーチ (3771)
9日、昨年来高値(1100円、12年3月6日)に高値顔合わせとなった。7日には一時1015円まで下落したが、25日移動平均線がサポートラインとして機能を果たし、心理的なフシ目の1000円を下回らなかったことから持ち直しの動きを強めている。
12年3月期予想の連結経常利益は前期比79.3%増の3億5300万円と急回復を見込むうえ、予想PERは11倍台と割安。さらに予想配当利回りが年4.6%と高く、今月27日の権利付き最終日に向けて配当狙いの買いも誘いやすく、新値追いの条件はそろっている。
同社は、ソフトウエア開発とSI(システム構築)サービスの2本柱で、トヨタ自動車 <7203> 向けや工作機械メーカー向けに強みを持つ。
今期業績回復要因について会社側は「前期はシステム構築の需要が伸びず最悪だったが、今期はトヨタや工作機械向けの情報化投資が活発となっている」(小池貴司執行役員)という。外部への発注を減らす内製化の推進、コスト削減、売上増に伴う技術者の待機工数の減少など、SE(システムエンジニア)稼働率の改善効果も利益に結びつく見通し。
好調な流れは13年3月期も継続する見通しで、押し目買い好機となりそう
● 川崎重工業(7012)
25日移動平均線をサポートラインに下値を切り上げる。今3月期の第3四半期決算は、売上で前年同期比4%増、営業利益で同22%増で着地。建機好調、米ボーイング社向けの航空機材販売の伸びなどが奏功したもの。足元では受注高が落ち込んでいるものの、鉄道案件の受注のズレなどの伴うもので、内容面では大きく悪化していないとの見方。株価は年初から急伸、目先の調整で25日線との乖離が縮小しており、過熱感が後退。堅調な業績に対し株価の出遅れ感は強く、割安是正で300円の大台を目指す展開が見込まれる
● 京三製作所 (6742)
直近安値(332円、3月7日)を底に持ち直しつつある。75日移動平均線がサポートラインとして機能を果たすほか、2.9%台の予想配当利回りに着目した買いも誘いやすい。同社は、鉄道信号システムが主力。
12年3月期予想の連結経常利益は前期比33.5%減の27億円。鉄道信号システムは、新ATC(自動列車制御装置)・ATS(自動列車停止装置)をJR・民間鉄道会社から受注しているが、「震災の影響に伴う案件の繰り延べが想定以上で、液晶テレビ向けパネル市場の悪化を受けて産業用電源装置も振るわない」(IR・広報室)という。
13年3月期は、産業用電源装置は引き続き厳しい見通しだが、鉄道信号システムの繰り延べ案件が正常化する見込みで、生産効率化やコスト低減効果が発現する見通し。
指標(予想PER12倍台、PBR0.6倍台)面での割安さも目立ち、直近高値(368円、2月27日)を目指し、自律反発が期待される
● デジタルガレージ(4819)
業績好調。今期は業績拡大見込み。米ツイッターに出資。投資先が好調であり、業績上向きとなってきた。円安効果もあり、今後株高が考えられる。3/7の203500円を下値にして反発、ここから2/2の240900円奪回を目指す展開が期待される
3月9日(金)
● ビーエスピー (3800)
見直し余地が大きい。好業績予想に加え、指標(予想PER10倍台、PBR0.7倍台)面での割安さが目立つため。予想配当利回りが4.7%台と高く、3月27日の権利付き最終日に向けて配当狙いの買いも期待され、直近高値(1199円、2月27日)は通過点となりそう。同社は、システム運用管理ソフト大手。顧客は上場企業が大半を占める。
12年3月期予想の連結経常利益は前期比3.2%増の7億5000万円。「リーマン・ショック以降、低迷していたIT業界全体が持ち直すなか、昨年4月に実施した組織変更が奏功する」(広報IR室)という。
売上面では、運用自動化、帳票、ITサービスマネジメント、メインフレームの4事業分野それぞれで、専門性の高い課題への取り組みの強化が奏功。利益面では、製品開発など外注費の増加は業務の合理化で補う見通し。今後、昨年4月に新設した「プロダクト事業本部」での早期の黒字化を目指すという。
4月上旬に、対外的には初めてとなる中期計画を明らかにするもようで、今後、アナリストからの注目度も増しそう。チャート上では、戻り待ちの売りが少なく、昨年来高値(1245円、11年6月27日)を射程圏にとらえてこよう
● ユナイテッドアローズ(7606)
2月の既存店売上は、冬物商品のセールやギフト需要取り込みで、前年同月比1.5%増と好調着地。通期では、営業利益で前期比29%増を見込む。発注精度の向上で既存店が想定超の好調。引き続き積極出店などにより、業績拡大の動きは注目。株価は昨年来高値圏の1700円台接近でやや上値が重くなっているものの、今期及び来期業績を織り込むと、指標面からの割安感は強い。25日線をサポートに上昇トレンド継続、安心感のある業績織り込みで、2000円の大台乗せを目指す展開が見込まれる
● 神鋼鋼線工業 (5660)
ここ鉄建 <1815> 、日本橋梁 <5912> 、ピーエス三菱 <1871> など高速道路の橋りょう補修関連や鉄道路線の耐震補強関連人気が盛り上がっているが、同社はコンクリートの弱点を補い強度を高めるため、橋りょうから建築物までさまざまな分野で使用されているPC(プレストレストコンクリート)鋼線のトップ企業で、株価的にも140円台のもみ合いを上放れたばかりと出遅れ感もある。PBRも0.5倍台と割安。
12年3月期の連結営業利益予想を17億7000万円から15億1000万円(前期比16.4%減)へ2月7日に下方修正した。しかし、今期はもう今月で終わる。しかも、13年3月期は営業増益転換となる可能性が高い。
今期の営業減益見通しは震災復興の遅れとタイの洪水の悪影響を受けたためで、来期は震災復興の本格化、タイ洪水の復旧、さらに今期減少していた橋りょう向けつり構造用ケーブルや落橋防止ケーブルの回復が見込めることから増益転換となる可能性が高いと判断できよう。
なお、3月期末配当は3円の計画。660万5280株の保有自己株式(11年12月末)の有効利用にも期待したい
● テンポスバスターズ(2751)
業績好転も株価は下げ続けて、160000円台から110000円台と調整したが、下値を切り上げつつこれから本格的な浮上が期待される位置となってきた。売られ過ぎ、中古厨房を修理して販売する。新品も扱い、内装工事も行う。今後は東日本復興でも活躍、さらなる増益期待あり。株価は一度戻りに入ると買いが買いを呼ぶ銘柄であるため、ここは勢いを見ていきながらしっかりトレード
3月8日(木)
● アルメタックス(5928)
継続した買いが期待できそう。12年3月期の予想配当利回りが4.0%台と高く、27日の権利付き最終日に向けて、配当狙いの買いを誘いやすいため。指標(予想PER8倍台、PBR0.3倍台)面での割安さも目立つ。
同社は、積水ハウス <1928> 向けに強みを持つ住宅建材メーカー。
12年3月期予想の単体経常利益は前期比14.4%減の6億円。昨年7月に住宅エコポイント制度が終了したことで、「後半は厳しく見積もっている」(生川聖一取締役)という。
13年3月期は、住宅エコポイントが再開するが、「前回に比べて内容が異なり、省エネ防犯サッシの需要は限られる」(同)との見方を示す。ただ、震災の影響で出荷が遅れた前期とは環境が一変し、戸建てリフォーム向けの需要も底堅く推移するとみられる。
チャート上では、250円前後にまとまる戻り売りを消化中だが、中期サポートラインの75日移動平均線が緩やかに上昇しており、昨年来高値(296円、11年2月17日)を目指す動きが期待される
● パーク24(4666)
今10月期の第1四半期決算は、時間貸し駐車場の増設と堅調な稼働率が奏功、営業利益で前期比18%増、四半期ベースでの過去最高を更新。また、第2四半期以降、大型案件の開発も控えているほか、カーシェアリングの会員も伸ばしており、営業利益で前期比24%増と大幅増益を見込む。株価は26週移動平均線をサポートラインに下値切り上げの動きが続く。好調な第1四半期確認、通期で過去最高益更新見通しの中、株価の見直し余地が拡大している。1日付けでは、大和証券CMが最上位の投資判断「1」継続、目標株価を1200円としている。上昇トレンド継続で好業績を織り込み、1200円の大台を目指す展開が見込まれる
● 東京デリカ (9990)
12年3月期の単体営業利益は30億5100万円(前期比58.2%増)の見通し。第3四半期(11年4-12月)では、商品構成の見直しや店舗改装の実施など、既存店の活性化に取り組んだ結果、既存店売上高は前年同期比4.1%増を達成した。品種別では財布が同22.4%増、メンズ・トラベルバッグが同12.6%増、インポートバッグが同26.5%増となった。
第4四半期(12年1-3月)に入った以降も既存店売上高は1月が前年同月比4.5%増、2月が同2.9%増と好調に推移している。
3月期末一括配当は前期末の13円に対して18円と増配の計画で、オリジナル商品の株主優待も付く。
株価は12年1月4日に663円高値を付けたあと、調整、現在、600円台前半のもみ合いとなっているが、13週移動平均線が下から接近、そろそろもみ合い上放れのチャンスをつかみそう。PERは8倍台、PBRは0.8倍台と割安感も光る。
111万9511株の保有自己株式(11年12月末)の有効利用にも期待したい
● 清水建設(1803)
西松建設が200円突破となった。さらに、JR東日本の設備増強から鉄建が浮上して、東鉄工も今週反発している。ここから、建設株は何本か相場になりそう。その中では、株価の位置が安く狙いとなりそうなのが清水建設となりそう。330円前後狙い。次なる浮上では350円以上がありそう。商い伴い堂々たる浮上となりそう
3月7日(水)
● グランディハウス (8999)
昨年来高値(6万9400円、12年2月29日)に対して小幅押しの水準で、出直りが期待される。指標(予想PER7倍台、PBR0.6倍台)面での割安さが目立つほか、予想配当利回りが4.5%台と高く、3月27日の権利付き最終日に向けて配当狙いの買いを誘いやすいため。
同社は、北関東(宇都宮市、水戸市、高崎市)を軸に、第1次取得者向けの建売住宅販売が主力。昨年12月6日から東証2部から1部指定となった。4月1日からは単元株制度を採用し、1単元の株式数を100株とする予定。
12年3月期予想の連結経常利益は前期比3.3%増の15億6000万円。「震災の影響が限定的で、営業エリア内での需要が堅調に推移している」(管理部)と話す。
13年3月期も好調な流れが続く見通し。太陽光発電搭載の新築戸建てを軸に拡販を見込む一方、「本格的に参入してから3年目を迎える中古リニューアル住宅を第2の柱として取り組む」(同)という
● JSP(7942)
今3月期は液晶ガラス運搬用影響帯電防止材の落ち込みや円高による海外売上の目減りが業績を圧迫、大幅減益見通し。しかし、来期は原料価格の転嫁が進むこと、また、自動車向けビーズ事業の成長により、2ケタ増益転換が見込まれる。来期増益見通しを織り込むと、時価のPER10倍程度の割安感が意識される。株価は2月下旬に抵抗ラインとなっていた26週移動平均線抜け、13週・26週移動平均線のゴールデンクロス示現で下値切り上げの動きにある。戻り歩調継続、昨年来高値圏の1700円台を目指す展開が見込まれる
● アルプス物流 (9055)
昨年来高値(1024円、11年2月16日)奪回に向けて上げ足に弾みをつけている。戻り待ちの売りが少ないうえ、バリュエーション(予想PER7倍台、PBR0.4倍台、予想配当利回り4.3%台)の割安さも支援材料となっている。市場では「スマートフォン部品の輸送需要が堅調で、スマホ関連株として見直されている」(国内証券)との指摘があった。
12年3月期予想の連結経常利益は前期比0.5%減の38億円。期初想定は33億5000万円だったが、昨年10月に増額、減益幅が縮小に向かう見通し。震災後の混乱から夏場にかけて正常化し、取り扱い貨物量が増えたことが要因。
足元の状況については「電子部品物流が海外で規模を拡大し、生協関連の消費財を扱う消費物流が堅調に推移している」(財務部)と話す。スマホ関連の輸送需要は業績にプラス効果をもたらしているが、半面、既存の携帯電話の輸送需要は低迷しているという。
13年3月期は、国内では震災の影響がなくなるほか、スマホの輸送需要にも期待感が持てそう。海外は、中国でのフォワーダー(貨物利用運送事業)を継続強化する見通し
● GSIクレオス(8101)
ここでサカイオーベが反発、全体株安の中での反発。GSIクレオス、静かなる反発期待。連結最終は前期比20%増の10億円見込み。株価は目先調整も、そろそろ反発の位置となり、125円突破からじっくり10~20円高も期待される。低位株をしっかり捉えて、安値買いの好機となりそう。下げリスク比較的少なく、今後株高ありそう
3月6日(火)
● 山武(6845)
直近安値(1592円、12年1月16日)から20%弱上昇しているが、戻り待ちの売りが少なく、年3.3%台の配当利回りに着目した買いを誘いやすいため。
同社は工業計器大手。同分野で比較されやすく、株価もほぼ連動する横河電機 <6841> の年間配当利回りは0.6%台、オムロン <6645> は1.5%台。山武の利回りは両社を上回っている。
12年3月期予想の連結経常利益は前期比7.3%減の138億円。「景気に対する先行き不透明感から大型の改修投資は先送り傾向にあるが、電力供給不足や電気料金値上げへの懸念から省エネ対策ニーズは強い」(IR担当者)という。13年3月期は回復期待が強まりそう。
中期的な見通しについて市場では「節電対応ビルなどの省エネ改修ニーズは今後も高まりそう。特に、バブル期以降に建設された既設ビルの空調システムの改修案件が増加するだろう」(大手証券)と指摘する。
チャート上では、11年8月の水準を回復し、震災後に付けた高値(2070円、11年5月9日)を射程圏にとらえている
● ホッカンHD(5902)
好調なチャート展開で割安是正に向かう動き。食缶業界では3位企業。水の大型PETが震災後の特需で好調。競合他社の工場被災により、下期は缶コーヒー特需が業績に貢献。今3月期は営業利益で前期比4%増を見込む。来期は震災特需剥落で減益見通しながら、それを織り込んでもPER8倍程度、PBR0.4倍台と割安感が強い。株価は年初に回復した25日移動平均線をサポートラインに下値切り上げの動き。週足ベースでは13週・26週移動平均線の乖離が縮小、ゴールデンクロス示現が視野に入る。チャート好転を受けて見直し買い、280円~290円台を目指す展開が見込まれる
● ヒラノテクシード (6245)
670-680円でもみ合っているが、25日移動平均線がサポートラインとして機能しており、下値不安は少ないようだ。同社は塗工機関連機器と化工機関連機器の2本柱。今年1月から単元株を1000株→100株に変更した。
12年3月期予想の連結経常利益は前期比35.4%減の11億円。「高機能性フィルムやリチウムイオン電池関連装置を中心に受注は順調だが、価格面で厳しい状況が続いている」(IR担当者)という。
もっとも、株価は業績悪化予想をすでに織り込み、13年3月期に期待した買いにジリ高基調を形成している。期末に上場50周年記念として1円の増配を実施。予想配当利回りは1.9%で、期末の配当狙いの買いも誘いやすい。
チャート上では、戻り売りも順調に消化しての出直り局面にある。1株純資産1099円を大幅に下回る水準は割安で、見直し余地が大きそう
● 東亜道路(1882)
日本道路、大林道路、日本橋梁など道路株、橋梁株が人気となっている。首都高工事の必要性から、今後は受注期待あり。出遅れとしては東亜道路に注目。さらに一段高となりそう
3月5日(月)
● ダスキン (4665)
日経平均株価との連動性が高い。平均株価が1万円大台回復を目指す局面では、押し目買い好機となりそう。

市場では、「生活関連で花王 <4452> 、ライオン <4912> 、フード関連ではカゴメ <2811> 、ヤクルト本社 <2267> と比較されやすい」との指摘があるが、いずれもPBRは1倍以上の市場評価を受けているのに対して、ダスキンは0.7倍台と割安。
12年3月期の連結経常利益は前期比14.4%減の108億円を予想。
13年3月期は、伸び悩むフードグループを立て直す一方、クリーングループではフロアモップが好調を持続する見通し。節電意識の高まりを追い風にエアコンクリーニングサービスも伸ばし、増益転換を目指す。
テクニカル上では、昨年来高値(1689円、12年2月29日)に対して小幅押しの水準。低PBRに加え、予想配当利回りは2.3%台で、3月27日の権利付き最終日に向けて配当狙いの買いも誘いやすい。厚みはないが、信用需給も良好で、下値不安は少ない
● 藤森工業(7917)
年初に回復した25日移動平均線をサポートラインに下値切り上げの動きが続く。発表済みの今3月期第3四半期決算については、売上で前年同期比7%増、営業利益で同12%増と好調着地。情報電子の好調が貢献したもの。通期では、償却負担増をこなして増収・増益見通し。来期についても医薬、生活関連の伸びが業績を牽引する見通し。2月23日付けでは、大和証券CMがやや強気の投資判断「2」を継続、目標株価を1400円から1600円へと引き上げている。業績拡大見通しを織り込み続伸、昨年来高値を抜けて1500円の大台に向かう展開が見込まれる
● オオバ (9765)
調査測量、計画設計、区画整理、地理情報システムなど軸にした建設コンサルタントだが、現在、国、地方公共団体からの受注に軸足を置き、“まちづくりソリューション企業”として提案型の営業を強化している。
携帯電話基地局関連でも強みを持っている点も評価材料。
12年5月期の連結営業利益は1億5000万円(前期比3倍)の見通し。公有地アセットマネジメント業務や、中国・瀋陽でのまちづくり事業など中国国内の業務などにも積極的に営業展開を図り受注拡大に努めていること、さらに株式交換で完全子会社化した日本都市整備との相乗効果も期待されることが大幅増益の背景。
13年5月期に連結営業利益2億2000万円、14年5月期に3億円を目指す経営計画も進めており、来期以降も増益が続きそうだ。12年5月期末配当は3円の計画。
株価は着実に下値を切り上げ、11年3月28日高値160円抜けを目前としているが、月足を見ると、12カ月・24カ月移動平均線を上抜いたばかりと相場は若い。PBRも0.7倍台と割安。
株式交換で日本都市整備を完全子会社化したが、現在、164万9483株の自己株式(11年11月末)を保有しており、引き続き自己株式の有効利用にも期待したい
● クルーズ(2138)
戻りに入っている。株価は底値圏内であり、同社は今後の期待から株高となりそう。ヒットすれば118000円以上の相場期待。一定の期間必要となるが、今の位置からの大きな下げリスクは少なくなり、今後の反発が期待される。ここから、再度見直し買いが入りそう
3月2日(金)
● ユシロ化学工業 (5013)
25日と75日の両移動平均線のゴールデンクロスを達成するなど好チャートを形成。12年3月期の予想配当利回りが2.9%台と高く、900円台での値固めのあと、3月27日の権利付き最終日に向けて、配当取りの動きも期待される。
12年3月期予想の連結経常利益は前期比48.1%減の12億8000万円。同社は自動車や機械、鉄鋼向けの金属加工油剤が全体の8割強を占め、「震災に伴う自動車の減産や円高、タイ洪水の影響が響く」(財務部)という。
自動車メーカーの生産台数や為替面に業績は左右されやすいが、原料高に伴う価格転嫁が進み、13年3月期は回復が期待される。今年7月には、中国(広州)工場の完成を見込むほか、タイ洪水の影響が一巡することも業績を下支えしそう。
PBRは0.7倍台と割安で、上値での戻り売りも少なく、先高余地が広がりそう
● バロー(9956)
今3月期は主力のスーパーの既存店がプライベートブランド商品の好調を受けて伸びるほか、ホームセンターや薬局も好調。発表済みの第3四半期決算は、売上で前年同期比9%増、営業利益で同33%増で着地。通期では営業利益で前期比15%増を見込む。来期もスーパー事業の積極出店などにより、増益基調は続く見通し。足元の高い成長に対し、PER10倍、PBR1倍割れの現水準には割安感が強い。株価は1月下旬に回復した13週移動平均線をサポートラインに、緩やかながら下値切り上げの動き。値ごろ感の強い現水準からの見直し買いで、1370円の昨年来高値更新を視野に入れた上昇が見込まれる
● 学究社 (9769)
年5.5%の高利回りと好業績を評価した買いを誘いやすく、昨年来高値(837円、11年2月7日)を目指す動きが期待できそう。
12年3月期予想の連結経常利益は前期比9.4%増の6億7000万円。海外子会社は伸び悩むが、「国内は新規開校効果が発現する」(池田清一取締役)という。「都立中高一貫対策コース」の合格実績で好成績を上げたことで、生徒募集の環境は良好。13年3月期も好調な流れが続く見通し。
一方、2月29日に「新宿セミナー、新宿美術学院の営業譲り受けの延期」(東京都および東京都私立学校審議会において各種学校廃止申請手続きの完了までに時間を要すため)を発表したが、13年3月期には契約締結が実現する運びで、業績に上乗せされる見通し。新規開校数は今期並みの17程度を計画している。
テクニカル面では、25日移動平均線が下値をサポート。3月27日の権利付き最終日に向けて、配当利回りに着目した買いを誘いやすく、710-720円の戻り売りを消化後は、昨年来高値(837円、11年2月7日)を目指す動きが期待できそう
● 大林組(4676)
360円台は狙い、さらに下げたらもっと狙いとなりそう。株価は今後400円突破から420円も狙えそう。スカイツリーを作っている会社。技術力があり、今後復興特需なども期待される建設株では、同社もしっかりした相場となりそう。まだまだ狙われる建設株、不動産株は多く発生しそうだが、大林組は堂々たる浮上が期待される
3月1日(木)
● エルナー (6972)
11年12月期の連結営業利益は震災、円高、ユーロ危機、タイの洪水などのマイナス要因をはねのけ、従来予想の10億7000万円に対して12億6000万円(前期比4.6倍)を達成、12年12月期は14億3000万円(前期比13.4%増)の見通し。
前期末には株主資本の利益剰余金がマイナスからプラスに転換し、累積損失が一掃され、いずれ普通株式の復配期待も出てきそう。
前期の増益の要因は、コンデンサー事業ではグローバルな受注獲得に取り組み、とくに欧州車載関連の売上が拡大したことや工場の生産性向上が寄与したこと、さらに、プリント回路事業では高付加価値品の拡販や、生産性改善、コスト削減が進んだこと。
今期は「引き続き回復基調にある自動車関連を中心に拡販を図るとともに、海外部品需要の増加に対応し、海外生産工場の生産能力拡大および生産性向上やコスト競争力の強化に取り組む」(前期決算短信)。
今後、ハイブリッドカー、電気自動車、スマートメーター向け需要拡大にも期待。JAXA(宇宙航空研究開発機構)の小惑星探査機「はやぶさ」に搭載された小型移動ロボット「ミネルバ」に同社の電気二重層コンデンサーが採用されるなど、技術力の高さも魅力だ。
株価は2月13日に好決算期待から115円戻り高値を付けたあと、調整していたが、25日移動平均線水準まで押してから反転、再度、上値追い態勢に入ってきた
● ユニー(8270)
愛知県を地盤とした総合スーパーで、「アピタ」「ピアゴ」を展開。傘下に婦人服専門店、コンビニ、カード会社も持つ。2月16日にはサークルKサンクスを公開買い付けにより完全子会社化することを発表、グループとしての強みを生かす経営戦略への動きが注目。前2月期は主力のスーパー事業で不採算店が減少した効果や、コンビニ事業などの好調により、営業利益で前期比20%増を見込んでいる。来期も積極的な改装や増床などにより業績を伸ばす見通し。中期的には中国事業強化の動きも評価できる。株価はサークルKサンクス完全子会社化に向けた発表を受けて急伸、800円の大台前後での横ばいが続く。時価はPBR0.66倍台と割安感の強い水準にとどまっている。コンビニ事業の強化など業績面での好材料を織り込んで続伸、一昨年からのレンジの上限を抜けて900円の大台乗せに向かう展開が見込まれる
● HIOKI (6866)
25日・75日移動平均線のゴールデンクロスが接近するなど、下値は限られそう。
同社は、電気計測器メーカーで、太陽光発電、燃料電池、電気自動車の開発など、地球の未来を支える先端産業に活用されている。
12年12月期予想の連結経常利益は前期比28.7%増の25億円。主力の電子計測器を軸に自動試験装置や記録装置も好調に推移する見通し。「節電で省エネ用途が着実に増え、電子機器向けの回復も見込んでいる」(総務課)という。節電関連では、電気の使用状況を常時監視する装置、電子機器向け分野ではスマートフォンの普及が追い風となって検査装置などへの需要が高まる見通し。
中期的には、太陽光発電や電気自動車の普及が追い風となり、環境・新エネルギー分野での伸びしろは大きく、成長を先取りした買いが継続する公算が大きい
● 三井不動産(8801)
国際ブランド株が暴騰。日産が200円高、トヨタ1000円高、パナソニックも地獄の620円から770円と大きく上がり、ここでは知名度、実力があり、外国人が評価する株が次々に上げている。不動産株はさらに上がりそう。住友不動産、地所でも良いが、三井不動産は2000円狙