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今日の相場

 

 27日の東京株式市場で日経平均株価は小幅続落。終値は前日の終値と比べ8円25銭(0.09%)安い8841円22銭だった。国際商品価格の上昇を背景に総合商社など資源関連株が買われた。出遅れ感のあった食料品や医薬品など景気動向に左右されにくいディフェンシブ銘柄も買われ、相場全体を下支えした。朝方の売買一巡後は膠着感を強めた。後場入り後、円相場が急上昇すると、日経平均先物が売られ、先物との裁定取引に絡んだ現物株売りが主力株に波及する場面もあった。自動車や電機など輸出関連株は総じて軟調だった。

 26日発表の昨年12月の米一戸建て住宅販売件数が市場予想に反して前月比で減少する一方、同月の米耐久財受注額は3カ月連続で増加した。「米経済指標の中身は強弱まちまち。売り買いともに材料になりにくかった」(ちばぎんアセットマネジメントの奥村義弘調査部長)との声も聞かれた。日本時間今夜に10〜12月期米国内総生産(GDP)の発表を控え、大引けにかけて様子見空気が強まった。

 東証1部の値下がり銘柄数は、全体の5割強にあたる881だった。値上がりは639、変わらずは149だった。

 東証株価指数(TOPIX)は続落。業種別TOPIX(33業種)の値下がり率上位には「証券商品先物」「鉄鋼」「海運業」が並んだ。

 東証1部の売買代金は概算で1兆1213億円、売買高は同19億3788万株だった。売買代金は3営業日連続で1兆円を超えた。

 前日に2012年3月期業績見通しを下方修正したNECが大幅安。きょうの取引時間中に業績予想の下方修正を発表した新日鉄が売られ、JFE、住金も下落。トヨタ、東芝、パナソニック、野村、三菱、商船三井が下げた。半面、コマツ、三菱商、国際石開帝石、住友鉱が買われ、グリー、キリンHD、ダイハツ、KDDIが上げた。

 東証2部株価指数は小幅続伸。デリカフーズは制限値幅の上限(ストップ高水準)で取引を終えた。三井住建道、日建工学が上げ、明星電が下げた。